良くある買い物風景

 先日暖房代わりの炊事について書きましたが、昨日はたまたまですが鶏の水炊きになりました。


 先週末の土曜日は雨だったのですが、義父ちゃんが小屋に行きたいというので妻が送り迎え、僕は一日家出ゴロゴロ(笑)。

 翌日の日曜日は打って変わって朝から快晴、兼ねてより友達に誘われていた林道探検に行き、帰ってきたのは暗くなったころだったので買い物は無し。

 そして月曜日は、普通に仕事に行ったあと急きょ温泉ホテルに1泊で買い物なし、火曜日は車を洗ったりタイヤ交換したりしいて、またまた買い物に行く気力が無くなり・・・そんなわけで食材が卵くらいしかありません。

 そうなると、仕事帰りに買ってくるしかなくなりますが、休日と違い余り特売のものが無いので、本当に極力無駄なものを買わない努力が求められます。


 そうそう、その日は朝にお米を研いで炊飯器に入れておいたらしいのですが、水を入れた内窯の水を、朝から構って攻撃してくるロシアンブルーの兄ネコがゴクゴク(正確にはペチャペチャかな)飲んでいたせいで水を変えたそうですが、そんな手間もあってか炊飯の予約スイッチを押した記憶がないということでした(笑)。

 そうなると、お米を早炊きしてる時間を調理時間に回せるので、慌てず献立を考えながら物色します。

 その時僕が、どんな考え方で料理が決めるかというのを、一例として書いてみます。


 まず店内を野菜→魚→お肉の順(これはそのお店の動線です)でグルっと見て回り、お買い得な商品をチェックします。

 一周目は主に、お値引きシールが貼られているものを中心に見て回るりますが、候補として挙がったのが、白菜、カジカの卵(要加熱)、焼き肉用のお肉(味付けカルビと野菜が入った牛バラ肉)です。

 ここで妻と一度目の相談


『えーっと、お肉が安くなってるけど、今日は焼肉で良い?』

『うーん、なんか焼肉って感じじゃ無いんだよね』

『そう・・・それじゃカジカの卵とか煮たら食べる?』

『お兄さんが食べたいなら良いよ』

(要は妻は乗り気じゃない)


 ここで次は、シールは貼られて無いけど安売り価格のもので提案します。


『それじゃ白菜と鶏モモ肉(海外産)が安いから、水炊きにでもする?』

『お!そしたら卵あるからご飯入れて雑炊にも出来るし、うどんもあるから色々食べれる』

『それじゃ水炊きで決定!確か野菜を分けに行った友達から貰った玉ねぎと、畑で採れたニンジンはあったよね?』

『うーん、確かあったはず(笑)それと大根も』

『それじゃ白菜と肉とエノキと大根、それと見切り品棚にある水菜だけ買えば材料はそろうね』

『長ネギもあるけど、そろそろ使わないとダメになりそう』

『じゃ、その長ネギも入れよう』


 作るのはアレすでが、食べることに関しては僕より妻の方が、アレンジの想像力は遥に上です。


 これで2日は食べれるものが確保できました。えっ?水炊きの作る量ですか?鶏モモ肉が3つ、白菜大きい奴の1/4、玉ねぎ2個、ニンジン1本分で、通常なら5人家族でも食べきれない量です。

 これをいつもなら土鍋で作るのですが、調理時間を考えて今日はウチで一番大きいアルマイトの両手鍋で作ろうと思ってました。

 それと魚コーナーが生ホッケが安かったのですが、最初に見たパックが頭も内臓もまるごとそのままのホッケが2匹入って200円でしたが、頭や内臓を出したり2枚におろしたりする時間が勿体ないなぁと思ってたら、なんと2枚におろされた状態のものがあったので、2匹分(2枚おろしなので切り身で4枚)を1パック買いました。

 なぜ水炊きするのにホッケを買おうと思ったかというと、水炊きには生姜のおろし汁が必要です(我が家では)が、使いきりサイズ(1カケ)の生姜でも水炊きに全量は使わないですし、半分保存しておいても生姜はそんなに日持ちしないので、出来れば1カケ使い切ってしまいたいからです。

 魚の煮つけには臭み取りとして生姜は必要ですし、やはりチューブの生姜と比べると全然香りが違いますからね。


 先に水炊きの用意をしてあとは煮込むだけにしたら、ホッケの煮つけに取り掛かります。

 ホッケを入れたら中火にして、あとはアレクサ君に15分タイマーをセットして、さらに自分用のキャベツを1/4玉分(大きいキャベツなのでサラダ2回分です)千切りにしたところで飯が炊けたので、晩ご飯の開始です。ホッケの煮つけは翌日朝か晩のおかずになります。

 本当は水炊きに畑で採れた大根も入れようと思ってたのですが、大根を切ってると時間的にご飯の炊きあがりに間に合いそうも無かったので今回は無しにしましたが、妻が冷蔵庫から取り出して使ってない大根を見て


『あれ?大根使わなかったんだ?』

『うん、ちょっと時間がね(汗)』

『そうだ、卵もたくさんあるし、明日にでもおでん作るかな』

『おでんはお姉さんの担当だから任せるよ』

『明日帰ったらゆで卵たくさん作るよ』


 この日は筋トレ日では無かったため、帰宅後炊事にさける時間がたっぷりあったので、こんな感じの炊事でした。

 でもここで作り置き分のおかずを作っておくことで、翌日の筋トレ日はキャベツも刻んでありますし、ささ身を手で千切ったらサラダも完成するので、最短で晩ご飯を食べ終えることで出来、筋トレ日以外にある程度作っておくのが僕的には楽なんですよね。

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