レビューを書く際、「自分にしかできない表現で作品の魅力を語ろう」と必要以上に力んでしまうことがあります。
内容を知らぬ読者に対しては、熱意よりも丁重さを心がけるべきかもしれません。
本作は両片思いという幸せすぎる高校生のあまーい一コマのお話です。
読者は全編を通してほっこりにんまり笑うか、自身の高校時代とのあまりの距離感に絶望するか、そのどちらかだと思います。
でも、後者の方も安心してください。
読み終えた後、不倫泥沼小説を読む楽しみが膨れ上がります。
一足先に私がオススメの作品を探しておきますので。