序章は緋色の輪郭を白く覆い……冷たく埋もれた物語の解きは、若く青き時の奔流が声とする。愛する人と、信じた人が残した貴き意志。穢れなき心を宿す、大きく美しき友に託し、長き辛苦の時は解かれる。想いに染まる赦しの色を放つ光は、新しき世界を照らす貴き石へと変わり、序章へと解かれる物語は、次なるはじまりの時を超えていく。
『緋色(あけいろ)のスフェラ』 を読みだしたら、面白くて一気に読んでしまいました。心地よい話の展開で非常に読みやすいです。 状況の説明が優しく判り安いのでまるで自分が主人公に成った様な気分になりドキドキしながら楽しく読ませて頂きました。早く次が読みたいです。よろしくお願いします。