同じ日、同じ時間、同じ部位に同じ紋章を持ち、異なる場所に異なる種族として生まれる存在を「異種双子」と呼んだ。
これは彼らと彼らと関わる者たちの出会いと別れの物語。
「リーナの手紙」
人の国、最南端に存在するリシュア村に暮らすリーナが摩訶不思議な存在、異種双子と出会うお話。
「アミークスの口述」
王都の学生ディーレが様々な相手から聞いたお話をまとめた一話完結型短編集。
「骨は隣に埋めてくれ」
異種双子だというのに仲が悪いラルスとカリムの出会いから卒業までを綴った話
※BL
「ディーレの手記」
無気力ディーレと変人リューベレンはまだ見ぬ境界の外を求めて旅にでた。
「異種仲介屋」
カリムとラルスは卒業後、異種族と人間の橋渡しをする仕事をはじめることに。
※BL
「こぼれ噺」
2000文字以内のSS
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