どこまで我慢できるか?

 北海道に住んでいることはプロフィールにも書いていますし、別に住んでいる自治体名も隠す理由も無いので晒しますが、札幌市というところに住んでいます。


 県庁所在地(厳密には道庁ですが)であり、北海道では唯一の政令指定都市です。

 そうですねぇ、気温や降雪量的には北海道の平均的なところになるんだと思いますが、そうは言ってももう10月下旬、最低気温が10℃を下回る日もチラホラ、僕の家はマンションの上の方(決してタワーマンションではありません)ですから、普通の一戸建てなんかと比べると、上下に部屋もありますし暖かい方だとは思いますが、朝晩ネコズが僕の膝の上の争奪戦を繰り広げるようになり、そういう意味でも冬の訪れが近づいているのを感じます(笑)。


 でも、寒い地域ならではと言いますか、道民の方なら分かってもらえると思うのですが


   ス ト ー ブ を い つ か ら 使 う か 問 題


 は、避けて通れないと思います。


 暑いのと違い、寒ければ保温性の高いものを着れば凌げるわけですが、そうは言っても限度はあります。

 そんなとき、実は炊事で火を使うことで部屋を暖めて、さらに料理から水分が蒸発することで乾燥気味な部屋の湿度を提供することも出来る、一石二鳥の方法だと僕は思っています。

 これがレンジでチンだと、発熱量および水蒸気量がガスを使った煮炊きより圧倒的に少なく、暖房代わりとしては役不足。

 一番手っ取り早く熱と水分を稼ぐのに良いのは、【ザ・味噌汁】です!

 夫婦2人暮らしだと、ともすればイスタント味噌汁の方が手間も掛からず、最近流行のアッと言う間にお湯が沸くIHのケトルを使えば、2分程度で熱々の味噌汁が出来る訳ですが、ここは敢えて鍋でお湯を沸かすところからやるのが良いんです。


 味噌汁の場合、根菜類を水から茹でようが、沸騰したところで入れる具材であろうが、必ず1度は沸点まで持って行くわけなので、ある程度の熱を部屋に供給することが出来ますが、換気扇を回してしまうと部屋の中の気圧が下がり、各部屋の換気装置から外気を引き込むことになり、場合によってはかえって部屋の温度が下がりかねないので注意が必要です。


 そんなわけで、ウチの場合は10月は極力ストーブを使わず、11月に入るとどこまで引っ張れるか半分意地になりながら我慢を重ねる日々となります。

 そしてもう一つ我慢をしなければならないこと(人?)が・・・それは家に帰ってから料理を始め、出来上がりの時間まで妻が我慢しきれるかということです(笑)。

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