世界各国のプレイヤー&ハードウェーザー紹介などその5

バグロイヤー所属 ハードウェーザー:ウィナースト


・第24話から登場。ガレリオ専用のハードウェーザーとして天羽院がシーラ共々彼に与えた。


・シーラ・ベルサーチ

国籍:一応トレントス系 年齢:設定年齢は15歳 性別:男 役職:ウィナーストのハドロイド


・フレイアと同じヘヴィタイプのハドロイドとして純粋なアンドロイドとして開発された。彼女と同じくハドロイドの中でも特に高い性能を誇るも、人間的な感情は乏しい。ただガレリオへ尽くす姿勢は極めて強く、彼に害を成すと見た者なら仲間でも容赦なく始末する苛烈な面も持ち合わせる。

・ワイズナー現象を引き起こすことが出来るよう最初から調整されており、ウィナーストのエネルギー供給を担う。ただ彼女への負荷を軽減する為ハドロイドスーツ姿ではなおさら感情が乏しくなり、淡々とガレリオに従う。


ハードウェーザー・ウィナースト


・ブレスト、クロスト、ネクストの3機を元に天羽院がそれら3機の良い所取りをコンセプトに設計した。スペックでは第3世代を上回るともいえる最強に近いハードウェーザー。ジーボストに匹敵する巨体故の強固な装甲に機動性を持ち合わせ、電次元兵器を3つ搭載しており攻撃面でもずば抜けている。

・そしてシーラのワイズナー現象による生じるエネルギーによって、エネルギー供給が彼女からも為されており、出動しつつエネルギー回復を可能とさせている点ではネクストに近いコンセプトを持つ。電次元兵器を多用出来る戦闘スタイルを支えている。ただ一度の出撃で永久的にエネルギー回復が可能な訳ではない。


・アイブレッサー……目から放つ光線。牽制用の名目だが、ジーボスト同様他のアイブレッサーより威力で秀でる。エネルギーの消費も少ない事から主武装として扱われる。


・バイオレット・ブライカー……両腕に展開されるエネルギーシールドであり、打突に駆使する他エネルギー刃へと形状を変えての運用も可能。リキャストのデストロイ・ブライカーを参考して設けられた近接戦用の装備。


・レクイエム・シーカー……背中に装備された半月状のシーカー。大気圏内の飛行能力を得る役割を果たす他、電次元サンダーを参考にした電磁波“電次元スパーク”を射出する事が可能。自由自在に軌道を変える柔軟性では電次元サンダーに劣るが、20門の砲門から同時に射出する事が可能であり、面制圧の点で上回る。


・電次元フロスト……胸部から射出する冷凍光線。電次元ブリザードを参考にした電次元兵器であり、射程では劣るが威力で勝り、電次元フレアーと互角の威力を誇る。


・電次元バーン……頭部の2本の角を突き刺して電熱をお見舞いする。電次元フレアーを参考にした装備だが、キラー・シザースと折衷させた面もある。エネルギー兵器としての威力は電次元フレアーに劣るものの、二本の角を突き刺して射出する形でそれを補っている。


・6連ミサイルポッド……両肩から射出するミサイルポッド。エネルギー消費の少なさから非常時に備えての装備になる。


オランダ代表 所属:フェニックス・フォートレス ハードウェーザー:エンゲスト


・第21話から登場(ソラは第23話から)。電装マシン戦隊の実権を掌握せんと野心が強く、玲也やコイ達と手を組むよう働きかけており、自らの活躍を世間に喧伝しようとしていた。だが戦鬼軍団を前に実力不足を露呈させ、第24話にて戦線放棄して逃亡するも事故に巻き込まれソラは死亡、残されたアクアも第25話でクロストを救おうとしてバグジャンバラーに仕留められ戦死した。


・ソラ・アエギノ

国籍:オランダ人 年齢:12歳 性別:男 役職:エンゲストのプレイヤー


・弱冠12歳でありながらYouTuberとして成功を収め、ベンチャー企業の社長を務めている。父がインターネットビジネス、母がアプリソフト開発で成功を収めた裕福な環境に生まれ、当の本人も実際実力はあるものの、挫折を知らず成功を収めたため幼児的万能感が強い。それゆえの野心も強く、自分の手腕と財力、コネを活かして、手始めとしてフェニックスを牛耳る為、ガンボット司令を懐柔させるるところまでは成功していた。

