二虎競食 後編

 分部光嘉は自分の城に戻ると早速動き出した。

 長野家の豪族や家臣と共に長野城の長野具藤の元に参内する。

 織田徹底抗戦論を主張する主君・長野具藤を説得するためである。

 そして長野城の広間に集まった光嘉らは具藤と接見した。


「何の用だ、光嘉」


「具藤様、我等長野家家臣一堂お願いに参りました」


「・・・聞こう」


「我等は長い間、織田の圧力に耐えて参りました。ですがそれも長くは持たないと存じます」


「そうだな、それは私も同意だ」


 恒興の経済封鎖に端を発した織田家の圧力が少しづつ長野家の力を弱めている。

 具藤もその様に認識している。

 だが実際はそれどころではない効果を及ぼしている事を具藤は解ってはいなかった。

 光嘉が恒興から物資を密かに横流しして貰ってなければ、とっくの昔に内政は破綻しているのだ。

 具藤はこれを家老の光嘉が上手くやってくれていると思っていた。

 彼が長野家出身ではないため、未だに長野家の内政に疎いのが原因だろう。


「ならばまだ力ある内に一戦し、織田家を追い払うべきです。北畠宗家と協力すれば『弱卒の尾張者』ごとき敵ではありません。今日はこの事を具藤様にお願いに参りました次第です」


「おお、光嘉、皆の者。よくぞ決断してくれた、私は嬉しいぞ。早速父上に報告して作戦を練ろう」


 光嘉や大多数の豪族、家臣が織田家への抗戦論を唱える。

 これは具藤にとって願ってもない提案だった。

 具藤は織田家の拡大は実家である北畠家を脅かすとして、元々抗戦派である。

 今までは出兵したくても光嘉をはじめとした豪族や家臣が反対していたので出来なかった。

 その反対していた者達が賛成に回ったのだから、出兵に何の問題も無くなった。


「はっ、つきましてはまず家中の膿を出すべきと存じます」


「膿?」


「はい、我が兄・安濃津城主の細野藤敦です」


 まずはと光嘉は自分の兄・細野藤敦の処分を提案する。

 細野藤敦は具藤と同じで織田抗戦派なのではあるが、だからといって具藤と意見を同じくしている訳ではない。

 織田家に反抗するという意志だけは同じで、方法論や戦略は全く話が噛み合わないのだ。

 なので具藤にとっても藤敦は頭痛の種でしかなかった。


「藤敦か、あの癇癪者め。しかしお前は実の兄を追放しろというのか?」


「具藤様、最早追放などと生温い事は言ってられなくなりました。残念ながら兄の藤敦は兵を集め戦仕度を始めているのです」


「何だと!?兵を集めよと命令は出しておらんぞ!どういう事だ!」


 光嘉によれば藤敦は安濃津城に兵を集め始めているという。

 緊急の報せも無く勝手に兵を集めるのは謀反と取られてもおかしくない行為である。


「兄はどうやら織田家と内通した模様。このままでは安濃津に橋頭堡を造られてしまいます。この段に至り私も説得を諦め、長野家の総力を持って討伐すべきと存じます。あとは具藤様のお心一つかと」


 藤敦は安濃津城で守りを固め、織田軍を呼び込んでいる。

 光嘉はそう主に説明した。

 安濃津城は安濃川と岩田川に挟まれた場所にあり、湊を兼ね備えた長野家の最重要拠点である。

 長野家の領地は山が多くまともな平地は殆ど安濃津城近辺になる。

 居城の長野城も殆ど伊賀の直ぐ隣で山城である。

 つまりこの安濃津城を織田家に抑えられることは長野家の死を意味していた。

 そして具藤はこれを気に食わない細野藤敦から安濃津城を取り上げる絶好の機会だと考えた。


「光嘉、お前の忠義、しかと受け取ったぞ。よし、北畠家との合流前に藤敦を討つ。これを織田に対する反撃の狼煙とするぞ。皆、兵を整え安濃津へ進軍せよ!」


 具藤は立ち上がり全員に下知を下す。


「「「ははっ!」」」


 長野具藤の号令を受け光嘉達は戦の準備をすべく、自分達の拠点への帰還を急いだ。

 そして長野城から離れた場所で一旦馬を休め、付いてきた豪族や家臣達に今後の動きを説明する。


「これで具藤と北畠の侍は全員安濃津へ行くでしょう。安濃津城に攻め掛かったあたりで長野城を占拠します。しかる後、安濃津へ行き織田信包様を迎えに行きましょう。」


「「「はっ!」」」


(兄と具藤を戦い合わせて弱らせ、そして両方一息に制圧する。これが『二虎競食の計』ですか。これで長野城も長野家の領地も被害が最小限で織田家入りですね)


