得意と好きは違う

 この小説の概要(エッセイのつもりだけど、システム的にね)には


”別に料理が得意な旦那なんて珍しくないでしょ?”


って書いています。


 この辺のニュアンスなんですが、得意なだけで好きとか嫌いとかじゃないんですよ。

 どちらかというと、外食より家で食べた方が落ち着くし、安上がりだから家で食べたい、でも妻は料理が苦手なので得意な僕が作ることになったのですが、料理が好きだから担当になったわけじゃないんです。

 物は言いようで、料理がそれほど苦じゃないとも言えるわけですが、たまには料理をしておいたものを冷蔵庫から出し、レンチンや温め直しでパパっと食べるだけの方が楽に決まってるわけでして、まさに今日はそんな日になってます。

 昨日の流れで、妻は両親とお泊りなので、朝ごはんの準備は全部自分でやるしかない訳で、冷ご飯に牛丼の具を乗っけてレンチンしながら、同じく昨日作った味噌汁をガスで温め直し、その隙に猫たちにもご飯を出し、朝の情報番組を見ながらチャチャっと朝食を済ませる。


 夕食だって、牛丼がホッケの煮つけに変わるだけで、同じ作業を・・・


 あ・・・


 ここまで書いて、ご飯を研いでくることを忘れれたことに、今気づきました(笑)


 まぁ、ともかく、料理が好きな訳じゃ無く、いや嫌いでは無いし苦手でも無いんですが、必要に迫られて料理してる感じかな?

 どうせするなら、道具や材料に拘りたくなるのが男と言うものですから、その結果料理が好きなんだろうと思われることが良くあり、むしろ嫌いにならないために道具やらに拘って満足してるって感じです、わかりますかね?

 なんていうか、好きでも得意でもどっちでも良いような気がしますが、もしかしてネタが無くなってきたのでは?とお思いの方は、非常に鋭い感性をお持ちと言うこと言えるわけでして、その辺はお察しください(笑)




 さぁ夕食のおかずは確保しているけど、主食をどうするか?主食自体が麺や他のものに変わった場合、取りあえずホッケの煮つけで押し切るには無理がありそうな・・・

 麺はどうだっけ?確かパスタも稲庭うどんも、冷や麦もやそうめんもあったはずだ。


 ん?


 なんか九州の方で、そうめんと煮魚の組み合わせがあったような、無かったような?


(google先生に問い合わせ中)


 ほほう!鯛そうめんってのがあるみたいですね。

 ふむふむ、鯛を醤油、生姜、酒、みりんで煮るとある、いやこれ、ホッケの煮つけとほぼ同じじゃないかっ!

 しいたけやエビなどは無い・・・いや、しいたけはあるけど、戻すのに時間が掛かりすぎてお手軽じゃないので、最低錦糸卵くらいは作ろうかな。卵大量にあるしね。


 もしかすると、僕が帰宅する前に妻が帰宅してて、もしご飯が無いことに気づいたらお米くらいは炊いといてくれそうな気もしますが、そうではなかった場合は、”ホッケそうめん”なる北海道の新たなご当地料理が出来そうな予感です。

 いや、そこまで大袈裟じゃないですが・・・

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