・対人関係もビジネスライクで捉えており、実の両親がそれぞれ不倫している仕事人間とのこともあるが、あくまでビジネス上の価値がある為に接しているに過ぎない。玲也に対してアクアの件もあるが、彼が優秀なプレイヤーである故に従順な姿勢で接しているものの、彼からはあまり快く思われてない。一方でシャルに対してはオマケに過ぎないと見下しており、ビジネス上の価値以上に、自分の野心を許そうとしないマーベルへは強い対抗心を抱いている。


・アクア・エスミナージュ

国籍:電次元人(コンシュマー系) 年齢:21歳 性別:女 役職:エンゲストのハドロイド


・エクスに仕えていたメイド。彼女の家が代々軍人としてファルコ家に仕えてきた家系だが、兄や姉が既にその立場で仕えていたこともあり、彼女はメイドとして4歳の頃から出仕していた。エクスが軍人になることへは反対しており、ハドロイドの被験者だと知れば躊躇うこともなく後を追ったらしい。

・エクスへの忠誠心は極めて強い……が、度を過ぎている執着、偏愛っぷりから寧ろ引かれていた。それ故に彼女を疎んじる相手に対しては辛辣だが、逆に親しい相手に対しては甘くなるようで、玲也に対しても彼女が将来を約束した相手として信頼を寄せていた。


ハードウェーザー・エンゲスト(プレイヤー:ソラ・アエギノ/ハドロイド:アクア・エスミナージュ)



・アクアに記録された第2世代ハードウェーザー。アダムスキー円盤を模したUFO形態へに変形し、トリッキーな動きを得意とする点から空中での運動性に秀でる。またビーム兵器の出力と両手足の強度を生かすことで遠近双方の戦闘もそつなくこなす。一方でロボット形態の両足があくまで殴る蹴るを前提としたものでしかなく、陸地へ着陸するには要塞型のワンボックス形態に変形する必要があり、そちらでは一転して鈍重になるが故、空戦以外では本来の性能は発揮できない。また燃費が悪い問題も抱えている。


・ユニバース・キャノン……両手足に内蔵された計4門のビームキャノン。マニュピレーターを兼ねている故に射角は自由に取れる他、1点集中して連射するシューティング・ノヴァたる技も存在する。キャノン砲そのものの強度を活かしての肉弾戦もこなせる。キャタピラも備えられていることから、ワンボックス形態ではキャタピラとして使用される。


・アダムス・シーカー……バックパックに装着されたドーム状の飛行ユニット。エンゲストの胴体を覆うほどの巨体である他、背後からの攻撃を想定して強度を確保されている。姿勢制御用としてのユニットの役割を果たす半円状のパーツは、ワイヤーに接続した状態で相手に叩きつけたり、絡めつけたりするユニバース・クラッシュとして駆使される。シーカー本体を回転させるとともに、周囲の相手へと叩きつけるネーデラー・アタックたる技も存在する。またクラッシュの基部には近接防御用のバルカンが内蔵されている。


・ハーレー・ノヴァ……UFO形態の機首及びロボット形態の頭部に内蔵された大型ビーム砲。ユニバース・キャノン4門分以上の出力を誇り、電次元カノンに匹敵する威力を誇る。ワンボックス形態ではユニバースキャノンが使えない為主砲となるものの、燃費が悪い故に多発できない欠点がある。



エジプト代表 所属:ドラグーン・フォートレス ハードウェーザー:ロクマスト


・第22.5話から登場(ロクマストは第23話から)。ゼルガが回収したハドロイドの一人であり、電装マシン戦隊に託された。本来ジェラフー・フォートレスへ配属される予定だったがウィナーストにフォートレスを破壊された事からドラグーン・フォートレスへ所属する事となった。


