第2部でのハードウェーザー紹介その3

ダブルスト・ダウンシュート(ドイツ)


・第25話から登場。強化にあたって砲撃戦以外で難がある弱点を補うため、ダブルゴーストの強化に重点を置いた。新たにリュッケンユニットを増設することをはじめ、遠近両用に強化された遊撃機としての役目を持たせた他、ダブルストとしてシュツルム・ファイヤーの用途を拡張した。


・近接防御用Eガン……ダブルスト・マウス形態の装備でもあり、近接防御用として用いられる。


・ハウンド・ガトリング……マウス形態の装備であり、ハウンド・キャノンを改良する形で設けられた。連射性を重視するともに主砲として威力を向上させた。


・ハウンド・フンドー……マウス形態で新たに追加された装備であり、両側面からアンカーを射出する。ダブルストとしては両腕でアンカーを掴んだ上で振り回す戦法を取ることもできる。


・ジャイロ・シーカー……ダブルストの上半身を構成するジャイロジェット。前部に主砲となる実弾キャノン砲ハウンド・レールガンに加えて、8連ミサイルポッドをマウスから移設している。


・ジャイローター……ジャイロ・シーカーの左右に装着されたローターであり、分離させてダブルゴーストのバックパック及び腕に装着出来る。本体に連結された状態で、電磁波の渦シュツルム・ストリームを放つ事が可能であり、飛行能力を備えさせたり、相手を弾き飛ばしたりする他、ハウンド・サイズを改めて、アングラ・クローを展開して打突武器として転用も可能となった。突いた相手に向けて、シュツルム・ストリームをゼロ距離で放つ戦法も取れる。


・3連ミサイルポッド……ダブルゴーストの胸部に装備されている。通常時の近接防御用に使用される。


・ハウンド・アンカー……新たにゴースト1の両腕へ装備されたバックラーに収納されたアンカー。相手を絡め取るなり間合いを取るなりの目的で駆使される。


・ハウンド・スクリュー……新たにゴースト2の両肩に設けられたドリルパーツ。ショルダータックルの要領で駆使するほか、ドリルそのものの射出にも対応している。


・リュッケン・シュミッター……ダブルゴーストの強化を目的として新たに追加されたオプションユニット。小型飛行メカの機首はハウンド・ライフルとして携行し、主翼類は強酸射出ユニットことアルトシッダーとして腰に装備されるが重量の関係で空戦能力は落ちる。砲撃戦主体とのことで、主にアズマリアが運用する。


・リュッケン・メッサー……同じくダブルゴーストの強化を目的として追加されたオプションユニット。小型飛行メカの機首はノースフィアとしてビーム刃のジャベリンとして駆使される他、先端から牽制程度の威力とはいえビームを射出できる。主翼類はハウンド・シュナイダーとしてすれ違いざまに相手を斬りつけるものの、サイズの関係上どちらかとなれば飛行ユニットとして用いられる。白兵戦主体とのことで、主にルミカが運用する。


・ブレーネル……ハウンド・ライフルにノースフィアを連結させた狙撃用ビームライフル。ビーム刃の発振機能も備えられており、近接防御用の銃剣としても駆使される。


・シュツルム・ファイヤー……ボックストとして両腕から放つ熱線砲。シュツルム・ストリームの強化型でもあり、ダブルゴーストのジェネレーターと直結させて熱線砲として威力を向上させている。この他、ブレーネルを接続することで片腕のみとなるが長距離砲撃に重点を置いたシュツルム・スナイパー、近距離の白兵戦に重点を置いたシュツルム・ザンバーとのバリエーションが存在する。


ユースト・ユナイト(オーストラリア)


・第26話から登場。大気圏内での戦闘を想定してか、空戦能力に重点を置いて強化された。最大の特徴は下半身そのものをナッター・シーカーとして分離させる他、性質の異なる2機の航空戦力として運用が可能となった。ロボット形態ではハッキング能力による白兵戦へ重点を置き、早期警戒機から始祖鳥へモチーフを変えたバード形態では砲撃戦に重点を置く様になった。


・パルサー・ショット……両指に内蔵された実弾式バルカン砲。牽制用だけでなく、肉弾戦と織り交ぜて、抜き手の要領で駆使する事が可能である。


・ヘッドム・タービン……頭部そのものでもある大型レドームであり、ユーストの電子戦能力を発揮させるには必要不可欠な存在。バード形態及び分離時は背中へとスライドする。相手へのハッキング能力をつかさどる他、頭部を回転させながら放つ電磁波プラズマ・フォースで相手の電子系統を麻痺させる事が可能だが、射程が短いかつ燃費が悪い。クローアームとしては取り回しに難がある、タービンの損傷を避けるが故オミットされた。


・パルサー・キャノン……バード形態及び分離時の本体の機首に内蔵されたビーム砲。ロボット形態では胸部に収納されるが180度砲身を展開しての攻撃に対応している。


・ナッター・シーカー……ユーストの下半身が分離、変形して遠隔操作式の航空戦力として運用される。電子戦に重点を置いた上半身に対し、クローによる白兵戦、ミサイルによる面制圧など遠近両用に秀でた攻撃機となった。質量弾として突撃させる戦法も取れる。サイドスカートに当たる部分に6連ミサイルポッドを装備した主翼が存在し、分離時の機首には2門のEガンが設けられている(合体時に機首は本体に収納される為使用できない)


・パルサー・インパルス……両ひざに内蔵された起爆式ダガー。ロボット形態での白兵戦目的で使用されるが、ナッター・シーカーのミサイルとしても使用される。


・アーケロ・クロー……両足へ新たに設けられた装備で、可動式の爪で相手を掴み、爪先からのビーム刃を相手に突き刺す。足首にワイヤーが内蔵されていることから分離時、バード形態などではアンカーとしても駆使される。合体時には掴んだ相手へハッキングを仕掛けることもできる。

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