リノベーション
結婚して2年目に買った現在のマンション、入居はちょうど結婚式から3年目なので、現在築21年目になります。
その間に猫が一緒に暮らし始めたり、昨年の胆振中部地震など、床や壁はそれなりに傷も付いてるし、全体的に経年劣化が進んでいます。
僕たち夫婦も、ぼちぼち老後のことを考えたりし始め、そうなると今のマンションに住み続けるのか、それともある程度動けるうちに売却して、もう少し小さめのマンションを買うとか、都合の良い施設にはいるのかとか、先の話しとは言え本気で考え始めました。
色々考えた末、せっかく35年ローンを20年で完済したのに、また住宅ローンとか考えたくなかったので、このマンションに住み続けるという選択をしましたが、そうなると妻は見て見ないフリしてきた経年劣化の部分が、どうしても何とかしたくなったようで、いつやるかは別として一度業者に見積もりを出してもらおうということになりました。
当時は今も健在な2人の両親またはどちらかと将来同居も考えなくてはと、2人暮らしにしては無駄に広い4LDKを購入したわけですが、和室は室内物干し場、もう1室の洋室は完全にウォークインクローゼットと化していて、書斎は筋トレルームであとは寝室という感じで使ってます。
ある程度覚悟はしてましたが、和室の畳は経年劣化と猫どもの爪だしホイールスピンなどにより既にボロボロで、まずはここをリビングと一体化させフローリングも全部張替えというのが必須となります。まぁ、良くあるリフォームですね。
それに加え、シンク回りも見積もってもらうことになりました。
理由の1つは、ガスコンロが今どきのお掃除簡単ガラストップではなく、掃除担当の妻が前からコンロをガラストップにしたがってたことです。汚してるのは僕なので反論は出来ません。
そうなると、ガスコンロだけ代えれば良さそうですが、僕には僕の理由があってシンク全体を代える提案をしました。
理由は、高さが合わない!というものでした。
いや、シンクが高ければ、ホームセンターで木材でも買ってきて台とかDIYで作っても良いのですが、低いんですよ。
2人ともそれぞれ背が高い方で、妻が165cmで僕が180cm、シンクは平均的な高さというか規格もので、妻ですらちょい低め、なんなら僕の場合はかなり低いわけですよ。
新築でしたから入居時にある程度融通は利くというので、玄関の床面は石屋の弟に頼み、標準が大理石柄のビニールだったものから石(御影石)を張ってもらったり、クローゼットの向きを変えてもらったり、コンセントを追加したりと出来たのですが、お風呂のサイズとシンク(要は水回り)は変更できないとのことで、その部分は手つかずで完成したのですが、このシンクの高さってかなり重要だと言うことに、炊事担当になってから気づくわけです。
きっと茶碗洗いも同じでしょうが、ちょいと下処理に時間が掛かるような料理、例えば生のイクラを買ってきて醤油漬けにしようとすると、まずイクラを一粒づつばらすんですが、前かがみになりすぎてひと腹分のイクラをばらすのと引き換えに、腰を持ってかれます(笑)
せめて炊事は楽にしたいし、この先何年もすることになると予想されるので、やはりここだけは譲れません。
幸い妻も理解してくれてるようなので、シンク全体の変更も見積もってもらうことになりました。
あくまでも一般的にですが、台所は”奥さまの城”などと言われますが、うちの場合は僕の城となるわけで、どうしても譲れないポイントになります。
ついでに蛍光灯の明かりもいまいち暗く、料理の色味が見にくかったりしたので、LED照明への変更もねじ込みました(笑)
もちろん、拭き取りやすい壁への変更や、勝手に掃除してくれる換気扇など、妻への配慮は忘れてませんが、怖いのは見積もりがいくらになるのかということだったり。
予算的に和室かシンクのどちらかしかリフォーム出来なかったらどうしよう・・・
ま、最悪予算不足でどちらも出来ないというオチもあるわけなので、ビビりすぎても始まりませんがね。
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