モロッコ
はい、国の名前じゃなくてお豆のことです。
知ってますか?モロッコ豆というものを。正式にはモロッコインゲンというらしです。というか、さっきwikiで調べてみました(笑)
最初から義父ちゃんから、モロッコ豆として教えられたので、このエッセイではモロッコ豆で通します。
豆類って、お豆が一斉に出来るんですよ、サヤエンドウも枝豆も。
もちろんモロッコ豆も例外じゃありません。ただ問題は、モロッコ豆は豆(正確には鞘かな?)が大きいことです。
どんなものか知らない人は、google先生で画像検索してみてもらうとして、ちょっと違いはありますが、ササゲ(豆)と同じような感じで、もっと太くしたようなお豆です。豆を食べるというより、鞘を食べるという方があってるのかな?
今年は野菜の生り方が例年と少しだけ違って、スイカは実(花)が付くのが遅くて、豆があっという間に育つ感じで、既にモロッコ豆も収穫の時期に入りました。
そうですねぇ、スケール的にいうと実も弦の高さもサヤエンドウの4倍くらいな感じですから、今までバスケットいっぱいにサヤエンドウが採れたてから、バスケット4つ分くらいな勢いでモロッコ豆が採れるわけです・・・
さて、旦那が炊事担当のエッセイですから、このモロッコ豆の処理方法(処理って言うな(笑))でも。
ま、レシピサイトでも基本的には茹でて使うものが殆どなはずで、生のモロッコ豆の鞘は肉厚で固いため、そのまま食べるという選択肢はほぼ無いと思われます。
これが煮たりすると、吸水性が良く味も滲みやすいうえ、意外と縮むんですよ奥さん!
ウチではカマボコと一緒に砂糖と醤油で煮る、煮しめ的なものにするのが定番です。
もうね、調理の基本とか全然関係なく、まずは大きな鍋(ウチでは直径30cmのアルマイトの鍋)に洗って筋を取ったモロッコ豆をドサッと入れます。
ヒタヒタくらいの水を入れ、火を点け沸かします。
煮たって来たら出汁(粉末だし)・砂糖・醤油を入れ、1cmほどの細さに切ったカマボコを、これまたドサッと入れてあとは味が染みるまで煮るだけ、と言っても10分もあれば十分煮えるので簡単に作れます。
彩り的にニンジンや蒟蒻など入れても良いのですが、ニンジンはまだ出来ないし、蒟蒻を買ってくるほどでもないので、いつもモロッコ豆とカマボコのみで作ってます。
なんらなカマボコも無しで、モロッコ豆オンリーでも良いのですが、そうすると妻が文句を言うので、ウチではカマボコ必須ですね(笑)。
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