いくら好きとは言っても

 前に僕は無類のとうきび好きと書いたことがありますが、もしとうきびがたくさんあったら、どのくらい食べると思いますか?


 今年の体育の日をもって、今年のとうきびは終了しました。

 全ての実を取りつくし、最後は妻が自らエンジン草刈り機で切り倒してきたそうです。

 そんな3連休は、まさに最後のとうきびラッシュ!(笑)


 3連休だけで、ウチで茹でたとうきびの数は、ざっと30本以上になります。とはいえ、シーズンの終わり物はほとんどが3番節(要は上から3番目に出来る実)なので、粒が小さかったり全体も小ぶりだったりしますが。

 あ、言っときますけど、ウチで茹でるのはウチで食べる分で、他所様に譲る分は生のまま持って行きます。

 いくらウチの冷蔵庫が大きめととはいえ、一度に10本とか茹でると冷蔵庫の中はかなり黄色っぽくなります。


 日曜日、妻が朝食を食べたあと両親を連れ小屋に行ってる間、僕も一緒に朝ごはんを食べたのですが、お昼前に小腹が空いて1本、お昼を作るのが面倒になって、それならお昼はとうきびにしてしまおうと3本、夕方妻の帰りを待って夕食作ろうかと思ってましたが結構帰りが遅くなり、なんなら弁当(もちろんシール付き)買って帰ろうか?となり、帰ってくるまで小腹が空いて、つい3本・・・買ってきた弁当は食べたものの、22時くらいにもう1本、24時間中に合計8本のとうきびが僕のお腹に納まったことになります(汗)。


 毎年のことではありますが、その食べっぷりだけは妻も呆れると言うか、もはや感心の域に達してるようで


『あれ?とうきび凄く少なくなってるけど、もしかして全部食べたの?』

『うん、そうだよ』

『飽きないの?』

『うん、全然!だから今日採ってきたのも茹でといて良いよ』

『あの〇〇おばちゃん(無類のとうきび好きだった人)も凄かったけど、お兄さんには敵わないね』

『せっかく義父ちゃんが精魂込めて作ったとうきびだから、美味しく頂かないとね』

『明日、父ちゃんにあったらお兄さんが今年も美味しいと言ってたって伝えとくね』

『うん、来年も期待してるから、まだ引退しないでくれって言っておいて(笑)』

『わかった(笑)』

『でも・・・これがとうきびだけじゃなく、スイカも好きだったら、父ちゃんもっと喜ぶのにね』

『うーん、スイカはこんな勢いで食べれないなぁ。まぁスイカは実の息子に任せてるから(笑)』


 やっぱり1日でとうきび8本食べるのは変ですかねぇ?(笑)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る