 藤敦が織田家と内通したというのは光嘉の嘘である。

 だが藤敦が勝手に戦支度をしているというのは本当の話であった。

 このため具藤は光嘉の嘘は見破れないだろう。

『二虎競食』は織田家に対して反抗の意志を消さない具藤と藤敦をぶつけ合うために、恒興が用意した策略であった。


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 伊勢国安濃津城。

 戦支度に追われる細野藤敦の元に予期していなかった凶報が届く。


「西より長野家ご当主が軍勢を率いて接近中、その数3千!周辺に殿を成敗する上意であると喧伝しているとの事」


 報告を聞いた藤敦は訳が分からないという顔をするしかなかった。

 しかも成敗の理由は藤敦が謀反したというもの、戦支度しているのがその証拠だという。


「どうなっているんだ!?何故具藤が問答無用で攻めてくる!?私は織田家が攻めてくると『光嘉』から聞いて戦仕度をしていただけだぞ!」


 藤敦は光嘉から織田軍侵攻の情報を得て戦支度を始めた。

 また自分で調べた結果からも犬山から池田恒興を総大将とする中濃軍団が南下しているとの報告を受け取った。

 だが南下を始めただけで、まだ目的がはっきりしないため藤敦は準備だけは怠らない様にしていたのだ。

 そうしたら長野具藤が突然進軍してきて既に攻城準備に入っている、そんな状況だ。

 藤敦でなくとも困惑するだろう。


「殿、如何致しますか」


「如何も何も迎撃だ!具藤を追い返せ!」


 だが藤敦は弁明の話し合いより迎撃を選んだ。

 それは具藤と平素から仲が悪いという事もあり、話し合いなどに応じれば殺されると思ったからだ。

 彼等の不信感は最早修復不可能であった。


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 安濃津城攻城戦が始まって5日、未だに安濃津城を攻略する糸口は掴めないままであった。

