第20話 10月15日(6)

 18時。



 湯舟に浸かって、あたしは息を漏らした。


「……はあ……」


(お風呂、気持ちいい……)


 きっと、言葉通りの間抜け面になっていることだろう。それでも、温かいお湯に浸かるのは好きだ。くたりと脱力して、大きめの浴槽に贅沢に体を預ける。


(今日は心行くまで浸かってやる)


 ほかほかなお風呂。


「はあ」


 また息を漏らす。息を漏らせば、色んなことを思い出す。


(リトルルビィ)


 そっとしてくれているのか、GPSからメッセージはこない。


(メニー)


 あたしを見失ったあいつは、その後どうしたのだろう。キッドにさらわれたと聞いて、大人しく帰っていればいいけれど。


(それと)


 ドリーム・キャンディ。


(……明日はちゃんと働こう……)

(あたしの代わりに、リトルルビィが働いてくれたんだもの)

(……謝らないと)


 昼間のアレさえ無ければ、あたしだってちゃんと働いたのよ。


(でも、原因を作ったのはあたしだ)

(あたしさえ、ヴァイオリンを弾かないで、口でメニーにいくつか曲を紹介すれば良かったのよ)


 それでも、聴かせた方が早いと思った。


(だって弾ける曲があったら、聴かせた方が早いじゃない)


 一曲だけのつもりだった。


(ナイチンゲールのワルツなんて、弾く気無かったのに)


 あたしはぼそりと、口を開いた。


 ララララ ララララ 歌うの ナイチンゲール

 楽しい愉快な お菓子のワルツ

 ララララ ララララ 踊るの ナイチンゲール

 お菓子を食べた あの子が はにかんだ


 メニーのような美声では歌えない。けれど、ずっとあたしの胸にこびりついて離れない一曲。


(最初の発表会だったんだもの。緊張して、間違えて当然よ)

(なのに、あれ以降、あたしは人前で演奏が出来なくなった)

(しようとしなかった)

(したくなかった)


 また見えないところで、指を差されて笑われる。


(金持ちの世界なんて、そんなものよ。くだらない……)


 分かっていたではないか。気にする必要はないことだって。貴族の世界なんて、綺麗なものだけではない。汚い部分だってある。ママからだって教わっていたのに。あたしは何をそんなに、こだわって練習してたのかしら。


(屋敷を追い出されるその時まで)

(いかつい男にヴァイオリンを取られるまで)


 なんで、ヴァイオリンを手に掴んでいたんだろう。


「はあ」


 息が漏れた。


「くだらない……」


 変なことをしたから、変なことを思い出した。


(くだらない)


 ――ねえ、また弾いてくれる?


 キッドの美しい笑顔を思い出して、あたしの眉間に皺が寄った。


「……」


 黙って首を振り、キッドを頭から振り払って、温かいお湯に集中する。


(……そろそろ上がろうかな……。……どうしようかな……。……あったかい……)


 姿勢を直した時、脱衣室で音が鳴る。


(ん?)


「テリー!」


 その声を聞いて、あたしはびくっ! と体を強張らせた。


(スノウ様!?)


「はい!」


 焦って返事をすると、向こうから明るいスノウ様の声が発せられた。


「湯加減どーお?」

「さ、最高です!」

「そう! それは良かった!」


 昼間、スノウ様の横を通り過ぎて、逃げ走ったことを一気に思い出す。


(気まずい……! 最高に気まずい……!!)


「テリーはお風呂好き?」

「は、はい! 大好きです!」

「あら、私達気が合うのね! 私もお風呂大好きなの!」

「はい! そうですか!」

「というわけで」


 嫌な予感がしたと同時に、扉が開いた。


「一緒に入りましょう!」

「ぎゃーーーーー!!」


 あたしは慌てて両手で顔を覆い、真っ裸で入ってきたスノウ様を視界から隠した。


「な! なな! ななななななななっ!」

「あら、別にいいじゃない。女同士なんだから!」

「だ、あの、だ、だ、だ……!!」

「大丈夫、大丈夫。テリー、体は洗った?」

「は、はい! 洗いました!」

「そう! じゃあ、あとで私の背中を洗ってもらおうかしら! ふふ!」

「はい! あたくしでよろしければ、洗わせていただきます! 隅から隅まで綺麗にまんべんなく!」


(だからお願い死刑にしないで奴隷にしないでお願いお願いお願い……!!)


