第111話 北の大地 ここから第3章っぽい
「バレちゃったじゃないか、お主が静かにしていないからだヨ、ばしべし」
「人のせいにするノではない。お主がそもそも悪いぼこぼこ」
「なにを楽しそうに遊んでいるのだゾヨ。我も混ぜるのだばちんこっ」
イズナまで混ざりやがった。こいつらは、暇さえあればこんなことして遊んでるなぁ。まあ、平和な光景ではある。
その後、何度か気を失ってその都度タフになってゆくモナカ。ぶーぶー言いながらもちょこれいとの試作をつづけるウエモンとそれを助けるイズナ。
本格的に騎士の仲間入りをしたハルミ。相変わらず包丁で料理とオウミの世話をするミヨシ。
ニホン刀の改良に余念がないヤッサン。鉄に混ぜ物をすることで多様な鉄を生み出し続けるゼンシン。
ある日突然に中級魔法師になったアチラ。髪の手入れに細心の注意を払うようになったコウセイさん。いつもどおりのじじい。
俺のコメントだけ、仕事と関係なくね?
ワシにもなんかコメント入れんかい!
そんな彼らを残して、俺は北の大地へと飛び立ったのであった。いや、飛び立たされた? のであった。
あ、ミノウだけ連れて行きます。
(我は後付けなのかヨ!)
(今日はえらく短いな、おい!?)
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