第15話 10月10日(2)


 8時20分。



『体調不良?』


 電話越しのリトルルビィが心配そうな声を出す。


『テリー、大丈夫?』

「だいぶ治まったけど、本調子じゃないわね」


 朝になってもあたしの視界と世界はぐるぐる回っている。地面が海に揺られているように揺れている。立っているのもやっとだ。


「休みたいのだけど、どうしたらいい?」

『私が出勤する時に奥さんに言っておく』

「それで大丈夫? 店に連絡とか」

『ううん。大丈夫。私も体調悪い時に、何度かアリスに伝えてもらって、休ませてもらったことあるから』


 リトルルビィが優しい声を出した。


『ゆっくり休んでね。テリー』

「……悪いわね」

『とんでもない!』

「面倒かけるけど、よろしくね」

『お大事に!』


 受話器を置く。そして、また、ふらふらと足を動かす。


「じいじ、また寝てくる」

「うぬ」


 ソファーでゆっくりするじいじに言うと、じいじが訊いてくる。


「朝食は?」

「無理」

「何か食べた方がいいぞ」

「……食欲無い……」

「薬は?」

「ホットミルク飲んだ後に飲んだし、まだ時間置いた方がいいと思って」

「そうか」

「だからちょっと寝てくる」

「何かあったら呼びなさい」

「ええ。……ありがとう」

「うぬ」


 じいじが頷いたのを見て、だるい体を引きずるように階段を上り、部屋に戻る。


(リトルルビィに電話するためにわざわざ起きたけど……、……だるい……)


 さっきまで寝ていたベッドに戻り、瞼を閉じる。


(抱き枕が欲しい。なんか、生理の時ってすごく寂しくなるのよね。この現象何なのかしら。人肌が恋しいっていうか、何というか……。……何かに抱き着きたい気分って言うの?)


 リトルルビィがここにいたら、何も考えず、ぎゅーーーってしてしまいそう。


「ああ、だるい……」


 呟き、枕に頭の体重を預ける。


(だるい……)


 ベッドに体重を預ける。


(だるい……)


 早朝からとんだ一日だ。


(全部生理のせいだ……。……メニーが悪いのよ……)


 これが毎回くる。また来月もくる。


(最悪…)


 深呼吸して、落ち着かないと。


 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。


 だんだん眠くなってきて、


 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。


 だらんと力が抜けて、ベッドに体を委ねて、意識をどんどん遠くに向ければ――。


(……ん……?)


 目が覚める。


(……今、何時……?)


 目が覚めて時計を見る。10時。


(あ、開店の時間だ。……。……もう少し寝よう……)


 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。


(ん…? ……今、何時……?)


 目が覚めて時計を見る。11時30分。


(……まだ寝れる……。……だるい……)


 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。


(ん…? ……今、何時……?)


 目が覚めて時計を見る。11時58分。


(寝て起きての繰り返し……。……意識がはっきりしない……。……気持ち悪い……。……ぐるぐるする……)


 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。

 すう、と息を吸って、はあ、と吐いて。


(助けて。ドロシー。あんたの魔法でどうにかするのよ……。あたしをこの苦しみから解放しなさい。ああ、気持ち悪い……)


 ぐわあああああああん。


(うううう……。また痛くなってきた……)


 キリキリキリキリキリキリキリキリ。


(いだだだだ……。起きれない……。でも痛い……。寝ることもできない……。痛い痛い痛い……。薬……。……薬……)


「ううううっ……」


(唸ることしか出来ない……)


 ぐっとお腹に力を込めて、猫のように体を丸くさせる。


(いだだだだだだだだだ……)


 お腹を押さえると、コンコン、と部屋の扉がノックされた。


(ん? じいじ?)


 何の用?


「テリー」


 その声に、びぐっ! と体が揺れた。


(ひっ!!)


 うずくまる。


(な、なんでこのタイミングなのよ! 最悪! 帰ってきやがった!)


 キッド!!!


