第6話 食事で勇者も魔術師もユニーク持ち

この時、辺りはもう夕日になっていたので夕ご飯の準備に取り掛かった。

「食材はあるのか?無きゃ、魔物を狩るしかない。日が暮れるまでに戻って来いよ!」

「はい、ルギウス。明日朝一、剣について教えてください!」

「分かった。行って来い!」

「リア、ここに結界を張れ。」

「了解!」

「神なる力よ 我らを守り賜え ゴッドホーム」

僕はアイテムボックスEXからホーミンを出した。

「ん?何だ、銃か?」

『知識王の目、発動!」をした。そしたら、戦っている音と集団の魔物や大型の魔物を発見した。

戦う音を確認したら王都冒険者ギルドの冒険者パーティーが多数集団で魔物の群れを討伐していたがレベルが違いすぎる。大柄な男性は王都騎士団だと判明したがレベルが半端無かった。にしても戦う気配が無い、ほかの冒険者は戦っていると言うのに…ちょっと助太刀してみようかな!そして魔物を貰おうかな。

「ん?何かしら、こっちに近づいてくる。魔力が大きくなっています。」

「あれは、子供?いや子供は子供だが、エルフだ。こんな近くにエルフだと有り得ない!」

「隊長とリーダ、ここはあの子に任せて我々は一時撤退しましょう。」

「駄目だ!撤退するならお前らだけでも逃げろ!」

「おい、其処の子供聞こえてんだろ!逃げろ、相手になる魔物じゃない!」

「ねぇ、冒険者と王都騎士団の人達でさ傷が深いまたは浅い人達いる?だったらこれ渡すから使って!」

「おい、鑑定者いるよな。怪しい物かどうか調べろ!」

「鑑定、発動。ん?これはエルフの薬です、怪しい物ではありません。」

「雷と氷よ 古の力と共に再びこの地に 降り注げ 古雷氷射撃『ライザリックエリオン』」

「転移[テレポーテーション]」

「刃琥よ 我の下にいる愚かな魔物に 裁きの鉄槌を 刃琥煌鎖『サンダーグライズ』」

「この魔肉、貰っていい?返事しないなら君達も、殺されても文句はないよね。先程、渡した物返して売る気でしょ。」

「肉はいいが、殺さないでくれ。」

「嗚呼、だったら魔物狩りするのはもう辞めろ。この根性無し野郎が!」

僕は魔物をアイテムボックスに入れ持ち帰った。持ち帰る前に王都騎士団の前に降りたら、ぎょっとされた。

「殺すのか?」

「先程、渡した薬の中に、この塗り薬とポーションを混ぜて傷している所見せてくれない!」

「分かった。皆、見せた方がいい。」

「あのさ、おっさんやお兄さん達の身体はあまり見たくないのですが、薬を塗ったらでいいけど一つに纏まってくれない?この円から出ないでね。王都の記憶や街並みを見せてね『メモリーアイズ』」

「じゃあね、ゲート。ここをくぐれば大丈夫だから!」

僕は皆さんを押し、ゲートを閉じた。リアと家族が待っている所へ戻ったら家族は待ちくたびれて寝ていた。無理に起こしても怒られるのは覚悟していたので起こさない様に、料理を作った。


…アルの初めてクッキング①『フェルトバードの参鶏湯』

①解体魔物の肉を茹でて、長ネギとジャガイモを鍋に入れる。

②鍋にインターネットで買っておいた参鶏湯のだしをいれ、三十分煮込む。

③長ネギとジャガイモから取れるだしは美味しい。

④トッポギを入れて十分間煮込む。更にこのトッポギは薬草を煎じた作りたてのお餅です。

⑤完成です。

⑥で知識王の目で鑑定!


「料理名」 フェルトバードの参鶏湯

「効能①」  攻撃力+500 肌に潤い30%

「効能②」  防御力+500 肌に潤い30%

「効能③」  レベル限度100/900

「効能④」  魔法適正[風系統/氷雷系統]

「効能⑤」  スキルが付く[魔法詠唱魔力消費1][鑑定B]

「効能⑥」  スキル追加 『アイテムボックス:消費無し』

「料理」   露店で売っている化粧品よりも断然いい料理で

       肌に優しいし潤いが戻ってくる。



…アルの初めてクッキング②『魔肉で焼肉丼!』

まぁ、勇者の人はガッツリと喰いたいと思うなので魔肉で焼いた肉をお米の上に置いた。

熱々でホカホカの御飯と一緒に‥‥。

①解体魔肉に包丁で一口サイズにする。

②ビニール袋にジャンを入れ、①を入れる。

③ビニール袋に入れた、①を揉む。

④ご飯を(勇者と僕…合計2合か)2合炊く。

⑤①をフライパンの上で焼く。

⑥器にご飯を入れる。

⑦焼いた肉を御飯の上に乗せる。

⑧もう一回、ジャンを垂らすと完成だ。

⑨知識王の目で鑑定を!


