第24話 新天地か新境地か

 前回の続き。

 地球から亜空間を通じて新航法を大々的に利用した、三星間大宇宙戦争が終わった後、一つの恒星ミズの住人が滅んでしまった。

 あらゆる環境に慣れることができると言うアーノスーツが発明され、人々は新天地ブラ・ジールで開墾を始めたのだ。

 先ずは食物からと、薄い空気の中、ポウンと名付けられた地球にあったレーズンに似たものは、一粒で半日は働ける力が引き出せる。

 人は気が付けば、ミズの住人として、体が適してしまった。


 それから、娯楽の少ないミズには、アーノスーツを着ながら読み書きできる、『カクヨム』が大ヒットし、スポンサーのユッキーは、相続問題に発展する程儲けてしまった。


 ================ここから本当


 そこで、カクヨム公式様のツイートで、『趣味で小説を書いている方には基本的に講評もアドバイスも必要ないと考えています。趣味で一番大事なことは、何よりもまず書きたいものを自由に書いて、自分自身が楽しむことにあるからです』、『強いて言えば、同じように小説を書いている仲間と仲良くなったり、自分の作品を読んでくれる方に楽しんでもらえたらもっといいですよね、くらいでしょうか』とありました。


 これを読んで、いささか衝撃的でした。

 ゆっきーが手ぬるいのでしょうが。


 北島マヤ様が、『あたし女優になります!』とその言の葉を引き出させた月影千草様のお力も凄いのです。

 けれども、皆が皆、『おいら小説家になるずら』、いえ、失礼いたしました。

 『小説家になります!』と意気込みはあると思いますが、実質上、紙の本を書店で売るには、『小説家』の類でないといけないのでしょうか?


 ◇◇◇


 自分の話になってしまいますが。


 美大の方は、卒業制作を異常なまでに真面目に取り組みましたが、機嫌の悪い教授の一声で脱落気味に卒業しました。

 課題は、自由なので、障がい者や高齢者向けの食器等のデザインをしましたよ。

 テーマが気に入らないと言われて、がっつりやられました。

 いい成績では卒業できたのですが。

 いいことと言えば――湾岸戦争前にヨーロッパへ行けて将来の為になりました。


 この前後に個人誌を作りましたね。


 次は、普通に受験して、特待生のまま卒業しました。

 けれども、研究室が痛くて、困りましたね。

 勉強は意地でもしていました。

 金の草鞋で尋ねたお陰で、今、隣で寝がえりをうっているパパを拾うことになりました。

 『女学生、夫を拾う』

 何だそりゃ。

 部活で展示するイラストや販売用のノートを作ったりしました。


 他の院に進学し、ゆっきーのは、『The Phytopathological Society of Japan』と『学内に置く重たい本』に載せていただきました。

 わーい、紙の本だ!


『ザ・紙への道のり』 完


 ――終わっていいのか?


 ◇◇◇


 そのですね。

 出逢ってしまったのです。

 うみ様の作品なのですがね。

 『触手紳士だけど三十回攻撃で無双します ~メタモルフォーゼオンライン~』 です。

 あれ?

 くだらない前書きをしていたら、文字数が足りなくなったぞ。

 可愛いアルカエア様とこちらは別の意味で可愛いイノーン殿をファンアートとして、描かせていただきました。


 これは、何の話かと言うと、前回の色々と残念なことや紙の本にならないことに対する自己防衛のお話です。

 お陰さまで、お話を読んだり、ファンアートを描かせていただいたりして、気分が何とかなりました。


 ◇◇◇


 来年の干支は、イノーン!


 おつかれーしょん! だぶふっ。

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