「起きてる?」


(寝てるふりしよ……)


 返事するのも面倒くさい。すやあ。


「よし、侵入だ!」


 キッドが無邪気に笑って、がちゃりと扉を開けた。あたしは即座に枕を投げる。


「おっと」


 キッドが避ける。廊下の壁にぶつかって落ちた枕を拾い、毛布に包まりながら、ぎらぎら睨むあたしに微笑んだ。


「起きてるなら返事くらいしなよ。テリー」

「うるさい。出ていけ。あたしは今、大戦争中なのよ。人を殺してもおかしくない修羅場的状況なのよ。ああ、この世は実に哀れなり。さっさと出ていけ。城に帰りなさい」

「せっかく会いに来てあげたのに」


 くすっと笑って、あたしの部屋に入ってくる。


「じいやから聞いたよ。体調悪いんだろ?」

「……お前の顔を見てもっと具合が悪くなった。吐きそう。吐きたくないからさっさとあたしの前から消えて。近づいたら噛みつくわよ」

「何? お前、生理重い方なの?」


 ――すさまじく、キッドを睨みつけた。


「……あんたには、デリカシーってものが無いの……?」

「恥ずかしいことじゃないだろ。年頃のレディが月に一度は必ずくる自然現象なんだから。お腹空くのと一緒」

「だからって異性に話せる話題じゃないことくらい分かりなさいよ。そういうところが抜けてるのよ。あんた」

「……異性ね」


 ぼそりと呟き、キッドが腕を組んで首を傾げた。


「お昼だよ。ご飯いる?」

「いらない」

「薬は?」

「飲んでない」

「じゃあ食べないと」

「いらない。食欲無い」

「飲み物だったら?」


 キッドに訊かれて、じいじのホットミルクを思い出して、甘くて美味しかったことを思い出して、少し間を置いて、頷く。


「……そうね。飲み物だったらいけるかも」

「ほう」

「あんた、まさか……」


 あたしの目が見開かれる。


「めちゃくちゃ濃いスープを作って、あたしに嫌がらせするつもりじゃないでしょうね! そんなの作ってみなさい! てめえのその可愛い顔面に皿投げつけてやるから! あたしは繊細なのよ! クリスタルのガラス玉なのよ! いいこと!? 看病ごっこするつもりならやめてちょうだい!」

「はいはい」


 キッドが呆れたように返事をして、枕を椅子に置いて、あたしの部屋から出ていく。


(そうよ。それでいいのよ。さて、あたしは寝るわ)


 安心したのも束の間。すぐに戻ってくる。


「よし、侵入だ!」

「戻ってくるな!!」


 キッドの手にはトレイ。スープ皿と水の入ったグラスが置かれていた。


(本当に作ってきやがった……。……怖い……。キッドの前で吐くかも……。とんだ嫌がらせだわ……)


「じゃじゃーん!」


 キッドがにっ、と笑って、腕に持つトレイをあたしに見せた。


「キッド殿下特性! 玉子スープ! ごーまーだーれー!」


 誇らしげに天に向かって掲げるキッドを睨む。


「あんた、本気であたしに殺されたいらしいわね……」


 手をくわっと広げて、長くなった爪をキッドに向ける。


「引っ掻いてやる…。引っ掻き殺してやる……!」

「大丈夫。俺を誰だと思ってるの?」

「お前だから心配なのよ!」

「俺だから安心なのさ!」

「出ていけ! 今すぐに出ていけ!」

「はっはっはっ! 俺のスープを飲んで骨を抜かれるがいい!」


 キッドが枕を退けて椅子に座り、あたしのベッドに近づいた。


「ほらほら、起きろ。寝坊助。王子様が作ったせっかくのスープが冷めてしまうぞ」

「食欲無いって言ってるでしょ……」


 お腹がキリキリするのよ……! イライラするのよ……!


「どちらにしろ何か胃に入れないと、薬も飲めないぞ?」

「うるさいわね……。本当にだるくて飲めないのよ……」

「はっはーん?」


 キッドがにやりと笑う。


「なるほど。お前の行動、心理が理解出来たぞ」

「は?」

「俺に飲ませてほしいんだ」


 あたしは眉をひそめてキッドを見た。


「何言ってるの。あんた」

「俺が仕事で帰ってこなかったから拗ねてるんだろ」

「ふざけるな。お前なんて一生城に引きこもってろ」

「寂しくて構ってほしいんだ。絶対そうだ」

「お黙り」

「可愛い奴め」

「くたばれ」

「結構」


 罵詈雑言は相変わらず。


「仕方ない。そこまで言うなら俺がうんと甘やかせてあげよう。スープを飲ませた後は添い寝してあげるから、そんなに拗ねるなよ。ハニー?」

「ああああ、うざい! 分かった! もういい!」


 あたしはうんざりして起き上がる。


「飲む! ほら、トレイ寄こしなさい。飲むからさっさと出ていけ」

「そうそう。最初からそう言えばいいんだ」


 あたしの膝の上にトレイを乗せて、キッドが優しく微笑む。


「お前には熱いかも。少し冷ましながら飲んで」

「……いただきます」


 見れば、ただの玉子スープ。


(なんでキッドの看病ごっこに付き合わないといけないわけ……? ……だる……)


 スプーンですくい、はむ、と咥えて、スープを舌の上に乗せれば、


(は?)


