ロシアンシシトウ

 ネコズの兄のロシアンブルーのことではなく、シシトウに紛れてる超辛い奴のことです。

 

 ピーマンに続いてシシトウ祭りもほぼ終わり、昨日も無限ピーマンと同じようなレシピで無限シシトウを作りました。

 スパムで作ると思いっきりピーマンと被るので、今回はブナシメジと筋トレサラダ用のささ身を使い、ちょっとだけ食感を変えてみました。

 まぁ祭りというだけあって、シシトウも40本以上ありましたが、ピーマンと違って下準備が楽なんですよね。

 洗ってヘタの部分を手で取ったらすぐに使えるので、種を取ったり切ったりしない分凄く楽なんです。


 シシトウと言えば、見た目唐辛子に似ているけど辛味が無いものとして認識されていると思いますが、中にはあるんですよ、超辛い奴が(汗)。

 ウチの場合、確率で言うと20本に1本くらいだと思いますが、これは今年だけとかではなく、ずっと昔から混在しています。

 なぜ、この超辛いシシトウが混じってできるのかと考えたのですが、昔は青南蛮(辛い奴ね)も同じ畑で作ってたので、交配しちゃって辛くなるのかと思っていたのですが、青南蛮を作らなくても辛いのは出来るので調べたことがありました。


 どうやらストレス(水不足や栄養不足)が掛かると、辛み成分のカプサイシンが増えるようで、毎日のように畑に行って手を掛けているわけでは無いので仕方が無いかなと。あまりに辛いのが増えたら考えますが、確率的に言えば”当たり”があるのも少しだけ楽しい気もしますしね(笑)。

 ただ、この当たりシシトウ、調理した時の匂いや見た目じゃ全然分からない(一説には先が尖ってるのは辛いという説がありますが、体験上そうとは限りません)ので、基本的に普通のシシトウと思って口に運びますが、一口かじったら速攻で分かります(汗)。

 しかも、この辛味が口の中から中々消えないのも侮れない理由のひとつ、水や味噌汁くらいでは鎮火できず、たまたま南瓜の煮つけがあるとか、カレーのときの福神漬けとか、ともかく甘い方向の食材でなければ相殺出来ません・・・。


 こんなロシアンルーレット的な食材でも、やはり買うとなると結構お高い(自作するコスパに比べてね)ので、やはり毎年欠かさず作る野菜なのです。

 作ってる(調理してる)人もどれが当たりか分からない、究極のロシアンルーレットです(笑)。

 

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