12-2 シドニーの不思議系、美少女ステファーの微笑み?

「しかし、やはり寒いな……」


 ――そして6月に差し掛かりつつある土曜日。玲也は普段の赤いジャンパーの上に白のコートを着用しており、首元にマフラーを巻いている。まるで冬が来た時のような身支度をしていたが。


「今頃街は真っ白かもしれないとシャルが言ってたが――流石に雪は降らなくてもシドニーが冬に変わりはない」


 コートのポケットに手を突っ込ませながら、玲也はシャルからの忠告は間違っていなかったと思い知らされた。ついこの間まで夏を迎えようとしていた身では、急に正反対の気候に晒されると体が縮こまってしまう。


「本当、これが夏でしたら開放的になれますのにね。シドニーでこうしてデートしていただけますのは嬉しいのですが……」

「いや、そのコートはよく似合っていると俺は思うぞ。何か本当にお嬢様らしく見える」

「玲也様!? 本当にお嬢様とはどういうつもりで……もぅ」


 隣のエクスはベージュ色のラインコートを着用しており、肌の露出が少ない分よりシックな雰囲気で纏められていたかのようだ。玲也が少し感心したように評するが、彼女自身大人しくしていれば確かにお嬢様だとは彼自身も感じ取ってはいた――その褒め方に最初エクスは拗ねたような態度だったが、すぐさま彼の腕を自分の元へ抱き寄せている。愛しの玲也様に対して彼女が猫を被るように甘くなることは普段から変わりがない。


「……いや、今回は大目に見よう。約束は約束だ」


 今回ばかりは、エクスから何時ものような少し大胆なアプローチも許容する事にした。それもその筈であり、二人は今デートの真っ最中――シャルとの勝負に勝った事でエクスとかわした一日デートの約束を果たしていたのだが、


「エクスったら、デートだからって浮かれてるんじゃないわよ!!」

「ニアちゃん、まぁ一日ぐらいですし大目に見ましょうよ……」


 ――二人を密かに尾行する一台のワゴン車。エクスのアプローチに少し苛立っている彼女はニア、宥めようとしている彼女がリン。デートの結果と別に不測の事態に対処するため、その不慮の事態にエクスが何をしでかすか分からない面も含まれているようであり、


「たかが一日、されど一日。また俺が何故お前たちの面倒をだな……」

『隊長はシドニーへ観光できていいじゃないっすか。俺とルリは有事に備えて待機ですよ?』

「馬鹿者、俺が観光で足を運ぶ訳がないだろ」


 二人と行動を共にしているラディは微かに不機嫌そうな様子を見せている。トムからは観光に行けると少し茶化されると彼は少し声を荒げ、ルリから任務の事を触れられると、彼は首を縦に振ってポリスターをホルスターに収めた。

 

「お前たちは既に分かっていると思うが……バーチュアスのイベントから奴らの動向を把握する事がここに来た目的だ」

「玲也さんと別に私たちが潜入する事ですよね」

「テッドさんが手配してやしたからね。あっしらも直ぐ戻れやすよう、突貫でつくりやしたからね」

「“これ“のことね……一週間もないのによくそこまで間に合いましたね」


 バーチュアスグループは、PARオーストラリア支部が存在するシドニー西部にて催しを開く――内容は最新式のライトウェーザーこと“サード・バディ”のお披露目であり、直接電装マシン戦隊の不利益に直結する内容ではないのだが、天羽院の事ゆえ何らか暗躍しているであろう可能性が極めて高かった。

 そして、この偵察任務を含んだ有事を想定した上で、ジーロがブレーンと突貫で専用のワゴン車を完成させていた。ニアが“これ”と指しているマシンだが、


「電送装置とバッテリーを積み込みやしたからね、この“エレファン”でいつでもドラグーンに行き来できるでやすよ」

「だからもしもの時、玲也を連れ戻せると」

「まぁ、そうならない方がいいでやすがね。こいつの試走もかねて今日は走るでやすよ」


 エレファンと自ら名付けた、このワゴン車はジーロ自身妙に愛着があるようだ。気さくな姿勢で黙々と仕事をこなすメカニックの匠である彼らしからぬ様子であり、


「未来から集め―た、コンピューターと♪」

「い、いやジーロさん? 今日は急にどうしたんですか?」

「メカニーック、そしてやーさしさー♪」

「あ、あぶない! 玲也さん……!!」


 ハンドルを握りながらジーロが歌いだしており、ラディでさえ彼がハメを外している様子が珍しいと真顔で突っ込む。だがその途端、リンが思わず悲鳴を上げた――突如玲也が車が行き来する車道に飛び出したからである。


