夜は?

 生きているのが普通になって、気持ちがいい朝の五時。

 仕事に行く時間だ。

 僕は朝目覚める。

 隣には女がいた。

 一応形式的には彼女?だ。

「起きろよ」

 僕がそう言うと彼女は煙となって消えた。

 性欲は消えない。

 僕は電車に乗って、会社にあるビルに向かった。

 エントランスに入ろうとした瞬間に地震が起きて、ビルは倒壊した。

 だから僕は誰かと遊ぼうとクラブに行った。

 偶然、大学のサークルのメンバーがいた。

 僕が話しかけるとメンバーは一人ずつ消えていく。

 仕方がないからポケットから煙草を取り出す。

 煙草は消えることはない。いつまでも炎を放っている。

 鏡に映る僕は映画のスターみたいだ。

 それで鏡は突然狂人が鏡を殴り、鏡は消えた。

 残された僕には大学名だけがあった。

 東京大学と思っていた。

 突然、眩暈がして何の大学か忘れたが、大学に通っていた記憶は思い出した。

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