　今年の畑を始める前、妻が何か作って欲しいもの無いか聞いてきました。

『そうだなぁ、ブロッコリーはどう？よく食べるし』

『そうだね、それじゃ今年はオクラとブロッコリーも作ってみる！』

　苗を買い上手く実も付いたようですが

『あれ？もしかしてこのブロッコリー、畑で採れたやつ？』

『そう、ちょっと虫付いたけど、植えたやつだよ』

『やっぱり、色も良いし美味しく感じる。来年もっと作ってみたら？』

『それがね・・・』

『ん？なんかあったの？』

『ブロッコリーは苗で植えるんだけどね、ひと苗でブロッコリーが１つしか取れないの』

『ほう』

『そして苗の金額だと、スーパーでコレの３倍は買える(笑)』

『赤字じゃん(笑)』

『そうなの、だからもうブロッコリーは作らない予定』

　そうなんです、種から育てれればコスパ的に良い感じになるかも知れませんが、畑素人は種から育てるのが難しいので、確実に育成できるよう苗を買って育てるのですが、それだとコスパがね。

　もちろん無農薬で安心は安心な野菜であることは間違いないのですが、流石に家計にとっては余り嬉しくない状態になります。

　コスパを追及すると、今度は収穫物に追われるわけですが、その方がありがたい訳で、余りたくさん採れるからと愚痴ってはいけないかも知れませんね(笑)。

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