第7話 地下空間と改造設置

レベルを上げて貰ったしそんなに言わない事にしようと思ったが、何か納得がいかない。

夕食を食べ終わった僕はもう一つスキルを使って荷馬車を改造した。「創作スキル」によって広くなった。広くなっただけじゃない、薬剤製薬場を作ろうと思い部屋の下に『地下異空間』を使い作った。まず、製薬場と調理室を作った。製薬場はポーションとか錠剤と後は女性に大事なお肌ケアに必要な薬を作る場所で、調理室はクレル味のポーションやポップクレル等回復間食(おやつ)を作る場所にした。更に王都に着くまで時間があるので作業に入いるまで近くの野原や川を見に行くことにした、そして薬剤場の後ろに従魔安全部屋の入り口と出口を作った。その部屋には従魔専用のお風呂や家族風呂を設置した。更にその部屋に通じるようにゲートで入れるように付与までした後は従魔専用のアスレチックを異空間設置した。その前に勇者達に言ってきた。


「ちょっと、採取してきますね。」

「昼までには戻れよ。」

「はい、行ってきます。ルギウス。」

「リア、エレインとルギウスに『インターネット』の使い方を教えてあげて!」

「了解であります!」


そう言って僕は森や川を見に行き珍しい植物や食物があれば採取したいと思い、北に進んで行った。そしたら、狼の群れを見つけたが何かに追われている様子だった。それは冒険者だった、しかも二十人くらいの冒険者パーティーでその半分は詠唱をしつつ狼に詠唱魔法を解き放たれた。

僕は狼の群れを一匹を鑑定したら、お腹に赤子がいる事が分かった。なので助ける事にした。

ディルスウルフと判明したので助ける事に決意した。


‥‥狼の群れ=鑑定中→『ディルスウルフ』‥‥


「名前」 ディルスウルフ

「性別」    ♀

「種族」   水風狼

「状態」 腹の中に赤子が2体


「名前」 ディノスウルフ

「性別」    ♂

「種族」   霧雷狼

「状態」 腹の中に赤子がいる狼を守っている。


僕はそのウルフ達に話す事にしたがそんなスキルは持っていないので「創作スキル」で「ウルフ語」を作った。

「聞こえるか、僕はアル・フィーザ。第二試験の為、勇者ルギウスと魔術師エレインとその娘と共に今旅をしている。共に旅をしないか?」

「狼だぞ、良いのか。」

「君達の安全と部屋は、保証しよう。」

「本当か、良いんだな。もし約束が違った場合はどうする。」

「‥‥僕を貴方達の晩御飯として食べればいい。」

「良し気に入った。俺達家族をよろしくな。」

「今から上に合図を送る。そしたら僕がいる方へ来てくれ!」

「分かった。お前らもいいな。」

「俺達はボスに従います。そして俺達やここにいる同胞を助けてくれるアルと言う少年に従う覚悟です。」

「そうかなら合図を待て‥‥」

「光よ来たれ 輝きの種となりて 天空で咲き賜え 輝花火『フラッシュフラワー』」

「合図が出た、あそこだ!行くぞ。」


狼の群れが一斉に来た。群れの数は約5体だったが、今すぐにでも生まれそうな状態だったので直ぐに案内をした。


「ここなら安全だよ、此処の中であれば大丈夫だし、もし怪我をした時ならこのベルを鳴らしてくればすぐに駆け付けるからね。それと皆さんに先程触った時、ステータス上にあるスキルを付与したからね。親と同じで子供にも同じスキルを!」

「何のスキルだ?」

「種族変化だよ。」

「どんなスキルだ。」

「一定の時間だけ狼人になれる。それと今の状態と狼人の時のステータスやレベルは同じだからね。」

「質問良いですか?アル様」

「その前に、お願いがあるのですが、敬語無しで僕も無しでいくから。」

「分かったよ、アル。一定の時間と言うのは何時間でしょうか?」

「十二時間だよ。昼まで設定をしといたから、後個人部屋があるから使ってよ。それで夕食になったら個人の部屋この空いている所から呼ぶから出て来てね。」


と言い僕は外にいたルギウスとエレインとリアに話した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る