 長野具藤軍3千vs細野藤敦軍3千と、そもそも兵力が拮抗しているため決定打など望めない。

 そしてこの安濃津城は安濃川と岩田川から水を引いた立派な堀と堅固な城壁を兼ね備えた平城である。

 堀によって攻め口がかなり制限される造りで頑強に抵抗され、兵にもかなりの損害を出していた。


「具藤様、安濃津城の抵抗激しく未だに城門は破れません」


「やりおるわ、藤敦め。だが光嘉達の軍勢が到着すれば・・・」


 具藤は自軍の劣勢を悟り、後で来るはずの光嘉と豪族達の軍勢5千の到着を待つことにした。

 一応、家中の配下に強い君主であるところを見せようと頑張ってみたが安濃津城が予想以上に堅牢で断念せざるを得なかった。

 残念ではあるが仕方ないと具藤が兵を下げる様に指示を出した時、伝令兵が本陣に駆け込んできた。


「具藤様!一大事です!」


「何だ?何があった?」


「長野城が占拠されました!分部光嘉謀反に御座います!」


「な、何だと!?」


 それは光嘉が謀反を起こし長野城を占拠したという報告であった。

 その場にいた具藤の家臣達の顔も驚愕一色となる。


「光嘉をはじめとする豪族や家臣もこちらに向かって来ております。織田家の旗を掲げているとの事!」


「・・・は、謀られたのか」


 ここにきて具藤はようやく自分が罠に嵌った事を悟った。

 具藤は藤敦も織田家に内応していると思っているため、これは藤敦と光嘉の兄弟の謀と決めつけた。

 そう考えると現状の具藤は兵を消耗した状態で挟み討ちになる場所にいる事になる。

 即座に退かねば討ち死に間違い無しの状況であった。


「具藤様、最早ここは危険!霧山城まで退き、再起を図るべきです」


「ぐぬぅ、覚えておれよ、光嘉!」


 具藤の家臣は彼の実家である北畠家の本拠『霧山城』への退却を進言する。

 そこで具藤の父である北畠家当主・北畠具教の助力を得るべきという事だ。

 既に長野城は光嘉に制圧されたので長野家内に行ける場所は見当たらない。

 そして一刻の猶予もない具藤は南に向かって逃走した。

 この安濃津城の南は直ぐ北畠家の勢力圏で、具藤の叔父・木造具政が城主を務める木造城がある。

 そして潰走という言葉が似合うほど、具藤の軍勢は崩れて退却した。

 その様を城の高台から眺めていた細野藤敦は軽蔑の眼差しで見送る。


「具藤め、血迷いおって。だが我が安濃津城は堅牢無比、具藤など、いや織田家でも落とせぬわ!」


 藤敦は2年程前に自らが築いたこの安濃津城に自信を持っていた。

 溜め込んだ財と賦役による労働力で大きな堀を備えた安濃津城を築城したのである。

 そのせいで商人と農民に嫌われる結果となったのだが、本人は気にしていない。

 むしろそれが当然だと思っているのである。


「殿、今回の篭城戦で兵糧が尽きかけております」


「そうか、ならば徴発部隊を出して集めてこい」


 藤敦は尋ねる家臣に即答で答える。

 これには家臣も少し苦笑してしまう、今の細野家領内はある問題を抱えていたからだ。


「しかしこれ以上の徴発は民衆の一揆を招きかねませんが」


「構わん、やれ。どっちが大事か判るだろう」


 今の長野家領内は恒興による経済封鎖によって一揆が起こりそうな気配があったからである。

 だが織田家との戦を優先する藤敦は聞く耳持たなかった。

 気は進まないがやるしかないと思った時、別の家臣が慌てて藤敦の元に報告に来た。


「殿、一大事です!九鬼水軍が現れました!」


「?何を言っている?九鬼水軍の監視船など毎日おるではないか」


「あれは監視船などではありません!未曾有の大艦隊です!湊に一直線で向かってきております!」


「な、何ぃ!?」


 藤敦は城の海側の物見櫓に登って海を見た。

 そこには青いはずの海が黒に染まるほどの大艦隊が安濃津目指して進んできていた。

 具藤が陸側にある正面城門から攻めて来ていたため、海側の監視が疎かになり九鬼水軍の接近に気付くのが遅れたのである。

 そのため九鬼水軍は既に湊の付近まで来ており、今から迎撃に出ても手遅れだった。


「多少荒っぽくても構わねえ!上陸さえ出来りゃいいんだ!突っ込めぃ!!」


 艦隊の船首から九鬼嘉隆は声を張り上げて叫ぶ。

 九鬼水軍の船は損害などお構い無しに湊へ侵入した。

 そして湊の岸壁に船体を擦りながら無理矢理船を停止させる。

 この作戦はスピードこそ命である。

 安濃津城から迎撃の兵が出てくる前に何としても上陸をしたかったからだ。

 故に湊が近づいても一切減速せず、相手の虚を突く感じで湊への侵入を果たした。

 それから九鬼水軍の艦隊は載せていた兵を次々に降ろした。

 見ているしか無かった安濃津城側だが九鬼水軍の海賊など陸戦なら追い返せると踏んでいた。

 ましてや海賊に攻城戦など出来る訳がないと高を括っていたのだ。

 藤敦もその様に考えていたのだが、降りてきたのは海賊ではなかった。


「上陸、急げニャー!」


「各隊は所定の場所へ!駆け足!急げぃ!」


 そこには犬山軍団を出撃させる恒興と家老の土居宗珊が声を張り上げ上陸を促していた。

 そう、九鬼水軍が運んできたのは海賊ではない、恒興の中濃軍団そのものであった。

 まず飯尾敏宗、金森長近、滝川一盛の犬山備大将軍が道を確保、その後を宗珊が率いる本隊が行軍。

 安濃津城正面に陣取る。

 そして土屋長安の荷駄隊がゆっくり物資を下ろしていた。


「長安、物資はキッチリ揃えたかニャ?」


「もちろんっスよ、殿さん。矢弾一式に兵糧は『3倍』」


 恒興は今回の作戦に際し兵糧を通常の3倍揃えるよう、長安に指示を出した。