 ちらっと、スープを見る。


(じいじの味?)


 ああ、そういうこと。


「これ、じい……ビリーが作ったんでしょ」

「何言ってるの。俺が作ったんだよ」

「嘘つき。あんたに出来たのは作り置いてたスープを温めるだけよ」

「嘘じゃないよ。じいやなら俺が帰ってきたの見て、果樹園に行った。二時間くらい前」

「……何? じゃあこれ、あんたが作ったっての?」

「そうだよ」


 キッドがにっこりと、微笑む。


「可愛いお前のために、スープならと作っておいたんだ。旨いだろ。ふふっ。美味しいだろ」


(……なんか腹立つ……)


 黙々とスープを飲み進めると、キッドがあたしの頭をなでる。


「どう? 飲めそう?」


 返事はしない。黙って飲む。


「素直じゃないんだから」


 ぽんぽんと撫でられて、飲んでる姿をじっと見られる。それを睨めば、微笑んでいるキッドと目が合う。スプーンを置いた。


「……出て行って。そんなに見られたら飲みづらい」

「嫌だ。どうせ下行っても部屋にいても暇だし。ここにいる」

「うざい」

「俺のことは影だとでも思えばいいさ」

「うざい」

「大丈夫。気にしない気にしない」

「あたしが気にするのよ」

「へえ? なんで?」

「なんで?」


 ぴくりと、片目が痙攣する。


「他人に食べられるところまじまじと見られてごらんなさいよ。食べづらくて仕方ない」

「えー? でも女の子とデートに行ったら、皆、俺に見惚れるよ? ご飯食べる時もね。俺はそれを受け入れる」

「あたしは嫌なのよ。見るな」

「この照れ屋さん」

「やめろ。イライラする!」


 イライライライライライラするのよ!


「あんたには分からないんでしょうね……。この苦しみ……。この痛み……。ああ、生理なんて大嫌いよ……。なんで来るのよ……。なんでこのタイミングなのよ……。……もう……」

「移ったんじゃない?」

「移った? ……誰から?」


 キッドはにこにこするだけ。


(……ああ、でも確かに、アリスがそろそろって言ってたし、店には奥さんもいるし、リトルルビィもいるし……)


 ……。


(……リトルルビィって、生理来てるのかしら……)


 吸血鬼よね? あの子。吸血鬼にも生理って来るのかしら。そんな馬鹿な。そんなばなな。


(ああ、駄目駄目。難しいことを考えると頭がぼうっとしてくる)


