ウチのグルメたち
僕のペンネームを見れば、猫好きなのは分かると思いますが、実際2匹の猫と暮らしています。
実は妻よりも、このネコズの食事の方が手が掛かったりしてます。いえ、猫のご飯まで手作りなんてしてませんが、兄ネコのロシアンブルーは、若いころ尿路結石になってからずっと、療養食を言うのを食べることになりました。
そして弟ネコのアビシニアンのクォーター(要はMIX)は、それまで排泄(大きい方)も毎日あったのですが、4歳辺りから便秘というか大きい方を溜め込むというか、もうほんとギリギリまで自分でトイレに行かなくなってしまいました。
当然病気を疑って病院で色々見てもらった結果、特に病気は見つからず、なんなら背骨が1つ足りないことが分かったくらいで(よくあることらしい)、2日に1回という子もいますから、と言われて帰ってきました。
ただ、それまで毎日だったのが2日に1回で、かつ辛そうな感じ(溜まってるからね)なので、何とかならないか相談したら、う〇ちが柔らかくなる可溶性繊維が入ったご飯があることを聞き、そのご飯に切り替えることで多少は楽になったようです。
さて、猫の多頭飼いで一番困るのはエサの問題で、兄は下部尿路疾患用のフード、弟は可溶性繊維と2種類を出しも、狙ったようにお互いのフードの食べだす始末。
先生に相談したら、可溶性繊維のフードも下部尿路疾患の考慮がされてるものだから、可溶性繊維のフード1本に切り替えました。
でもね、猫って気まぐれで、いつものご飯を出しても、入れ物の前に正しい姿勢で座り、じっとこちらを見るんです。まるで
『毎日同じで飽きたんですけどぉ』
的に(笑)
そうなると子供のいない夫婦が溺愛しているおネコ様ですから、たまには猫まっしぐら的なおやつというか、フードもちょっとだけ織り交ぜたりしながら、何とかご飯を食べてもらおうと必死です。
それでも猫には猫の好き嫌いがあるらしく、兄ちゃんには人気だけど弟はザッザ(トイレのあとに砂を掛けるような動き)して、気に食わないアピールしたりと、なかなかのグルメっぷりなんです。
兄ネコは結構ご高齢になってきたので、水分が多めのウェットなものにしたいけど、単品じゃ食べないので別のものを混ぜたりと、まぁ僕より妻が色々アレンジしながら日々頑張っています。
ちなみに、短命で逝ってしまった初代ロシアンブルーは妻にべったり、現在の2匹は僕にべったりで、寝るとき、ソファーに座ってテレビ見てるとき、いつも僕の膝の上争奪戦になるほどで(この時期は暑くて辛い)、妻の嫉妬心が尋常じゃないですが、ことネコご飯のときの妻は、ハーメルンの笛吹のごとく、どんなに僕が呼んでも猛獣使いにしたがう従順なトラのように従わせ、僕はネコズに完全に無視されてます(笑)。
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