「せっかくだから、ちょっと女同士の話をしましょうよ。テリー」


 スノウ様が微笑みながら、綺麗な髪の毛にシャワーを当てた。シャワーが地面に当たる音が浴室に響く。あたしはスノウ様から視線を逸らしながら、口を開く。


「あの……スノウ様……」

「うううううん?」


 スノウ様が低い声を出す。


「……お母様……」

「はい。なあに?」


 スノウ様が明るい声で返事をした。あたしは固唾を飲みこみ、慎重に、声を出す。


「……昼間は、申し訳ございませんでした。せっかく、お褒めのお言葉をかけていただけたのに」

「気にしないで。謝るのは私の方よ」


 スノウ様がシャワーを止めて、シャンプーを頭につける。


「驚いちゃった?」

「……それなりに」

「ふふっ。私も驚いたのよ。思わず何も考えずに、変装するのも忘れて、王妃様のままでテリー達のところに行っちゃった!」


 スノウ様が頭を揉むように、頭を洗っている。


「あれ、妹さん?」

「……はい」

「歌上手ね」

「ええ。とても」

「血は?」

「繋がってません」

「再婚されたんですものね。ベックス家の夫人殿」


 ……調べたのね。


「そう。あれがメニー」


 スノウ様がシャンプーの泡を洗い流す。


「去年、ソフィアに誘拐されたのは、あの子ね?」

「……はい」

「そう」


 スノウ様がトリートメントを頭につける。


「テリーはメニーのこと大切にしてるんですってね。キッドから聞いてるわよ」

「……人並みに」

「血が繋がっていないとは言え、姉妹だものね。仲が良いのは良いことだわ」


 スノウ様が声に出して笑った。


「キッドとリオン、昔からあまり仲良くなくてね。キッドは適当にあしらってるけど、リオンが素直すぎるから、意地になっちゃってるのよ。二人とも仲良くしてくれたらいいのに、何かが噛み合わないんでしょうね。あーあ。なんでああなのかしらねえ?」


 スノウ様が自分の髪の毛を撫でた。


「私は一人っ子だったから、姉妹がいるって羨ましいわ」


 スノウ様が自分の髪の毛をもう一度撫でた。


「ねえ、テリー、ヴァイオリンはいつから習ってるの?」

「……少し、やってただけです」

「少し?」

「はい」

「そう」


 スノウ様がシャワーでトリートメントを洗い流す。


「上手だったわよ」

「……ありがとうございます」

「本当に上手だった。感動しちゃったもの」

「……」


 スノウ様は女王様だから、下手でもそう言うのよ。


(期待はしない)


 黙って、顔を俯かせる。あたしの髪の毛から水滴が落ちて、湯舟のお湯を揺らす。


「ありがとうございます。嬉しいです」


 思ってもいないことを、言葉で吐き出す。


「ええ。上手だった」


 スノウ様がスポンジから泡を出して、体を洗い始めた。


「本格的に習わないの?」

「習いません」

「どうして?」

「別に、興味ないので」

「もったいないんじゃない?」

「やったところで、上手くならないと意味なんてないので」

「そんなこと考えても仕方ないんじゃない? やってみたら?」

「上手くならないのに、意味が無いです」

「やってもいないのに、上達しないなんて決めつけるの?」


 だって分かってるもの。上達するどころか、あたしは下手くそのまま。始めてから、破産して無一文になるまで、やり続けた。弾き続けた。

 だけど、


「それでも」


 それらは全て無駄だった。

 やっぱり、下手だった。

 あたしは才能なんてなければ、誰かの前で弾くチャンスなんてやってこなかった。

 本物には敵わない。


「別に、プロになれ、なんて言ってないのよ? テリー」


 スノウ様が浴槽にいるあたしを見た。


「趣味でやってみたらいいじゃない。それで、またメニーと合奏するといいわ。お城のパーティーの時に、聴かせに来てよ」

「……そんな所では、とても弾けません。……ただの恥知らずです」

「あら、いいじゃない。私なんて趣味で舞台演劇をやったことあるけど、下手くそって旦那に笑われたわ」


 スノウ様がケラケラと笑う。


「笑われるくらいが丁度いいのよ。笑う奴はね、笑ってればいいのよ。人の努力を知らない奴が笑うのよ。人のやってきたことをやってない奴が笑うのよ」


 ねえ、テリー。


「私は、もう一度、貴女のヴァイオリンが聴きたいの。また弾いて聴かせてくれない?」


 キッドのようなことをスノウ様が言った。


「私、あの切ない音が、忘れられないのよ。あんな魅力的な音、今まであったかしら」


 スノウ様があたしを見つめる。


「ね? いいでしょう?」


 スノウ様が訊いてくる。美しい笑顔であたしに訊いてくる。あたしは視線を逸らして、浴槽のお湯を見て、呟く。


「……下手ですよ。あたし」

「ふふっ! ぜひ聴かせてちょうだいな! その代わり、私のお芝居も見てくださる? 下手くそって言って笑っちゃ駄目よ?」

「……笑いません」

「家族は皆、笑うの。リオンなんか苦笑いよ。一番酷いやつ。笑顔がね、引き攣ってるのよ。リオンってば、本当お世辞でもママのお芝居最高だったよって言えないのかしらね。あー、やんなっちゃう! あの馬鹿息子!」

