(これ以降第4章)ここまでの主要登場人物

【帝国サイド】

1 優一(優一神聖帝国の皇帝)

  中学の時にイジメに遭ってひきこもりになりオタクの世界に浸っていたが

 ネットゲームでのイベント運営能力を買われてイベント関連会社に就職した。

 しかし、横領上司の企みで会社からBANされる。

 会社を去る時に、その会社の洗面所で鏡を通して異世界に入れ替わった。

  内乱を企てて反乱を起こした貴族たちは「無能で悪逆非道」な前任者と入れ替

 わっていることに気付かぬまま討滅される。

 内乱平定後優一神聖帝国という国名を定め、初代皇帝となる。

 豊富なオタク知識を活かして活躍中


2 ミケ(皇后:正妻序列1位)

  皇帝にしか興味を持たない黒髪の美少女

 帝国での扱いは女神

 無尽蔵に地脈から湧き出る魔力を帝国の様々な活動などに恒常的に割り振りを

 しているほか表や裏のステータスを書き換えて様々な調整を行っている。  

 魔法は自在に操れるが皇帝の役に立つようにしかその力は行使しない。

 魔王タマとは双子の関係


3 エルベレス(エルフ王:正妻序列3位)

  古くは妖精(精霊)王とも呼ばれた妖精(精霊)族を束ねるエルフ族の長

 ミケやタマが生物上の子供を産めない(子宮に宿るのは自分自身)ため

 実質的な帝王の正妻でギルリルの実の母親でもある。

 冒険者学校の校長を兼ねる。

  エルベレスの焼くパンは優一の大好物である。


4 ラミア

  下半身が蛇という浜辺で信仰を集める伝説上の生物(だが実在)

 普段は洞窟に隠れ住み、巫女のジュリエットと一緒に暮らしている。

 本人曰く「タマの女」で、タマも色々と面倒を見ているようである。

 帝国では女神・魔王・エルフ王に並ぶ神聖として扱われている。

  

5 皇女

  無能と呼ばれた前任者が残した非凡な娘

 内政に驚くべき才能を発揮するので、この皇女だけは下賜したりせずに

 逆に人事権を与える等の優遇をして帝国運営をさせている。

 無尽蔵な魔力をまとうミケや明らかに父親とは違う優一に恐怖していたが、

 最近は打ち解けて来てたまに「お父様」と呼んできたりする。


6 ゾフィー

  甜菜糖の製造・安定供給を可能にしたことから伯爵位を付与。

 妾ではあるが後宮には住んでいない。

 農業試験場を伯爵邸とし、今まで働いていた奴隷を平民に格上げした。

 基本爵位に領地は伴わないのだが、ゾフィーは国の農業試験担当者という事も

 あり伯爵領を付与した。

 優一の女である以上、そこで得た収入も優一のものであるのだが

 頑張って開墾すれば増えるゾフィーへの小遣い程度の感覚である。

  背が高く胸の大きな美女


7 ヴァイオレット

  表向きは口入屋の女主人

  実態は特殊娼館(SM館)を運営し、奴隷の収集・売買を行う裏社会の有力者

  後宮に住まない帝王の妾の一人


8  親衛師団の娘

   性行為によっていくらでも増殖可能な魔物で、優一の好みに合わせて胸の大

  きな美少女の姿をしているが、並の冒険者3名がかりでも倒すことが出来ない

  強さを持つ。

  魔法による攻撃と槍による防御が基本。基本的なヒールは使える。

   個々の性格等に違いはなく、情報等は共有される。

  皇帝に忠実であり、お父様と呼び慕っている。

  師団長も娘の一人。

  新大陸には旅団を分派した。

  その他、新大陸には独自に増殖させた娘もいるが、全て根本は同じ魔物。

  「娘」と言った場合にはこの魔物を意味する。


9 ニンフ

  帝国の娼館の賤女として男達から合法的に精気を吸い取っている精霊。

 仲の良い竜娘たちと一緒に男狩りを行うこともある。 


10 ズウェン

   ゾフィーの身の回りの世話をしていた奴隷だったが、平民に格上げとなり

  夢であった姉の敵討ちのため、冒険者になろうとしている。


 【新大陸サイド】

1 タマ(魔王:正妻序列2位)

  新たに発見した大陸は、実はその昔タマが司っていた大陸であった。

 ミケが帝国全土の魔力をコントロールしているように、タマもかつてはこの大陸

 全土の魔力をコントロールし、ミケと発展の競争をしたりもしていた。

 しかし、手塩を掛けて育てた氏族に裏切られ、魔王の蔑称とともにミケの下へ

 逃げざるを得ない状況を作り出されたことで性格も嗜好もねじ曲がった。

  優一は氏族が牛耳る新大陸の南部に反乱を起こさせることに成功し、帝国の

 武力を貸す見返りに北部と南部の間の山岳地帯に壮太精霊公国を樹立させて独立

 戦争を戦わせようとしているのもタマの女神としての復権の布石である。


2 メルミア(遊撃隊長:正妻序列4位)

