調理道具

 特に料理に興味が無かった妻から、炊事をバトンタッチしたけど、調理道具は至って普通のものしかなかったのでした。

 そこで、少しづつではあるものの、買ってもらった調理道具を紹介します。


 妻はビーフシチューが好きなので、たびたび作っていましたが、問題はいかにお肉を柔らかくするか。

 長時間煮込めば良いのでしょうが、そこは共働きと言うこともあり、調理時間にはある程度制限があります。

 たまたま、ドン・キホーテに行ったときに、安売りしてた圧力なべがあったので、お願いして買ってもらったのが始まり。

 手羽元なんて、持ち上げるだけで骨がポロっと外れるほど柔らかくなるし、蒸し物なんかも短時間で出来るので重宝しています。

 最近ゴムパッキンがきたので、パッキンを替えるか悩んでいますが、この替えパッキンが意外と高く、新しい鍋を買った方が良いか悩んでいます。


 続いては、北海道の秋の味覚と言えば鮭。

 ちゃんちゃん焼きという、ホットプレート(本当は鉄板とか)の上に鮭の身と、タップリ野菜をのせ、特製味噌たれで焼く料理ですが、問題は鮭の切り身。

 切り身と言っても、季節なら半身で売られているものがほとんどで、これを自宅で切り分けて使う訳ですが、3枚おろしではなく2枚おろしが普通なので、1/2の確率で中骨が付いたものに当たります。

 まぁ、鮭の中骨の固いことと言ったら・・・普通の文化包丁では危険な場面もあったり。

 そこで、これもホームセンターでセール中だった小出刃を買ってもらいました。

 秋に畑で大量に収穫される南瓜を切るのにも役立っています。


 あとは、大型家電量販店のポイントで飼ってもらったフードプロセッサー。

 僕はカレーが好きなんですが、カレーって意外に簡単そうだけど、野菜の準備が大変なんですよ。

 あ、うちの場合、夫婦2人の量とは思えないくらい作るので、普通ならそんなに大変な料理ではないでしょうけど。

 カレーと言えば、ニンジン・じゃが芋・玉ねぎが主な野菜となりますが、妻はニンジンがあまり得意じゃないみたい。

 最初のうちは大きめ野菜のカレーを作っていましたが、そのうち


「じゃが芋も無くても良いし、ニンジンももっと小さく切って欲しい・・・」


と言い出す始末。


 そこで一度、じゃが芋抜きだけど、ニンジンを食べさせようと、ニンジンも玉ねぎと同じようにみじん切りにしてみたら、気にならなくなったみたい。

 でも、毎回カレーのときにニンジン2本分みじん切りはきついので、フードプロセッサーを買ってもらったわけです。

 買ってから分かったのですが、なんでこんな良いモノを早くから買わなかったのか!と思えるほど大活躍。

 じゃが芋が無い分、他の野菜をと考えていたので、セロリやキャベツも使うようになりましたが、フードプロセッサーがあれば何の手間にも感じません。

 北海道ではスープカレーがブームみたいですが、そこそこ歳の夫婦ですから、カレーと言えばやっぱりルーカレーとなり、そこは年齢があがるにつれて、カレーを食べたあとの胃もたれが・・・

 お肉のカレーはほとんど作らなくなり、もしお肉だとしても挽肉を使ったり、あとはもっぱらシーフードカレーばかりに。

 でも、フードプロセッサーで大量の野菜をみじん切りすることで、野菜から旨味も出るし程よいもつくため、市販の(と言っても業務用フレーク)カレールーをたくさん入れなくても良くなり、がありながらも胃もたれしないカレーを作ることに成功。


「これなら、朝カレーでもイケる!」


 と、妻にも喜んでもらえてます。

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