・ロディ・ゼブラ

国籍:エジプト人 年齢:19歳 性別:男 役職:ロクマストのプレイヤー


・エジプトの現大統領の三男坊で早い話名門の生まれ。その為気品だけでなくプライドも高く、自分をエリートだと振舞う自信家。その一方、猪突猛進で頭に血が上りやすい性格もありプレイヤーとしての腕は芳しくない。この2点から他チームからはあまり良い目で見られていない。

・ただ本人は内心では自分が至らない人間だと自覚している節もあり、名門の家に生まれた人間であり、兄二人と双子の弟が出来の良い人物であることをコンプレックスとしており、家では引きこもってディメンジョン・ウォーを現実逃避として楽しんでいたらしい。対外の相手に対して名門の人間として馬鹿にされないよう高圧的に振舞っている節もある。


・アグリカ・ワイヤード

国籍:電次元人(トレントス系) 年齢:17歳 性別:女 役職:ロクマストのハドロイド


・クレスローの同級生。シニカルな皮肉屋として飄々しているが、根は熱い体育会系。冷静に物事を考える人物として、ロディのストッパー役を務めるが度が過ぎる猪突猛進ぶりに対しては敢えて傍観に回る事もあり、彼へ容赦ない皮肉を浴びせる事もある。一方ロディが自分のパートナーなので厳しく接しつつも見捨ててはいけないとは弁えている。玲也に対して面白みがない奴と冷ややかに見ている節がある傍ら、ラグレーには姉のように振舞っている。

・家は貧しく父は既に病死しており、母も寝たきりで弟と妹の計4人の面倒を見ている。水泳を得意としておりスポーツ奨学生としてクレスローと同じ学校へ進学した経緯がある。ハドロイドへ志願した経緯も家族の面倒を見てもらう事と経済的援助を条件に志願したらしい。


ハードウェーザー・ロクマスト(プレイヤー:ロディ・ゼブラ/ハドロイド:アグリカ・ワイヤード)


・アグリカに記録された第2世代ハードウェーザー。水中戦用に特化した機体であり水中での機動性に加え、堅牢な装甲と燃費の良さを売りとしている。その一方陸に上がった時の機動性は今一つ。

・ワニを模したアリゲーター形態に変形可能であり、主に水上・地上での砲撃戦で用いられる。


・近接防御用バルカンポッド……アリゲーター形態で鼻に当たる部分に設けられたバルカンポッド。


・トート・シーカー……背中に装備された鳥型のシーカー。6門のEキャノンを装備しており、主にアリゲーター形態での対空砲撃に使用される事が多い。増設バッテリーを内蔵している為、単独でも長時間の運用が可能であり、サンディストのファルコン・シーカーと連結してバッテリーの役目を果たす。


・リーンフォース・スクリュー……ロクマストの尻尾そのものが鋭利なドリルとなる。しなる尻尾のリーチを活かしての鞭のようにも駆使される他、先端のドリルを射出することも出来る。


・リーンフォース・フンドー……アリゲーター形態の前足の指から射出されるワイヤーアンカーであり、砲撃体制の姿勢を制御する目的でも使われる。ロボット形態では胸部の位置から射出される


・リーンフォース・レールガン……両肩関節の位置に設けられた実弾キャノン砲であり、射角を調整することで対空から対潜目的と幅広い運用が可能となる。


・メーザー・サイクロン……アリゲーター形態の口から射出される音波エネルギー砲。ロクマストの必殺武器であり音波エネルギーにより水中でも射出する事が可能。ロボット形態では胸部から射出する事になるが、ジェネレーターと連結されない為威力が減衰するデメリットがある。胴体を90度真上に展開する事でジェネレーターとの連結により威力を増すが、射角の関係から対空砲撃としての運用がメインとなる。その為アリゲーター形態での運用がメインとなる。



ケニア代表 所属:ドラグーン・フォートレス ハードウェーザー:サンディスト


・第22.5話から登場(サンディストは第23話から)。同じくゼルガが回収したハドロイドの一人であり、電装マシン戦隊に託された。ロクマスト共々ドラグーン・フォートレスへ所属している。