  元辺境伯の性奴隷でエリカの母

 奴隷市で買い受けて命を救ったことから優一に並々ならぬ忠誠心と愛情を持つ。

 エルフとしての能力の高さからエルフの遊撃隊を組織させて遊撃隊長に任命。

 貴族との戦いでは十分な活躍を見せた。

 冒険者学校での教官も兼ねていたが、独立戦争のため引き抜いた。

 壮太精霊公国はぶっちゃけ壮太とエルフ達が楽しく暮らしていける国というのが

 元々のコンセプトである。これはメルミアをはじめとする人間たちによって酷い

 目に遭ったエルフ達に対する優一なりの補償のつもりでもある。


3 ギルリル(正妻序列5位)

  エルベレスの実子。

  読み書きができるのでミリィの補佐をしていたが、能力の高さと頭の回転の

 速さ、そして無条件に向ける好意に気付き、専属の侍女として優一がエルベレス

 からもらい受け、ミケの同意を得て正妻となる。

  薬草使いが得意で魔法もそれなりの威力で使用できる。

  エルフ王(妖精(精霊)王)の後継者

 独立戦争では優一直轄の参謀を務める予定である。


4 エリカ

  元辺境伯とメルミアの娘で奴隷身分に落とされていたが現在は皇帝の妾

 普段は遊撃隊の兵站を担当している。

 携帯糧食の開発を命じており、甜菜糖をどう扱うかが見もの。

 開発が上手くいった暁には男爵を付与する予定。


5 佐藤壮太

  貴族との戦争の折、貴族に暗殺を目的として召喚された高校生4人の

 うちの1人

  優一に対する悪意はなく、2次元オタクでありエルフ萌えで脚フェチの

 ロリコンという、この世界では全く害にならないどころか子孫を増やしたい

 エルフのニーズに叶い、魔王にも気に入られたため、この世界に正規の

 手順(ゾフィーの弟と入れ替わり)で移住した。

  エルフの為ならとことん頑張れる根性のある壮太に優一は弟のような親近感を

 抱く。

 公爵位を付与され、壮太精霊公国の建国を準備する。


6 ガーベラ

  佐藤壮太の妻

  もともとは召喚された壮太を監視し、必要に応じ暗殺するために接触したが

 エルフ萌えの壮太に懐かれ、望まれたため100年間は妻になることを了承

 毎日子作りに勤しんでいたが、帝王の命により生存自活技術を壮太に伝授

 現在は産前の管理のために家を離れている。

  エルフにはもともと貞操概念などないので、他のエルフと壮太が関係を持つこ

 とを全く気にしていない。


7 ファイアフライ

  赤髪で竜族長老の血を引く攻竜の娘

 少女や幼女に擬態できる雑食の竜

  ミケによって映電やアンビと一緒に竜族から買い取られて後宮に住む

 映電から「ほたるちゃん」と呼ばれている。

  新大陸での戦闘の切り札


16 映電

   青髪で遠隔地に見たものを投影できる能力を持つ翼竜の娘

  少女や幼女に擬態できる雑食の竜

  大ハマグリに映像を送って録画させることも可能


17 アンビ

   銀髪で癒しの力が使える医竜の娘

  少女や幼女に擬態でき、空中で他の竜に魔力を渡すことも可能     


18 大ハマグリ

   蜃気楼を吐く貝(海の生物)

  後宮に部屋を持つ半ば妾状態の契約精霊

  映像を投射できるほか映像の記録、映像を基にした

  模型の作成などを得意とする。

  優一との間に出来た子供(稚貝)を戦場の地名表示に使用する。


19 ロザリッテ

   氏族の女に化けて諜報活動中の獣人の女


20 オルニダス

   もとは軍官僚の不正を見抜けるほど識能の高い高級将校

  疎まれて司令官として体よく軍官僚組織から放り出されたが

  獣人と仲の良い南部の者を徴兵して獣人狩りをさせたり

  補給品の横流しで前線に必需品が届かない等

  あまりもの氏族の南部人に対する仕打ちに憤慨

  そこに現れた優一を救世主と信じ込む

  信仰心の厚さを見た優一はタマの復権がなると踏み

  オルニダスを王として南部に王国を建国することを勧める。

  オルニダスは部下とともに反乱を起こし、南部で独立戦争の決戦のための城の

  構築と王としての戴冠式の準備をする。









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帝王はブラック引きこもり社員 田子猫 @tagoneko

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