同じ魚卵なのに
今日はご飯が無いから急いで炊くか、何か買って帰るかということで、まだ少し野菜も残ってることから、またパスタにしようと言うことになり、それならお肉成分が無いから、ベーコンなり挽肉なり何か肉を買おうと寄った、帰り道のスーパー。
そういえば玉ねぎも無かったと、入り口にばら売りされてた玉ねぎ1個をカゴに入れお肉売り場へ。
ベーコンが少し安かったからコレで良いかと買い物終了・・・のはずがなく、野菜売り場で大葉がいつもの半値で売られてるのを見た妻は、魚売り場に一直線(笑)。
しっかりと値引きシールがついたサーモンをゲットし、満面の笑顔である。
となると、今日の献立は急きょパスタから刺身に変更になり、同じく値引きシールがついたフクラギの切り身を買いました。
さぁ、もう買い物は十分だ!余計なものを買わずにさっさと帰ろう!とした視界に、助子に半額シールがっ(笑)。
大きいパックにビッシリはいって、500円の半額・・・買いました(汗)
今の時期の助子は冬のものと違い、卵の房というか塊が小さくて、それが何個も入っているんです。味付けタラコみたいな大きさと言えば分かるでしょうか?
冬の助子はパックいっぱいに大きな卵が1つ、デン!と入っている感じで、調理方法としては、卵を包んでいる皮を取りつきコンニャクと一緒に和え煮にするんですが、小ぶりの助子はそのままに漬けます。
味付けはつきコンニャクの和え煮とほとんど同じで、水100mlに対し醤油大1.5・砂糖とみりんと日本酒(料理酒)はそれぞれ大2、あとは生姜ですが今回は生姜を買い忘れたのでチュープのおろし生姜を使い、だいたい5cmくらいかな。
調味料全部入れて沸騰したら、軽く水洗いした助子をドバっといれて、落し蓋代わりにキッチンペーパーを被せ、弱火にしてグツグツにて煮汁が煮詰まってきたら完成です。
パっと見は焼きタラコのような感じになりますが、あくまでも助子です。
妻はイクラ・数の子・とびっこ・タラコに明太子、特に助子のつきコンニャクの和え煮は大好きで、魚卵全般好きだと思っていたのですが、なぜがこの助子の煮つけだけは食べないんです。味は殆ど変わらないんですけどね。
たぶん、見た目が若干グロいからなのかと思っているのですが、それなら崩して食べれば良いんだけのこと。
今回も美味しく出来たので、絶対炊きたてご飯い合うからと勧めてみました。
仕方なく箸で少しだけ持って食べてみますが、顔はイヤイヤです(笑)。
『どう?』
『あれ?美味しい!』
『そうでしょ?ご飯すすむ味でしょ?』
『つきコンと和えたのと同じ味だ』
『そりゃ同じ材料しか使ってないから、でも煮詰める分ちょっとしょっぱいから、ご飯と一緒に食べると良いよ』
『こんなことなら、もっと前から食べとけばよかった』
『いや、匂いで分かるでしょ』
『うーん、なんか子供のころから食べてたものじゃないから、何となく苦手意識があったんだよね』
『うーん、それって見た目?』
『そうかも知れないけど・・・良く分からない(笑)』
こうしてめでたく、助子の煮つけが食べれるようになった妻でした。
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