短編番外 強くなるために

ドメイクとの戦闘から数日…俺は外で体術の練習をしていた。あのクロウが拳一発で気を失うほどだ…体術は会得してるだろう。だから俺も体術を磨いて、戦闘の幅を広げないと…

バシッ!

「よし…拳、蹴り…一通り出来てるな…」

「私も手伝いましょうか。」

後ろからクロウの声がした。もうクロウのこういうのには慣れっこだ。

「良いけど…お前、出来るのか?」

「私は以前に少し体術をかじったことがあります。」

スッ……

「試してみますか?」

袖を捲り、構えを取るクロウ。あぁそうか…こいつ、「何か」対策してるな…

「良いぜ。」



「やってやらぁ。」



ー数時間後ー


「はぁ…お前、体術かじってるなら最初からそれ使えよ。」

「これに関しては私でも確信がありませんので。」

でもこれで次に奴が来ても大丈夫になった。これはクロウに借りが出来たな……



「次に奴が出るのはどこだ?」

「はい、次は「天使と悪魔と人間の世界」に現れるようです。」

「分かった。俺達もそこへ向かうぞ。」

「ええ、次こそ「彼ら」を始末しましょう…」

短編番外終わり。

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