「な、なんでやすか!? 玲也さんたちに何か……!!」

「まさかバグロイヤーに、待ってて…」

「い、いえ! 大丈夫みたいでして……」


 ジーロが思わず急ブレーキを踏み込んで停車して、ニアも彼女に追随しようと飛び出したものの――玲也が飛び出していったのも、とある少女が車道を渡ろうと飛び出したが、走行する車と接触しようとしていたからだ。すぐさま彼女の左手を玲也が引っ張った上でどうにか車道から引き戻して救って事なきことを得たようで、


「きゃあっ!」

「おわっ……」

「れ、玲也様! 大丈夫でして……って!!」


 最も力一杯引っ張って引き戻した後は考えていなかったらしく、二人とも歩道の上で転倒してしまう。その結果尻もちを搗く形で転んだ玲也の元に、彼女が覆いかぶさるようにして倒れた。黄緑色のジャンパースカートの姿ながら、彼女の胸元は彼の顔へ直撃しており、


「いやぁぁぁぁぁぁ、私の玲也様がぁぁぁぁぁぁ!!」

「違う、これは事故だ……大丈夫ですか? こいつの事は別に気にしないでください」


 エクスが思わずその場で錯乱していたが、玲也としては慣れていたからか彼女よりも自分が助けた少女の方に関心があった。クリーム色の丸みがかかったロングヘアーの彼女は、くりくりと丸い瞳をキョトンとさせた状態のまま、、


「あれ~? ステファー向こうへ行くはずだったけど、夢かなぁ~?」

「いや、夢ではないです。貴方が車に轢かれそうになった俺が助けようとしましてですね……」

「夢じゃない? するとステファー、助けられたから~」

「まぁ、そうなります……!?」


 ステファーと自分の事を呼ぶ少女は、少し間の抜けたような調子で玲也に事の経緯を尋ねにくる。玲也が一応説明したら、事情を把握した彼女が思わず喜びだし――躊躇いもなく抱きついてきた。


「いやぁぁぁぁぁぁ、また私の玲也様がぁぁぁぁぁぁ!!」

「あれ~なーんで驚いてるのぉ~? ステファーわかんないよー」

「……」


 ステファーが起こした行動は、エクスを再び錯乱させるには十分すぎる程大胆であった。ただ玲也が声にならない呆然としたリアクションをしているのも、彼女だけでなく、ステファーが自分の行為をあまり自覚していない事も大きかった様子だ。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「ステファーはステファニー・コルーシェ――みんなは貴方をステファーと呼ぶと」

「うんー、ステファーもステファーってステファーの事を呼ぶから、玲也もステファーはステファーと呼んでくれたら、ステファーもいいよー」

「……とりあえずステファーさん、貴方が今迷子になった事は分かりましたが」

「違うよー、ステファーはステファーで、ステファーさんじゃないよー」

「……」


 ステファーを相手に玲也達何げない会話を交わすことも、必要なことを聞き出そうとする事も苦労せざるを得なかったようで、軽く頭を抑えていた。これもおそらく素と思われるが、彼女の言動が彼らの話のテンポをことごとく狂わせているからだ。


「玲也様、私とのデートはどうなりましたの? もうこの方に構ってる暇はないはずですわ」

「エクスー、ステファーはこの方じゃないよー、ステファーだよー」

「玲也様! ちょっとステファーどうにかなりません事!?」

「いや、俺に言われても少し困るが」


 エクスもまたこのステファーのペースに悉く翻弄されており、玲也に対して大分哀願するように“どうにかしてほしい”と表情から伝わってくる。


「……そうだ。ステファーは電話とかしたか? 今ここにいますとか」

「ステファー、持ってないよー。ステファーが持ったら絶対なくすとシーンが許してくれないのー」

「……ちょっと、八方ふさがりですわね」

「いや、とりあえずシーンという相手がいるかもしれないとは分かっただけ……」


 ただ、こればかりはエクスが可哀そうだと、玲也ですら“凄いその気持ちは分かる“が、”自分ですらどうしようもない“と言わざるを得ない顔で返した。その中でも玲也はシーンという人物がステファーと関りがある事は見出したようだったが、


「うわー、新しいのが出てるー」

「お、おいおい、待て待て」

「飛び出すな、ステファーは急に止まりませんとでも!?」


 当のステファーは二人の様子を知ったことかと、近くの店へ千鳥足で引き寄せられていく。彼女の行動を全く予想できなかったからか、玲也ですら慌てて彼女を追った。その先の店は“ミラクルベース”と看板には書かれており、ゲーム機やラジコン、プラモデルがずらりと並んでいる――いわゆるホビーショップだろう。