「……」

「テリー、背中洗ってくれる?」

「はい」


 頷き、浴槽から出て、スノウ様の後ろに回る。スポンジを渡されて、握って、泡を出して、スノウ様の背中に優しく当てる。突然、スノウ様がくすっと笑った。


「ふふっ! 昔のクレアを思い出すわ! クレアも昔は一緒にお風呂に入ってくれたのよ。今はガン無視だけど」

「……お体、弱いんでしたっけ?」

「……んー……。まあ、そうね。そう。引きこもってる」


 スノウ様がそう言って、チラリと、あたしに振り向く。


「キッド、何か言ってない?」

「え?」


 あたしはきょとんとして、瞬きした後に、静かに首を振る。


「あいつからは何も聞きません」

「そう。……悪く思わないでね。それでも、テリーのこと、すごく気に入ってるみたいだから」

「からかってるだけに見えますけど」

「うふふ! でもね、キッドが人を追いかけるなんて滅多にないのよー? 去年の仮面舞踏会でもそうだったけど、普段ならそういう厄介事って放っておくのよ。あの子」


 スノウ様がわくわくしたように話す。


「テリーのこととなると、キッドって人が変わるのよ」


 それが、


「親として、どれだけ嬉しいことか」


 ね?


「私がテリーを気に入る理由、分かる?」

「お気に入りの玩具を無くしたくないだけです。あいつは」

「またまた、テリーってば、そんなこと言うんだから!」

「流します」


 シャワーのお湯で、スノウ様の背中の泡を流す。


「ありがとう」


 スノウ様があたしに振り向いた。


「ねえ、テリー」


 あたしを見る。


「テリーはまだ若いでしょう? 14歳だものね。だから、やりたいことも、やってみたいことも、まだまだ沢山あると思うのよ」

「やれる時に、やれる環境にいるなら、やってみてから後悔すればいいと思うの」

「今日の貴女は本当にすごかった。私は、王妃として、私自身として、心から感動しました」

「ほんのささいな、小さな興味からでもいいのよ」

「やればやるほど楽しくなるなら、やり続ければいい」

「楽しくないなら、やめればいい」

「我慢しないで、楽しいならやればいいし、つまらないならやめればいい」

「楽しいか、つまらないか、それくらいなら若いテリーにも判断が出来るでしょう?」


 スノウ様は微笑む。


「ヴァイオリン、もったいないわよ。また聴きたいわ。……やってみたら?」


 スノウ様が優しく微笑んで、あたしに伝える。

 あくまで、選択肢をあたしに渡して、考えさせる。

 あたしは黙り、目を伏せて、ゆっくりと呼吸して、一言だけ答えた。


「……。……。……考えて、みます」

「うん。それがいいわ」


 スノウ様が頷いた。


「考える時間は必要よ」


 スノウ様があたしの手を取った。


「さ、テリー、ママと一緒に湯舟に浸かりましょう!」

「……もう入りました」

「二人で入りましょう!」

「お湯が溢れます」

「いいのよ! どうせ最後に入るのキッドなんだから、少なくなってもいいのよ! あいつには半身浴がお似合いよ!」

「あたしがのぼせます」

「まだ大丈夫!」

「のぼせ……」

「まだ大丈夫!!」

「……のぼ」

「大丈夫!!」


 スノウ様があたしの手を取って、立ち上がった。


「お湯飛ばして遊びましょうよ! ほら! こんなところにアヒルちゃんもあるわよ!」

「……」

「テリー! ほらほら! ママと遊びましょう! 女だけの話をしましょうよ!」

「……」

「ねえ、テリーって生理前のイライラどうしてる? 私、生理にはうんと弱くてね?」

「ああ、分かります。生理前って本当に……」


 あたしはスノウ様と湯舟に入った。







 |ω'*)