・ラグレー・ファイバード

国籍:ケニア人 年齢:10歳 性別:男 役職:サンディストのプレイヤー


・物心ついた時からケニアのサバンナで、野生の動物と戯れながら育った少年。その為大人顔負けの身体能力を誇り、動物的な勘も人一倍鋭い故に最年少プレイヤーとして抜擢されたが、本人はよくわかっていなかったらしい。本人は基本勢い任せで力押しの姿勢だがヒロとのフォローもあり、最年少ながらプレイヤーとしてのポテンシャルは高い。

・境遇から礼節に疎い故目上にもタメ口で接するが、人懐っこい純粋無垢な性格と最年少であるが故、玲也を始めとする殆どの面々を親兄弟のように慕っており誰とでも友好的に接する。その人柄故にプレイヤーの中でもマスコットの様に可愛がられている。ただまだ幼い故に物事をあまり考えておらず、場の空気が読めない事もある。当初はプレイヤーの戦いを遊びと見做していたものの、オランダ代表の殉職を前に衝撃を受けつつも、ヒロの激励を受けて真剣勝負として真面目に取り組むようになった。「だべ」「だっぺー」が語尾につく事が多い。


・ヒロ・キプロス

国籍:電次元人(アージェス系) 年齢:50歳 性別:男 役職:サンディストのハドロイド


・元々とある貴族の家で執事長を務めていた人物だったが、権力争いで無実の罪を着せられて投獄されていたらしい。バグロイヤー襲来に伴いサンへ救われ彼と共にハドロイドへと志願した。

・ハドロイドでは最年長の人物であり、執事長として周囲には丁寧な物腰で接し、気配りを欠かさない。時折ユーモアを見せることもあるが温厚かつ謹厳実直な性格、早い話人格者として人望は厚い。執事長としてあらゆる業務をこなすだけでなく、博識で身体能力も引けを取らない。ラグレーを今の自分の主人として認めており、「若」と呼んでおり、「執事は主人に頼られてこそ」をモットーに日々彼を暖かく見守り、パートナーとして支えながら導いている。ラグレーの本能によるプレイヤーとしての腕を把握した上で、周囲に合わせるよう彼が制御しており、無軌道のようで精密なプレイヤーの腕として成り立たせている。


ハードウェーザー・サンディスト(プレイヤー:ラグレー・ファイバード/ハドロイド:ヒロ・キプロス)


・ヒロに記録された第2世代であり、陸戦特化の機体として堅牢な装甲を活かした白兵戦を得意とする。一方機動力と砲撃戦の観点も水準以上と陸戦でなら天衣無縫の強さを発揮する。ただ重量級の機体を半ば強引に地上での機動力を確保している故、飛行能力を備えていない。それだけでなく水中でも沈んでしまうカナヅチであるが故、陸戦以外はからっきしとの欠点も抱えている。

・白兵戦に特化したロボット形態の他、悪路での走破性に秀いで、突撃戦法を得意とするトリケラ形態へ変形可能。


・ホルス・シーカー……背中に装備された鳥型のシーカー。2門のビームキャノンことストリーム・キャノンと近接防御用のバルカンポッドを備える。主に対空砲撃に使用されることが多い他、トート・シーカーと合体してセクメト・シーカーとなる。トート・シーカーに内蔵されたジェネレーターと接続することで、キャノンの火力が向上する。


・ライジングラッシャー……両肩のナックルガード状のシールドをワイヤーに繋いだ状態で射出する。相手を絡めとるだけでなく基部から電撃を浴びせて攻撃することもできる。ロボット形態ではメリケンサックの要領で装着し、電撃を帯びた打撃を浴びせる。


・ストリーム・スパイク……両膝と両足先に内蔵された4箇所のビーム刃発振器。ロボット形態では膝蹴りと併用して放たれるが、トリケラ形態ではちょうど4本の足裏に位置するため、踏みつけると共にビーム刃を発生させて相手を貫くダイノミック・スタンプたる技も存在する。


・ストリーム・スクリュー……ロボット及びライノス形態の頭部から展開される頭部のドリルで相手を貫く。トリケラ形態ではそのまま突撃目的で使用される他、ライジングラッシャーで動きを封じた相手へゼロ距離で突き刺すリベンジャー・ホーンたる技も存在する。ドリル自体そのまま射出することも可能。

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