第5話 さて、そんな奴らが、こうなる、と?


と、まぁ、ここまで書いておいて何だけど…。


こいつらが基本、ハイスペックな馬鹿野郎どもだという事がよくわかってくれたと思う。


ご本人たちは、決してそんなことを考えているわけじゃないんだが、生まれた時から、または後天的にでも超人的な力を使い、戦い、馬鹿をやらかしてきた奴らなわけだ…。


じゃぁ、その環境が崩れたら?

戦う力が要らない、普通の世界になっていたら?

無くなるとしたら?

…どこかに排除された、としたら?


普通の人間である、あなたの隣に、もし、格闘技を極め、その気になれば、一瞬で自分を殺せるいい仲間がいたとしよう。

どう思う?


怖い?頼もしい?同じく馬鹿をやりたい?

…そうは、思わないよね?



そう、ここからの物語は、そういう物語である。


ここからは、一人の男の視線から、語らせてもらおう。


…馬鹿をやりたかった、いつまでも仲間と笑い合いたかった、そんな男からのメッセージを込めた物語に。

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愛と希望と夢の男子寮生活日記(地獄辺) G-BURAI @gokurakuburai

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