今日はカレー作ろう

 週に1度の買い出しのとき、今週はどこかでカレーを作ろうと材料を買い込んでいたので、今日は帰ってからカレーを作ろうと思います。

 昔は牛肉を使い、初代圧力鍋で牛肉が柔らかくなるくらい煮たビーフカレーを良く作っていたのですが、歳をとっていくにつれ、この国民食と言われるカレーも好みが変わってきました。


 比較的新しい北海道(札幌だけなのかも?)の名物料理として、スープカレーというものがあります。

 ですが、僕たち夫婦はガチガチの昭和生まれ。

 カレーと言えばルーカレーなわけです。

(おしゃれに言うと、欧風カレーとでもいうのでしょうか?)


 ドロッとしたカレールーを、まさにカレーと呼んできたわけですから、インスタ映えするような野菜やらお肉を、サラサラのカレー色した(味もカレーですが)スープに浸されたものを見ても、これぞカレーとは思えない2人。

(別にスープカレーをディスってるわけではありませんよ)


 そんなわけで、カレーについては結婚する前から価値観が同じだったわけですが、年齢が上がるとともに食後に胸やけに襲われることが多くなってきました。

 その状況で実年齢を実感するのは悲しいものですが、基本的にカレーは大好きなので、なんとか胸やけのしないカレーが作れないものかと。


 最初は牛脂がもたれる原因だと思い、牛肉を豚挽肉に変えました。

 多少胸やけは抑えられ、かつどこを食べてもお肉一杯な状況が気に入った妻は絶賛してくれました。

(いまさら、みよしののカレーをパクったとはいえない・・・)


 それもで、挽肉にだって油はそれなりに入っているもの。

 やがて挽肉カレーでも胸焼けするように。


 これはお肉が問題だから、魚介にしよう!ということで、鯖缶やらエビやら、シーフードミックスを使ったシーフードカレーが定番となりました。

 しかし、脂分を失ったルーカレーをドロッとさせるには、大量のカレールーが必要となり、味は濃いしまた胸やけが・・・

 僕は多少ルーが緩くても、味がカレーなら良いかなと思ったのですが、妻のルーに対するとろみへの思いが思いのほか強くて、こんなの食べてたら血圧上がるなって思ったものです。


 そんなとき、通勤途中の車から見かけるカレー専門店の看板に


「水を一滴も使ってません!野菜だけです!」


 こんな感じの文字が書いてあって、それなら野菜を大量にみじん切りにしたら、野菜でとろみが付くのではないかと思ったのが、今の我が家のカレーのきっかけです。

 だけど、とろみが付くほどの野菜に量を刻むのは中々しんどいので、家電量販店のポイントでフードプロセッサーを買ってもらったわけです。

(ちなみに看板のカレー屋さんは、もう閉店しています)


 特にカレー作りには凝ったものがないですが、最期の仕上げにカレー粉を一匙入れると、香りがお店のカレー風になるので、いつも入れています。


 今日作る予定のシーフードカレーの具は、ムール貝とトップバリュのシーフードミックです。

 あ、あと、なぜかシーフードカレーには生姜が良く合うので、刻んででも下ろしてでも、どちらでも良いので生姜多めに入れてます。

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