2年ぶりのご馳走
今年もサンマが不漁なようで、サンマの値段が気にかかる今日この頃です。
例年だったらこのあたりの季節から、生サンマ1尾100前後で売られ始めるのですが、今年はまだまだ買えそうにありません・・・
妻が魚介類で好きなものは
1.ノルウェー産サーモン
2.生ホタテ
3.いくら醤油漬け
と、まぁ女性らしい王道ではあると思います。回転ずしに行っても、ほぼこの3品でルーティンですね。僕は安上がりで、ひかりものが好きなので、〆サバ、イワシ、サンマあたりをルーティンです(笑)。いやでも、サンマのお寿司が食べれるのは北海道ならではかもしれない、贅沢なものだと思っています。
北海道で魚と言えば、やっぱり鮭を思い浮かべる人が多いと思います。逆に鯵とかあまり食べないですからね。
その鮭、去年はあまり獲れなくて、というよりメスが少なかったのか、毎年作っていたイクラ醤油漬けの材料である生筋子が高すぎて、毎年1回大量に買ってきて自宅で作っていた連続記録が途絶えました。
僕の主義としては、北海道ならではの旬のものは多少高くても年に1度は食べよう!と掲げていたのですが、それを以てしても高すぎでした(汗)。
そんな昨日、例年よりは高いものの去年よりは少し安くなった生筋子を見つけ、僕の独断で購入することにしました。2腹500g以上入って、お値段2000円ちょっと。
いや、安く無いですよ、でも去年に比べたらまだ全然マシな方。去年は諦めたけど、それまで毎年続けていたわけですし、高い高いと言っても観光地でいくら丼食べるよりは、はるかに安く済みます。
ホカホカご飯の上に大葉を何枚が敷いて、その上にご飯が見えなくなるくらい、いくらの醤油漬けを掛けた図が頭から離れず、今年は思い切って買おう!と、一応妻に相談。
『私は良いけど、作るのお兄さんだから(笑)』
『いや、今年こそは作る、今日家に帰ったら速攻で作る!』
『それならお願いします』
『じゃあとで畑行ったら、新鮮な大葉大量にお願いします』
『おっけー!』
帰宅後、買い物を冷蔵庫にしまいこんだ妻は、小屋に放置してきた両親を迎えに車で出て行きました。
さぁ調理開始です!
いや、行を開けるほど強い決意をしなくても、さほど難しく無いんですがね(笑)。難しく無いんですよ、味付けは、ね。
いくらの醤油漬けを生筋子から作るのに一番大変なのは、いくらをばらすことです。そう一粒一粒割らないように丁寧に。時間と根気が要求されるわけです。
まぁ作り方はレシピサイトにいくらでもあるのですが、僕はごく一般的な味付けです。お醤油2:日本酒1:みりん1、これだけ(笑)。
日本酒を入れることで日持ちが全然変わるそうですが、だいたい作っても日持ちを気にする前に全部売れます。
まずはキッチンに、食卓で使っている椅子を持ってきます。これはバラしてる最中に立ったままだと腰が痛くなるからです。
ボウルに40℃程度のぬるま湯を入れ、塩を大匙1~2程度入れ、生筋子を入れたらキックオフです。
丁寧に外側の皮と、いくら一粒一粒に繋がっている筋を、卵を割らないように柔しく取っていきます。
ぬるま湯に入れることで、いくらの表面は白っぽくなりますが、味付けすると色が戻るので心配しなくても大丈夫です。
約30分後、2腹分の生筋子をすべてばらしタッパーに入れ、あとは上の調味料を掛けて1~2晩冷蔵庫で寝かせれば完成です。
2年ぶりに作りましたが、値段を考えるとかなりお得なボリュームとなります。今回の量でいくら丼大盛り5~6杯は食べれますから。
そういえば去年、生筋子の代わりにお安いカジカの卵で醤油漬けつくったなぁ~(遠い目)。でも食感と良い香りと言い、やっぱりイクラの方が美味しいと思っていたので、食べるのが早くも楽しみです。
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