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2019年9月6日 12:01
こんばんは。くろいです。またおじゃまします。えっと、全体通して再読させていただいたのですが、抽象的な感想で申し訳ないのですが、早川書房の塩澤さん(←うぶかたサミットの方)の「人に美しい感情を抱いてもらうことにこそ、文芸の価値はあるはずだ」という言葉を思いだしました。昨日お話させていただいた内容とあわせて、たぶん、この言葉がchaoskipperさんの目指しているところではないだろうか、と勝手に解釈して、うんうんとうなずきながら読んだ次第。思いやりだとか、人との絆だとか、自分の中で大切な思い出だったりとか、そういう部分…。全体通して、隊員同士のかけあいとか、大人(特にマリア)とのやりとりとかで、そういった人の温かさを感じることができました。chaoskipperさんのお人柄ですね。あと、一点直すとしたら、もう少し内容を絞ったほうがわかりやすいのかなという気がしました。(生意気言ってすいません)涼月と鳳と両方の、そういう想いを全部詰め込んでしまうと、読み手としては意識が分散しちゃうというか。ここは涼月が主役なので、「小隊長たちの休日」の中の鳳のマリアヒルファー通りの思い出とかは、涙を飲んでカットして、もっと涼月に読み手の意識が集中するようにした方が良いのではと思いました。感想としてはこんな感じです。あと、イベントの授賞式でのこと、もう少し思い出しました。他の受賞作についても、冲方先生は、ポーカーの途中で人格が変わる点(マルドゥック・ロケッツ)とか、12人~とマルドゥックを足しちゃう点(ケイティと呼ばれた少女の贖罪)とか、「アイデア」という部分をすごく評価されていたと記憶しているので、今回は、その部分が選考の際に重きを置かれていたのかもです。ちなみにくろいは、「受賞のご感想は?」と司会の方に聞かれて、「あ、え、えーと。みなさんすごく上手い方ばっかりで、途中で恥ずかしくなっちゃって、公開フラグを下げようかとか考えたんですけど、下げなくて良かったです」と答えたんですが、その答えに、角川書店の編集の方の顔が引きつっていたような気がしました。(汗)で、その流れで編集の方から「キャラクターが立っていた、特に大人キャラが描けていた」という講評をいただいたと記憶しています。
作者からの返信
黒井さん、読了し、感想とご意見をくださり、感謝の念にたえません…。ありがとうございました。賞にどう挑むのか、シュピーゲル・マルドゥック・十二人~でプロップをあれこれ出してみたことを思い出します。けれど、昨日の冲方先生の講座でも言われていたのですが、「突飛な考えを閃かせ」ようとしても、上手く物語が乗せられず…。結局自分のハートが込められるのはこの形だと信じて書いたのだと思います。(元プロットは「凉月VS.メカ凉月」とかそういうの)他の方々がアイデアを凝らし洗練された作品を見せる中、いろいろ剥き出しなものしか書けなかったのは、書いてる最中も悔しくてたまりませんでした。引き込まれるアイデアと自分の作家性の両立、生涯の課題の一つですね。でも、自分の核のようなものに気づけた気がした、自分にとっての分岐点のような作品だったんだとも感じます。書き終えなければ、東京の冲方塾に飛び込んでみようとも思わなかったので…!黒井さんの「キルシュピーゲル」完成版を再読中です。時間がかかってしまうかもしれませんが、必ず感想を書かせていただきますね。
こんばんは。くろいです。またおじゃまします。
えっと、全体通して再読させていただいたのですが、抽象的な感想で申し訳ないのですが、早川書房の塩澤さん(←うぶかたサミットの方)の「人に美しい感情を抱いてもらうことにこそ、文芸の価値はあるはずだ」という言葉を思いだしました。昨日お話させていただいた内容とあわせて、たぶん、この言葉がchaoskipperさんの目指しているところではないだろうか、と勝手に解釈して、うんうんとうなずきながら読んだ次第。
思いやりだとか、人との絆だとか、自分の中で大切な思い出だったりとか、そういう部分…。全体通して、隊員同士のかけあいとか、大人(特にマリア)とのやりとりとかで、そういった人の温かさを感じることができました。chaoskipperさんのお人柄ですね。
あと、一点直すとしたら、もう少し内容を絞ったほうがわかりやすいのかなという気がしました。(生意気言ってすいません)涼月と鳳と両方の、そういう想いを全部詰め込んでしまうと、読み手としては意識が分散しちゃうというか。ここは涼月が主役なので、「小隊長たちの休日」の中の鳳のマリアヒルファー通りの思い出とかは、涙を飲んでカットして、もっと涼月に読み手の意識が集中するようにした方が良いのではと思いました。
感想としてはこんな感じです。
あと、イベントの授賞式でのこと、もう少し思い出しました。他の受賞作についても、冲方先生は、ポーカーの途中で人格が変わる点(マルドゥック・ロケッツ)とか、12人~とマルドゥックを足しちゃう点(ケイティと呼ばれた少女の贖罪)とか、「アイデア」という部分をすごく評価されていたと記憶しているので、今回は、その部分が選考の際に重きを置かれていたのかもです。
ちなみにくろいは、「受賞のご感想は?」と司会の方に聞かれて、「あ、え、えーと。みなさんすごく上手い方ばっかりで、途中で恥ずかしくなっちゃって、公開フラグを下げようかとか考えたんですけど、下げなくて良かったです」と答えたんですが、その答えに、角川書店の編集の方の顔が引きつっていたような気がしました。(汗)
で、その流れで編集の方から「キャラクターが立っていた、特に大人キャラが描けていた」という講評をいただいたと記憶しています。
作者からの返信
黒井さん、読了し、感想とご意見をくださり、感謝の念にたえません…。ありがとうございました。
賞にどう挑むのか、シュピーゲル・マルドゥック・十二人~でプロップをあれこれ出してみたことを思い出します。
けれど、昨日の冲方先生の講座でも言われていたのですが、「突飛な考えを閃かせ」ようとしても、上手く物語が乗せられず…。
結局自分のハートが込められるのはこの形だと信じて書いたのだと思います。(元プロットは「凉月VS.メカ凉月」とかそういうの)
他の方々がアイデアを凝らし洗練された作品を見せる中、いろいろ剥き出しなものしか書けなかったのは、書いてる最中も悔しくてたまりませんでした。
引き込まれるアイデアと自分の作家性の両立、生涯の課題の一つですね。
でも、自分の核のようなものに気づけた気がした、自分にとっての分岐点のような作品だったんだとも感じます。
書き終えなければ、東京の冲方塾に飛び込んでみようとも思わなかったので…!
黒井さんの「キルシュピーゲル」完成版を再読中です。時間がかかってしまうかもしれませんが、必ず感想を書かせていただきますね。