おまけ機体

機体:リナリア・シュヴァルツリッター(龍野モデル)

リナリア・シュヴァルツリッター(龍野モデル)...Linaria_Schwarzritter / Ryuya_Model


 頭頂高:11.5m

  全高:13.5m

  重量:47.5t

装甲材質:カーボナード / 魔力充填型装甲による積層構造

 動力源:魔力 / 魔力増幅用宝石(補助動力)

 機体タイプ:戦闘型・ワンオフモデル

  世代:第6.5世代相当



 概要


 漆黒のリナリア。

 例によって、一言で表記すれば「リナリアの皮を被った何か別の」という性能と化している。


 ”ヴァレンティア王国の国章(現実のドイツ国旗に類似している)”を右肩に、“西洋の龍”を左肩にペイントしている。

 厚めの装甲を有する為、通常のリナリアと比較してやや無骨になっている。


 通常のリナリアに“三本角が生えた兜”を被せたような機体。


 素体は皇帝専用機(ただしワンオフモデルではなく少数生産)の為、素の出力や腕力などは非常に高い。

 なお、テレポート能力はオミットされている。


 龍野が“イメージと魔力で”操作する。

 アビオニクス(航空電子機器。本機は飛行可能なため、名称としては間違っていない)は存在しないが、魔術によって機体が制御されている。


 動力源となる魔力は、パイロット(龍野)の魔力量に依存する。

 魔力増幅用宝石の影響によって、魔力蓄積型反応炉(霊力蓄積型反応炉)が意味を為さない程の魔力量にまで増幅する。


 なお、魔力による認証機構を備えている為、龍野以外には搭乗不可能である。


 視界は外部カメラ(ツインアイに細めのバイザーを被せたスタイル)による「全天周モニター」方式、または「網膜投影」方式を行う。

 「全天周モニター」方式は、『広域的に戦況を確保出来る』代わりに、『視界が集中しない(必要の無いものまで目に入ってしまう)』欠点がある。

 「網膜投影」方式は、『敵機に視界を集中出来る』代わりに、『見失ったときに探すのが困難になる』・『メインカメラを破壊されると(サブカメラの視界に切り替えるまでの)タイムラグが生じる』・『機体の首が連動して動き、敵に視線を悟られてしまう(デフォルト設定。調節すれば解除可能)』という欠点がある。

 上記二つは、パイロットが必要に応じて切り替える。


 なお、コクピットは球体状で、機体の姿勢に関わらずパイロットの体勢が一定になる構造である(パイロットの足元に重量増加の物質があり、更にコクピット自体が回転する構造であるため)。

 表面には、純銀製の厚みのある層が張り巡らされている(落雷に代表される電撃から、パイロットを守るため)。

 単座。

 機体のところどころに発光部位があり、オレンジの光を放射している。


 主兵装は二振りの大剣のみだが、剣先から発するビームや魔力の拡散による広範囲攻撃を持つ。

 追加兵装は存在しないが、魔力の持続時間は長い為、単独での継戦能力が高い。


 遠近共に隙の無いスペックであり、機動力も圧倒的に高い。


 戦闘スタイルは搭乗者の戦い方に準じるが、機体は接近戦主体。さらに龍野も接近戦を主体とするため、彼の専用機である性能に恥じない。



武装・装備


・大剣×2


 無骨な外見の大剣。全長13.5m、刃渡り11.0mである。

 刀身が肉厚なため、攻撃だけでなく防御にも使用可能である。

 更に剣先からビームを発することが出来るため、ランチャーとしても使用可能である。連射速度は速く、一発の威力も高め。


・騎士の外套(リッター・マンテル)×1


 表裏両面ともに真紅のマント。伸縮自在で、機体全体を覆うことが可能。また再生能力を有する為、破れても短時間で元に戻る。

 各種武装の隠匿にも用いる。

 実は魔力吸収能力を有しており、飛翔によって消費した魔力の一部を還元出来る。


・障壁


 機体全体を包み込むように発生する、魔力の障壁。

 あらゆる距離の攻撃を無効化するが、魔力か耐久度が限界を迎えると使用不可になる。

 しかし龍野の魔力は膨大であるため、そう簡単には突破不可能である。


・翼型ブースター×1


 背面に装備するブースター。

 飛翔時には魔法陣が展開される。

 最大速度はマッハ4.5(5,508km/時)だが、意外にも小回りが効く。


・共鳴せし意思×1


 魔力蓄積型反応炉に内蔵された、ピンク色の宝石。

 リナリア・ヴァイスリッター(ヴァイスモデル、シュシュモデルの両機)の位置や状況を、搭乗者(龍野)に伝達する能力を有する。

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