機体:ゼスティアーゼ
ゼスティアーゼ...Zestiarze
頭頂高:10.3m
全高:11.0m
重量:38.3t
装甲材質:霊力充填型装甲
動力源:霊力
機体
世代:第7世代
概要
1機のみ現存している(デモンストレーションと量産型カラーリングを兼ねているため)、“リナリア・シュヴァルツリッター”の量産モデル(構想)。ノイベルト曰く「あの子(リナリア・シュヴァルツリッター)の子供」。乗員1名。
なおデモンストレーション機(つまり唯一の現存機)にのみ、リナリア用の霊力蓄積型反応炉を搭載している。
量産予定のモデルには、ゼクローザス用の霊力蓄積型反応炉を改造したものを搭載する……予定。
元機体である“リナリア・シュヴァルツリッター”と違い、カラーリングは黒、銀、濃い紫の三色となっている。
また、兜の角は一本に減っている。その他、各種ダウングレードが散見される(一例:障壁のオミット)。
しかし、いくらダウングレードした性能であっても、「化け物」的性能は残っている。
まず、素の出力や腕力などは非常に高い。
加えて、霊力によるテレポート能力も健在。後述の装備と併用し、一瞬で空中に移行することもまた然り。
動力源となる霊力は、パイロットの霊力量に依存する。
霊力は本体装甲や盾に纏わせて防御力を底上げしたり、近接武器に纏わせて攻撃力を底上げするのにも用いられる。
視界は外部カメラ(ツインアイスタイル)による「全天周モニター」方式、または「網膜投影」方式を行う。
「全天周モニター」方式は、『広域的に戦況を確保出来る』代わりに、『視界が集中しない(必要の無いものまで目に入ってしまう)』欠点がある。
「網膜投影」方式は、『敵機に視界を集中出来る』代わりに、『見失ったときに探すのが困難になる』・『メインカメラを破壊されると(サブカメラの視界に切り替えるまでの)タイムラグが生じる』・『機体の首が連動して動き、敵に視線を悟られてしまう(デフォルト設定。調節すれば解除可能)』という欠点がある。
上記二つは、パイロットが必要に応じて切り替える。
なお、コクピットは球体状で、機体の姿勢に関わらずパイロットの体勢が一定になる構造である(パイロットの足元に重量増加の物質があり、更にコクピット自体が回転する構造であるため)。
表面には、純銀製の厚みのある層が張り巡らされている(落雷に代表される電撃から、パイロットを守るため)。
機体のところどころに発光部位があり、青い光を放射している。
主兵装は大剣と大盾のみだが、剣先から発するビームや、霊力の拡散による広範囲攻撃を持つ。
本機も(さすがに“リナリア・シュヴァルツリッター”ほどではないが)霊力の持続時間は長い為(ただし
なお本機は“リナリア・シュヴァルツリッター”と違い、追加兵装を装備可能(ただし積載数は2。マウント用の装備の数に依存しているため)。
遠近共に隙の無いスペックであり、機動力も圧倒的に高い。
戦闘スタイルは搭乗者の戦い方に準じるが、接近戦主体で構想・設計されている。
武装・装備
(標準装備)
・大剣×1
無骨な外見の大剣。全長9.25m、刃渡り6.75mである。
刀身が肉厚なため、攻撃だけでなく防御にも使用可能である。
更に剣先からビームを発することが出来るため、ランチャーとしても使用可能である。連射速度は遅いが、一発の威力は高め。
リナリア・シュヴァルツリッターの大剣のダウングレード版である。
・可変式大盾×1
全高8.0m、装甲厚180mmのひし形の盾。
この盾の真価は変形機構にある。
手持ち部分を柄に、その他の部分が刃になり、ジャマダハル(インドの武器。グリップと刀剣が一体化した形状)のような武装(籠手と刀身が一体化した武器)と化すのである。変形時の外見は、冥王星の惑星記号(2つ存在するが、記号“♀”に近い側)に類似している。
斬撃にも刺突にも特化している。
リナリア・シュヴァルツリッターの大盾のダウングレード版である。なお、射撃機能はオミットされた。
・翼型ブースター×1
背面に装備するブースター。リナリア・シュヴァルツリッターのものと違い、こちらは「巨大なブースターが1つ」付いている構造である(リナリア・シュヴァルツリッターの場合は、「やや小さめのブースターが4つ」という構造)。
ちなみに翼部分は、追加装備を固定するマウントが2つ存在する。
飛翔時には白く輝く噴射炎が出る。
最大速度はマッハ2.5(3,060km/時)だが、意外にも小回りが効く。
・腰部円盤型武装固定マウント×2
臀部に存在する、「大剣」「可変式大盾」固定用の装備。使用しない時には、この装備に固定する。
360度回転する。
(追加装備)※この中から2門選択する。なお、本機は固定兵装を装備していない。
・76.2mm速射砲
(弾数25発、弾種
・120mm滑腔砲
(弾数7発、弾種
・47mm速射砲
(弾数15発、弾種
・120㎜ロケットランチャ―
(弾数6発、弾種
ノイベルトの独り言
リナリア・シュヴァルツリッターの戦果は、私もこの目で確認している(注:転送されたデータを指す)。
そこで私は考えた。
「では、リナリア・シュヴァルツリッターを量産型仕様にしたらどうなるか?」と。
それがこのゼスティアーゼだ!
だがこいつに乗っていいのは、私か、私のお得意様(ハーゲン、ブレイバを指す)だけだ!
凡人如き、「英雄の子供」に乗せはせん!
メタ視点
率直に申し上げます。
この機体はネタ機体です。
何故かって?
こんなものを量産された暁には、リナリア系列以外の鋼鉄人形を全て過去の機体とします(“リナリア・シュヴァルツリッター”はワンオフモデルなので例外とする)。
ちなみに私こと有原が用いる場合は……
ブレイバとブランシュの子供を乗せるでしょう。
そしてその子はリナリアに本機の機能を乗せ、魔改造してから操る事でしょう。おお怖い。
そういう訳なので、ブレイバとブランシュが何歳になってから本機が正式に量産されるかは不明です。
なので“(嘘予告)もふもふと鋼鉄人形Ⅱ”のエピローグを迎えるまでは、間違いなく「存在していない」機体です。
つまり活躍は未来の話になりますね。
ちなみに二つ名は、「夜の騎士」「冥王星の騎士」「黒騎士の子供」……と、いろいろあるという妄想がございます。
ダウングレードしたのに強すぎる本機ですが、それでも操ってみますか?
なお本機の名前ですが、「ゼクローザス」と同じ“ゼ”で始まる名前を模索した結果「ゼスティアーゼ」で落ち着いたという裏事情がございます。フフフ。
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