 頭痛がして頭を押さえる。


「……月に一回って多いのよ……。半年に一回くらいでちょうどいいわ」

「でも、体にとっては大事なことだよ」

「……あたしはいらない……」


 ため息を出して、またスープを飲む。


「……あのね」

「うん」

「早朝に、すごくお腹痛くなったのよ」

「へえ。大丈夫だった?」

「なわけないでしょう。死ぬかと思った。ビリーが気を遣ってホットミルクを作ってくれたの」

「ああ」


 キッドが声を出して頷く。


「じいやのホットミルク美味しいよね」


 キッドが足を組んだ。


「俺も時々お腹痛くなる時があるんだけどさ、じいや、作ってくれるんだよ」

「どうせお腹出して寝て朝になったらお腹が冷えて痛くなるんでしょ。あんたの場合」

「あはは! よく分かったな! テリーってば。よしよし。頭が良くて良い子でちゅねー」

「やめろ!! 触るな!! クソガキ!! やめろ!!」


 頭を撫でてきたキッドの手を振り払い、むうっとすれば、キッドが笑い出す。


「あっはははは!!」

「何よ! 子ども扱いして! 何よ! ああ! 最悪! 最低な気分だわ!」

「はいはい。……寒くない?」

「……平気」


 スープを飲み込むと、変な器官にスープが入りこんだ。


「うっ!」


 咳込むと、キッドが背中を撫でてくる。


「大丈夫?」

「うるさい。……平気」


 またゆっくりとスープを飲み進める。キッドがまたじっとあたしを見て、手を伸ばして、あたしの髪の毛に触れてきた。あたしはそれを睨む。


「触るな」

「髪伸びたね」


 あたしを無視して、キッドは触り続ける。


「おさげにしてるから気づかなかった。結構伸びたんだ」

「生きていれば髪くらい伸びるわ」

「また腰まで伸ばすの?」

「ママが伸ばせって」

「ショートも好きだったけど、長い方がお前らしいかもね」

「あれは反抗で切ったの。もうあんなに切らないわよ」

「でも、似合ってた」

「おかっぱって言ったくせに」

「まだ気にしてるの? くくっ」


 キッドが笑い、あたしの耳に口を近づけ、囁く。


「お前がヤキモチ妬いてくれなくて拗ねたんだ。許してよ」

「っ」


 耳に吹きかけられた吐息に驚いて、トレイががたんと揺れる。


「おっと、危ない」


 笑いながら、キッドがトレイを押さえて、あたしの腰に手を添える。――瞬間、また驚いて、心臓がどきっと跳ねる。


「ちょっ……」

「……母さんから聞いたんだけどさ」


 キッドがいやらしく微笑む。


「生理中の時って、性欲が増す人と、そうじゃない人で分かれるらしい」


 キッドが囁く。


「お前はどっちかな?」


 ぱくりと、耳を甘噛みされた瞬間、背中が震えた。


(ひっ)


 いつもの倍、背中にぞくぞく何かが走ってくる感覚に、慌ててキッドの肩を押す。


「やめろ! 触るな!」

「えー?」


 キッドがにたにた笑い、あたしの腰を撫でる。


「何? その反応。すごく可愛いんだけど」

「嫌だって言ってるでしょ。触るな」


 ごくりとスープを飲み干して、トレイを渡す。


「はい。飲んだ。これ持って出ていけ」

「はい。お粗末様です」


 キッドが受け取って、トレイを棚に置いた。


(ん?)


 キッドがまたあたしに向き直す。


(ん?)


 横から、ぎゅっと抱きしめられる。


「ちょっ」


 その体をあたしが押した。


「やめ……」

「お腹は? 痛くない?」

「引いたわよ。あんたに対する嫌悪感で引いた!」

「寒くない?」

「あんたを見てて怒りで熱くなってきたわ! さっさと出て行って!」

「うん。俺が満足したらね」


 手を引っ張られて、体の方向を無理矢理正面に変えられる。


「やっ、ちょっと」


 キッドの肩にあたしの顎が置かれる。キッドの肩を押すが、キッドがさらにくっついてきて、あたしの背中を撫でてくる。


(うっ!)


 ぞくぞくする。


(んっ!?)


 頭を撫でられる。


(ひえっ!)


 胸がドキドキしてきた。


(ううううう……!)


 体を力ませて、ぎゅっと拳を握ると、キッドが耳元で囁いてくる。


「リラックスして。深呼吸」


 あたしは黙る。呼吸が小さくなる。キッドがまた低い声で囁いてくる。


「緊張しないで」

「……緊張なんか、してない……」

「ふーん?」


 キッドが微笑む。


「じゃあ、力抜いてみて」

「ぬ、抜いてるわよ。ばりばり抜いてる」

「強張ってる。俺の真似して」


 すーーーーーーーーー。


 キッドが息を吸った。あたしも息を吸った。


 はーーーーーーーーー。


 キッドが息を吐いた。あたしも息を吐いた。


 すーーーーーーーーー。


 キッドが息を吸った。あたしも息を吸った。


 はーーーーーーーーー。


 キッドが息を吐いた。あたしも息を吐いた。


 すーーーーーーーーー。


 キッドが息を吸った。あたしも息を吸った。


 はーーーーーーーーー。


 キッドが息を吐いた。あたしも息を吐いた。


 すーーーーーーーーー。


 キッドが息を吸った。あたしも息を吸った。


 はーーーーーーーーー。


 キッドが息を吐いた。


「……」

「よしよし。それでいい」


 キッドが脱力して黙るあたしの頭を撫でた。


「深呼吸するとだいぶ落ち着くだろ。ああ、呼吸って大事だね」

「……離して」

「駄目。もうちょっと」


 キッドがあたしの耳に唇を寄せた。


 ――ちゅ。


「んっ」

「大丈夫」


 あたしの背中をぽんぽんと撫でてくる。


「怖くないよ。俺なんだから」

「……そういう問題じゃない……」

「うん。いつも以上にいい反応だ」


 キッドがあたしの頭をまた撫でた。


「誰にも見せたくない反応だ」


 キッドが低い声で呟いて、そっと体を前に押した。


「えっ」

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