 明らかに多すぎる量なのだが、長安は何も言わずこれを揃えた。

 自分の主が何か狙っているなという予想だけはしていた。


「兵糧を3倍揃えて何をするんスか?」


「まだ秘密だニャー」


 普通に考えれば敵を兵糧攻めにするための兵糧なのだろうが、この恒興という主人は時折突飛な事をやりだす。

 長安はとりあえず楽しみに待っておこうと思った。


「池田殿、ワシらは何処に配置だったっけ?」


「あ、言うの忘れてたニャー。とりあえず柴田衆は本陣で」


「了解した!」


 船から降りた柴田勝家は池田軍本陣がある安濃津城の城門前へ部隊を移動させた。

 勝家はお市の件を聞いて大分張り切っている様に見える。

 因みに恒興は言うのを忘れていたのではなく、考えるのを忘れていたのだが上手く気付かれなかった様だ。

 今回柴田衆が急遽合流したので配置を考えていなかったのだ。

 本当の事を言うと、本人がへそを曲げるかも知れないので誤魔化しておいた。

 とはいえ柴田衆は数が少ないので何処でもいいかなと恒興は考えていた。

 何しろ彼の活躍の場はここではないのだから。


「さあ、今度こそ戦功を挙げるわよ!肥田軍、上陸急いで!」


「こっちも行くぞ!佐藤家、出陣だ!俺に続けー!」


 肥田玄蕃と佐藤紀伊の二人も兵を率いて上陸する。

 前回手柄が立てられなかった分も頑張るぞという気合で、肥田軍1千と佐藤軍1千も割り当ての場所へ急いだ。


「二人共張り切っているな、だが安濃津城は基本囲むだけだと思ったが」


「まあ、そうなんですがね。関城で活躍し損ねたので張り切っている感じかと。我々も行きましょうか、岸勘解由、出陣します!」


「奥美濃軍、上陸開始せよ!」


 岸勘解由の岸軍が8百、遠藤慶隆の奥美濃軍が2千。

 恒興の義弟である慶隆が纏め役となり、安濃津城の裏手門に回り込んでいく。


「フハハハー!皆、このオレ様に続けぃ!・・・って一番最後!?」


「久々利!とっとと出ろニャァァァーーー!!シバくぞっ!!」


「スッマセーン!」


 そして最後に久々利頼興の久々利軍1千2百が出て終了であった。

 これで大体兵が出尽くしたので恒興も本陣に向かう。

 その途上で信長から派遣された二人の将と鉢合わせる。

 二人は恒興を待っていた様ではあるが。


「ようやく始まったな、長え船旅だったぜ」


「又左、内蔵助、兵の移動はどうかニャ」


「問題なく城門正面前に展開中さ。で、ここからどうする?」


 今回の作戦には信長から佐々成政と前田利家が派遣されており、彼等の隊も恒興の本隊に随行して安濃津城正面に展開した。

 城攻めにおいて鉄砲隊がいるとかなり有利になるので、佐々衆に来てもらった訳だ。

 そして前田衆はその護衛として佐々衆とセットで配置される。

 何しろ佐々衆はガチの鉄砲隊であるため近接戦闘能力が殆ど無い。

 鉄砲と玉薬、弾丸、整備道具を持っているため、槍も刀も持ってはいないのだ。

 故に利家の前田衆で前衛を務めることになっている。


「まずは使者を立てて交渉。まず降伏しないだろうから包囲続行ってとこかニャー」


 既に使者自体は送ってあるが、程なく断られて帰ってくるだろうと恒興は見ていた。

 まだ一矢も交わしてない内から降る事はないだろうと解っているからだ。

 それでも使者を送ったのは宣戦布告も兼ねてといったところか。


「・・・なあ、勝三。お前、『篭城戦なんかさせんニャー』とか軍議で言ってなかったっけ。既に篭城戦になってるじゃねえか」


「そうだね。安濃津城は見た感じ堀もあって城壁もしっかりしている。これは落とすのに大分戦力を使うと思うよ」


「城に篭っている兵は約3千、連戦の疲れがあると言っても篭城側だからな。そう簡単には落ちんだろ」


「相手は以前から篭城していたんだから兵糧攻めは行けるかな。それでも1、2ヶ月はゆうに掛かるか」


 二人はああでもないこうでもないという感じで現状を把握するが、肝心の攻略法については正攻法か包囲兵糧攻めくらいしか思い浮かばなかった。

 何しろ堅牢に見える城に3千の兵で篭る細野軍、兵糧には多少の心配はあるだろうがそれでも2ヶ月は保つと思われる。


「・・・お前らホント好き勝手言ってくれるニャー。ニャーが『篭城戦なんかさせない』と言ったら、それは問答無用でさせない事を言うんだニャー。細野がどう動こうが関係ニャいんだよ。まあ、見てろって」


 恒興は不敵な笑みで二人に返答する。

 その答えは二人が言った正攻法でも包囲兵糧攻めでもない事を示していた。


 恒興は安濃津城をぐるりと包囲すると全軍に『戦闘禁止命令』を出した。

 これに関しては中濃勢の佐藤紀伊や肥田玄蕃から不満の声も出たが、恒興の「船酔いしてる兵が回復したら」という理由を聞いて引き下がった。

 船酔いは特に船に慣れていない美濃者に多く彼らの隊にも多かったからだ。

 そのため数日は攻撃を見合わせるというのは仕方が無いという意見を受け入れた。

 まあ、そもそも恒興はこの安濃津城を攻撃する気がないので、ただの言い訳である。

 恒興の作戦はこれから来る滝川軍合流から始まるのだから。

 そしてその二日後には恒興の待ちわびた滝川軍が到着した。


「殿、滝川軍が到着致しましたぞ」


「ようし、時は来たな、宗珊。この城は一週間以内に落とすニャー」


 この日、滝川軍と神戸軍と関軍合わせて1万の軍勢が安濃津に来援。

 織田軍は総勢は2万の大軍勢となった。

 だがこの安濃津に来た人数は2万人を遥かに超えていたのである。

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