「確かファイナル・エンパイヤ―無双2ndのローカライズか……ステファーはゲームが好きか?」

「うん、ステファー、ゲーム好きかなー。玲也も好きなの~?」

「好きに変わりはないが……色々と乗り越える為にもな」


 ステファーが屈託のない表情で目を光らせている様子に対し、玲也もまた少し微笑ましそうな表情を作る。一方エクスからすればデート相手の自分ではなく、いきなり会ったばかりの彼女に心を赦している様子が面白くないようで、


「言っときますが、玲也様は日本代表、日本一のゲーマーでしてよ? ステファーのようなお花畑の方が敵うとは思いませんがね」

「玲也が日本一なら~、ステファーはオーストラリア一かな~?」

「なっ……」


 エクスがステファーを牽制するため、玲也を自慢しながら彼の腕を抱き寄せる。けれどもステファーは大胆に宣言した。この挑発の意味が分かっていたかどうか定かではないが、自分がオーストラリアで最強のゲーマーだとサラリと言ってのけた。その図太さにエクスがたしろぐのと別に、玲也は目の色を少し変えた。


「もし良ければ一回勝負をしたい……あれはどうだ」

「スプラッシュ3? ステファー知ってるよ~、イカしてるやつだよね?」


 玲也自身ステファーの言葉に火が付いたのか知らないが、店内に足を踏み入れるや否や、体験プレイブースで置かれているゲームでの対決を提案した。彼女が目をキラキラ輝かせる。


「確かにそうだ。最も俺はステファーの腕を知りたいが」

「まさか、ゲームを知ってるだけでただのハッタリだったのかしら?」

「違うよー、ステファー出来るよ~!」

「やめろぉぉぉぉぉぉ!!」


 エクスからの挑発に反応してか、ふくれっ面を作った後にステファーが前へと歩き出す。その上で体験ブースのゲーム機に手を触れようとした所。彼女を制止するように怒鳴りつける声が響き渡った。


「シーン! 今ゲームで勝負するつもりなのー」

「ステファー、ここでゲームやったら駄目だって!」

「シーンさんですか……しかし何と言いますか、特に面白みもないような殿方ですわね」

「あぁ……おや?」


 緑色のパーカーを着用したこの人物――おそらくアトラスと同じ年位の彼がステファーの言うシーンであり、彼女がゲーム機へ触れようとすると、顔面蒼白な様子で慌てて彼女の手を引っ張って店を抜け出していく。特に顔つきからか、個性の乏しい凡庸な殿方と突っ込んでいたが、玲也は彼の首元に一瞬目を疑っており、


「玲也―、エクスー、バイバイ~」

「すみません!ステファーを見つけましたんで迎えをお願いします! なるべく急ぎます!!」


 シーンが玲也たちへ頭を下げた後、そそくさとその店から退散していく。彼に連れ戻される様子ながらステファーは現状を分かっていないのか、悠長に手を振っていた。


「すみません、遅くなりまして!」

「ご苦労ですシーン……何をやっていたのですステファー」

「へへへ聞いてロスにい、綺麗な小鳥さんを追っかけてたらね~」

「分かりました、発車してくれませんか」


 そそくさと退散するように飛び出したシーンとステファーは、しばらくしてから黒塗りのワゴン車に乗り込んだ。運転席の隣に乗っていた煽髪の男は。”ロスにい“とステファーからは呼ばれている。だが当の本人はシーンを労っていても、彼女に対してはどこか突き放したようでもあった。


「そんな馬鹿な理由でこの日に遅刻したら恥さらしですよ? 兄の私を馬鹿にしていますかね?」

「ば、馬鹿に……違う、ロスにい、素敵、立派、カッコいい! だから……

「嫌いにならないでというのでしたら、足を引っ張ることはやめてもらいませんかね」

「ロスティさん、貴方流石に実の兄妹でそこまで言う事はないと思いますよ」


 その青髪の男はロスティ――バーチュアスのオセアニアエリアを任され、PARとも関りを持つ若きエリートだ。妹のステファーを足手まといとしかみなしていないようで、兄を相手にしても、シーンが少しムッとした様子で意見する。


「おいおいシーンさんよ、いくら惚れちゃってるからって感情的になるなって」

「ち、違います! 俺がステファーに惚れてるとかは!!」

「まぁ、そうだよね~、とんでもないプレイヤーと一緒なのは同情したくもなるよ?」

「いや、そこまで言われるのも……」

 

 思わずかっとなるシーンを、最後部の席から囃し立てる男がいた――拳法服を着用した褐色の少年メノスはシーンを嘲笑うのも、女に気を遣っている彼の態度に男としての嫌悪感も少なからずあった。

 バングラデッシュ代表の彼が座っているならば、隣にカルティアの姿もいる。彼女はステファーを間抜けな女だと見下している一方で、シーンに対しては彼女なりに同情している節がある。自分がメノスとパートナーだとの事で気苦労が絶えない様子でもあり、