「料理名」 『フェルトウルフの焼肉丼』

「効能①」  攻撃力+1000

「効能②」  防御力+1000

「効能③」  スキル追加『鑑定 A』

「効能④」  スキル追加『アイテムボックス:消費無し』

「効能⑤」  スキル追加『索敵』

「効能⑥」  剣術・魔術『強化レベルUP』

「料 理」  病みつき状態になる此処と異なる世界の食べ物。




「何だか、美味そうな匂いがするが‥‥お前戻ったのか?」

「ごめんなさい、狩りに夢中になって時間を忘れてしまいました。」

「そうか、じゃあエレインと同じで俺の武器を作ったら許す。」

「軽いな…安い勇者だ。」

「何だと?反省の色が見えないな。」

「反省してますよ、冷めないうちにさぁ召し上がれ。」

「リア、リアの大好きな参鶏湯!だよ。」

と言ったら直ぐに席について食べ始めた。

エレインさんを起こす秘訣を考えていたが、リアは待ちくたびれ音を立てて待っていた。

「エレインの肌が若返る御飯が出来たよ。食べればもちもちの肌に‥‥」

ドアを開けてエレインは飛び出して食卓の方へ走って僕を待っていた。女性には美人になって貰いたいと思い、美肌コラーゲンたっぷり参鶏湯で男はガッツリ焼肉が喰いたいと思うので焼肉丼を作った。

「エレインとリアには『フェルトバードの参鶏湯』で、勇者であるルギウスには筋肉をつけて貰いたいから『フェルトウルフの焼肉丼』をどうぞ。」

「何故違う物出したんだ?何かあるのか?」

「いや効能があるだけだよ、まぁ二つとも完食して自分のステータスを確認してみてよ。」

私達はアルに言われた通り、一口食べた。すると身体の痛みや長年の戦いで苦しみから解放された様に痛みが消えた。その痛みが消えた後、何年も肩凝りが酷かったのに一瞬で治ってしまった。そして私は参鶏湯というスープを完食した。後にステータスを見て驚いた。


「名前」 エレイン・ミトリア

「レベル」 62→70

「肌の潤い」10%→100/100%

「種族」 ハーフエルフ/白と緑の使い手

「称号」 魔術師/魔導士/魔王の養子と婚約した聖魔導士

「魔法適正」 火系統/雷系統/水系統/闇系統/風系統

「HP」   5000→10000/10000

「MP」   5000→20000/20000

「攻撃力」  1200→2000

「防御力」  1200→2000

「スキル」 アイテムボックス 容量∞ 魔力消費なし

      鑑定B  漆黒王の書 インターネット

「漆黒王の間」 漆黒王の間に行ける。

「従魔」   ダークウルフ→[進化]→シャドウフェルフ

「従魔」   :大好物=主の魔力と主が食べる物

「従魔スキル」シャドウアーツ/視覚共通/シャドウブラスト


俺もアルに言われた通りにこの焼肉丼を食べてみると、三回もおかわりした。

『アル、これは何だ?そうよ、これ何なの病みつき状態になるわ。』

「そんなの自分達のスキルで見ればいいじゃんか。」

「もしかして、鑑定?というスキルか。そんな物、俺は持ってない?」

「本当に?」

「嗚呼、本当だ。」

「ステータス見た?」

彼奴は俺に「ステータス見た?」と言った意味が解らなかったが、一度ステータスを見ると決心して魔力を念じてみたら、ステータスというカードが出てきた。


「名前」 ルギウス・ミトリア

「レベル」 62→72

「種族」  人間/魔王の養子

「称号」  勇者/闇の継承者

「魔法適正」 闇系統/光系統/火系統

「魔法合成」 闇火系統/空絶系統

「魔法強奪」 国王→「聖剣召喚」 勇者→「インターネット」

       天使→「無限召喚」 死神→「黒き霧」

       妖精王→「妖精華砲」 鳳凰→「耐性」

「耐  性」 火耐性/水耐性/闇吸収回復/秘耐性/風耐性/雷耐性

「HP」    10000/10000

「MP」    200000/200000


「スキル」  聖剣召喚 インターネット『入金額設定済み』 ∞召喚 黒霧 

       妖精華砲  耐性『全』 鑑定A『対象:モンスター・人・宝物』

       アイテムボックス容量∞


「従魔」   妖精魔導士Lv100

「従魔スキル」結界 光系統/闇系統/火系統/ 妖精の合図

            ↓

「従魔」   妖精魔導術師

「レベル」  100→120

「固有スキル」 シャドウアーツ

「スキル」  黒氷雷系統/黒炎系統/黒雷系統/黒妖精の叫び

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