「……」

「キッドや」


 どきっ。


「何やっとる」

「……俺もテリーと入りたい…。……体洗ってあげたい……」


 ぼそりと呟く。


「……見たい……」

「キッド、覗きは断罪じゃ。こっちに来なさい」

「覗いてないよ……」

「耳を当てるのもマナー違反だ。来なさい」

「何だよ……じいやのばか……」


 キッドがしぶしぶ脱衣室の扉から離れた。ビリーがキッドが運んできたプレゼント類を呆れて見つめる。


「どうするんじゃ」

「テリーにプレゼントしたんだよ」

「キッド、今のあの子にこれらを渡してはいけない。貴族ということを隠さないといけないんだぞ」

「ちょっとくらい、いいじゃん」

「キッド様」

「テリーがいらないぬいぐるみとかは、教会に寄付するから安心してよ」


 キッドがプレゼントの箱を開けた。


「ほら、このドレスとかテリーに似合いそうだ」

「返してきなさい」

「分かった。じゃあ11月になったら渡すことにする。それならいい?」

「それまでどこに置くんじゃ」

「こっちで保管しておくよ。ああ、テリー、喜ぶかな。ねえ、じいや、これを見たテリーがやっと俺に惚れてくれるかもしれないよ? 素敵な王子様って、俺に甘えてくるんだ。ああ、楽しみだなあ……」

「はあ……」

「どうだ? このドレスどうだ? 可愛いだろ?」


 キッドがドレスを持ち上げた。


「ねえ」


 ビリーに訊く。


「似合う?」


 ビリーがキッドを見た。


「誰のことですかな? 殿下」


 キッドがにんまりと微笑んだ。




( ˘ω˘ )




 ジャック ジャック 切り裂きジャック


「兎さん! 待って! パーティーに行くの? 私も行きたい!」


 切り裂きジャックを知ってるかい?


「あら? 何? この穴? ……ぎゃっ! きゃーーーーーー!!」


 ジャックはお菓子がだぁいすき!


「きゃーーー! 何? ここ! へんてこな場所! ニコラに教えたら、きっと変な顔するわ! ぶふふ!」


 ハロウィンの夜に現れる。


「あら? 何このキノコ? ぱくり。きゃーーーー! 体が小さくなったわーーー! リトルルビィみたい!」


 ジャックは恐怖がだぁいすき!


「あ、待って兎さん! 痛い! ちょっと、誰なの? 貴方達。変な双子! ヘンゼさんとグレタさんみたい!」


 子供に悪夢を植え付ける!


「トカゲさん! 兎さんを知らない? え、向こう? どうもありがとう!」


 回避は出来るよ! よく聞いて。


「まあ、お花の合唱なんて素敵だわ。……雑草? 違うわよ! 私はアリス! ちょっと、やめて! 痛い! 分かったってば! 向こうに行くわよ! もう! 酷い!」


 ジャックを探せ。見つけ出せ。


「まあ、芋虫さん、こんにちは! 兎さんを知らない? え? 向こう? ご親切にどうも!」


 ジャックは皆にこう言うよ。


「鳥さんやめて! 私はアリス! 蛇じゃないわ! やめて! 突かないで! きゃーーー! また小さくなったわーーー!!」


 お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!


「何よ。ガットさんみたいな猫がいる! 近づかないで! にやにやしてる猫は嫌いなの!」


 ジャックは皆にこう言うよ。


「トリック! オア! トリート!」

「へ?」

「オ菓子チョウダイ!」

「え? お菓子?」

「オ菓子チョウダイ!」

「お菓子……」


 ぽんぽん。


「あっ! ない! 嘘!」

「エ? ナイノ?」

「待って待って! 私、ベッドに……あ、やばい……うふ……私……食べたんだった……」

「ナイノ?」

「えーーっと……ジャック、あのね……」

「ナインダナ?」

「ご、ごめんね? あの、事故なのよ……。いつもならあるんだけど……あの……突然、私の可愛い小腹がすいてね? 今夜くらい食べてもいいかなって思っちゃったのよ……」

「ナインダナ?」


 皆でジャックを怖がろう。


「待って! ジャック! 待って!」


 お菓子があれば、助かるよ。


「きゃっ!? 何!? うちの店みたい! 変なお茶会!」


 皆でジャックを怖がろう。


「じょ、女王様! 違います! 私の罪じゃないわ! 猫が、そこに猫が!」


 お菓子が無ければ、死ぬだけさ。


「きゃーーーー! やめて! 首を跳ねないで!」


 ジャック ジャック 切り裂きジャック


「アリス! これは夢よ! 目を覚ますのよ!」


 切り裂きジャックを知ってるかい?


「やめて! ギロチンなんて嫌! アリス! お願い! 起きて! 私! これは悪夢よ!」


 ジャック ジャック 切り裂きジャック


「やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて! やめて!」


 切り裂きジャックを知ってるかい?


「痛い! 痛い! 痛い! 痛い! 痛い! 痛い! 首! 私の首! やめて! 痛い!! やめて!!」


 ジャック ジャック 切り裂きジャック


「いやあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


 切り裂きジャックを知ってるかい?


「助けて!! ねえさああああああああん!!!!!」


 切リ裂キジャックヲ知ッテルカイ――?













「なーんだ。死んでないじゃない」



「ふふふふ」



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