「まぁ、俺はそいつらとかより、ビッグになりゃあいいんだからな。あの女社長気取りの鼻を明かしたらな?」

「女社長……あぁ、コイさんの事ですね」


 ロスティに対してもまるで同等か、少しあざ笑うようにしてメノスは尋ねる。シーンですら一応の礼儀は払っていたのとは大違いだが、ロスティは少し不快な胸の内を抑え、彼が戦う動機がどん底から成りあがる事だったと思い出した上で、


「ちゃんとバグロイヤーを相手に戦ってくれましたら、電装マシン戦隊より良い待遇を約束しますからね」

「その言葉嘘だったらただじゃすまねぇからな。もう袖にされるのはごめんだからよ!」

「全く、いつまで袖にするとか、なすとか、あしらうにこだわってるのよ」

「うるせぇ! だから俺は力を示してるんだよ!!」


ロスティは特に目くじらも立てる事もなく、成果を出せばそれに見合った報酬は用意してあるとの返事で納得させた。ひたすら報酬と栄光を手に入れる為、力を誇示せんと望んでいるメノスだが――カルティアからすれば少々くどいと辟易している様子もあった。


「……目立つだけならまだしも、そこまで拘るか?」

「シーンはん、別にちゃんと成果を出せばえぇんやで? あんさんも電装マシン戦隊なんかよりやりやすいんちゃうか?」


 メノスの姿勢に対し、シーンは一応倫理的にどうかと葛藤を抱えており密かに苦言を呈するが――彼の後部席に座る関西弁まがいの口調でしゃべる彼女に窘められてしまう。


「……アイラ様、電装マシン戦隊の情報が不足しています。そう言い切ってしまってよいものではないと思います」

「構へん、構へんって言いたいとこやがなぁ……まぁメノスはんは血眼なようやけど、ロスティはんからすればステファーはんが活躍してほしいんやさかい?」


 バングラデシュ代表と別に、バーチュアスに籍を置いたポルトガル代表の二人の姿があった。アイラはフレイアやシーンを宥めつつ、ロスティへ尋ねる。この中で最年少の12歳の彼女だが、周囲の空気に呑まれる事はなく、どこか忽然とした態度をとっており、


「ステファー、ロスにい、アラにいの為がんばるよ~アイラは~?」

「まぁー、ウチも程々に頑張るけど、あんさんが一番頑張らなウチらが成り立たへん」

「おい、そこは俺が頑張らなきゃだろ? 女に本当の戦いを見せれるのは男だからな!!」

「女や男とか関係あらへん。それでも言わせてもらうんなら、男のロスティはんが考えとるんや」


 メノスからすれば同じチームだろうとも女のプレイヤーを軽く見ている。都市だけでなく腕っぷしでも圧倒的に勝るであろう彼にメンチを切られようとも、アイラ臆すことなく推測を述べる――自分たちのチームがオーストラリア代表ありきで成り立っていると。


「確かに、私たちとしましてもステファーに頑張ってほしい所ですからね。バーチュアスの命運がかかってますから」

「おい! 俺が成果を上げればってのは嘘かよ!!」

「いえ、それは嘘ではありませんが、ステファーを立てなきゃ支持を得られませんから」


 アイラにバーチュアス側の真意を見透かされている様子に、ロスティは少し快く思わない様子だったものの、認識させる必要があったとみて潔く明かした。

ステファーを立てるのも、オーストラリア代表が活躍することにより、バーチュアスグループだけでなく、オーストラリア政府が積極的に支援の姿勢を示すからの事である。極論バングラデシュ、ポルトガル代表は彼女の引き立て役に徹しろとの事だが――メノスが納得するはずもなかった。


「ちょ、ちょっと! これ以上揉めたら、また居場所なくなるじゃん!」

「女は黙れって言っただろ! バグロイヤーさえ倒せばいいんだからな!!」

「……まぁ、好きにしてください。電装マシン戦隊に負けないようにだけは」

「当たり前だろ! コイを跪かせるだけの腕は見せてやるがな!!」


 ニア達を拒んだ結果、ドラグーンを出奔したカルティアも人の事は言えないかもしれない。ただ彼女をしてもやはりメノスの極度の女嫌い、功名心の強さによってチームの和を乱しかねない様子に引いている節もある。ロスティが根負けしたように彼に好き勝手任せるようにしたが、


「やれやれ……ミスター・天羽院もとんでもない男を連れてきましたね……おや」


 実際の所ロスティとしても、メノスは厄介極まりない相手だと危惧を覚えていた。その彼の元にメッセージが届いた――天羽院からの指示に対し少し肩の重荷が軽くなった様子もあった様子だ。

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