そろそろ終わりの無限ピーマン

 ぶっちゃけ季節ものなので今年はそろそろ終了ですが、今年は何度無限ピーマンを作ったことか。

 ピーマンの相棒には、ツナ缶、ベーコン、ボロニアソーセージ、ウインナーソーセージ、ささ身のほぐしたやつ(僕のダイエット用サラダのネタ)、ストレートにピーマンのみとか、もう体臭がピーマン臭くなってるんじゃないかというほど(笑)。


 畑の方はほぼピーマンの収穫を終え、基本的には在庫の処分が終わると、このピーマン地獄も終わります。

 

『またピーマン・・・』


 そういう妻のピーマン飽きた宣言を何とかかわそうと、色々具を変えて対応してきましたが、昨日はツナもベーコンもウインナーも無くて、さてどうしたものかと・・・

 ささ身は筋トレ用に買ってあったのですが、昨日茹でるつもりだったので、茹で上がるまで時間が掛かるし・・・と、シンクの収納の一番端にある縦長の引き出しを開けると、普段あまり見ない感じの缶が。

 お!スパム買ってたのが残ってたのか!

 そんなわけで、恐らく今年はこれを入れて2回で終了予定の無限ピーマンスパムバージョンです。


 スパムバージョンです!って言うほど作り方が違う訳でも無いんですが、スパムってランチョンミート(ソーセージ)なので、ソーセージの仲間でありながら、他のソーセージ類と違って、ものすごく柔らかいんです。

 普通なら先にソーセージを炒めて、火が通ったあたりでピーマンを入れ、ピーマンの食感を残しながら炒めるのですが、このやり方だと優しくしてもスパムがツナの様に潰れると言うか千切れてしまいます。

 ですから、まずスパムだけをフライパンでこんがり焼き目が付くまで先に炒め、容器に避けておきます。

 あとはピーマンをザザーとフライパンに入れ軽く炒めたところでスパムを合体し、丸鶏ガラスープ(粉末)、塩コショウ、火を止めてからゴマ油、醤油を掛け完成です。


 ところでピーマンを入れるとき、僕は上で”ザザー”と入れるときの擬音を表現しましたが、どのくらいの量を入れてるか想像付くでしょうか?

 昨日きちんと数えてみると、大小混在ですが40個以上のピーマンを使ってました(笑)。

 毎回妻に言ってたんですが


『これでピーマンは40個以上入ってると思うよ』

『いやいや、そんなに入ってないでしょ?』

『そうかなぁ?』

『一度半分に切ってから種を取るから、凄くある様に感じるんだよ』


 そんなやりとりに終止符を打つべく、今回は使用するピーマンの数をちゃんと数えてみました。総数47個(笑)。

 えっと、ウチは夫婦2人暮らしです。普通は一度にこんなにピーマンを調理しませんよね?もちろん買ったらそれなりの金額するでしょうし、まぁ普通売られてるピーマンが一袋5個入りと仮定して、約9袋も買い物カゴに入ってるの見たら、この人何を作るつもりだろうと怪しまれるのがオチですしね。


 ピーマンも最初はパリッとしてて嵩がありますが、火を通すことでややしんなりして嵩が減ります。それでも飽きれる量ではあります。

 この日はカレーにキャベツを使ってしまってたので、野菜サラダの代わりにこの無限ピーマンスパムを食べようと思い、サラダを食べる勢いで食べてると、意外と食べれちゃうんですよコレ。

 妻も前回の無限ピーマンガーリックバターバージョンを超えたと喜んで食べてたので、みるみる減ってきますが・・・まぁ野菜ですし、食べ過ぎても問題ないでしょう。

 ちなみに、2食分で無くなりそうな感じです(笑)。

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