クライマックスフェイズ:シーン13「オルタナティブファミリー」

GM:クライマックスフェイズに入るので登場判定をします。

 最初は月陽くんのみですが順々に登場していく感じでよろしくお願いしますー

 あなたは約束の場所へ来ていた。しかし、その教会の周りには黒い霧が出ている。入り口は開いており、中からどうやら霧は出ているようだ。

月陽:「この霧は……」教会に入ります

GM:中にいたのは一人の少女。オルタナティブ・エンゼルだ。しかし、その姿は血に濡れており黒い瘴気が彼女にまとわりついていた。

月陽:「やはりここだったか……? 一人か?」

GM:不思議なことにあたりには彼女以外誰もいない。そして、あなたが入ってきたのに気づいてこちらに振りかえる。

エンゼル:「にいさん! やっと来てくれたんだ。私、あの日からずっとずっとにいさんを待ってたよ」

月陽:「ああ、かなり遅くなったが迎えに来た。一緒にいこう」

エンゼル:「うん、これからずっと一緒にいられるんだね……。でももうどこかに行く必要はないんだよ。にいさん。もう、お父さんはいないの。だから私たち家族二人だけでずっと一緒にいよう?」

月陽:「あいつが、いない?」

エンゼル:「うん、お父さんは……"マラコーダ"は私が殺したの。でも、お父さんの意思は私が受け継ぐんだ。この街の、ううん、全てのUGNの奴らを殺さないと……そうすればきっと、おにいちゃんもずっと一緒にいてくれるよね?」

月陽:「UGNを、潰す?」

雪奈:「──哀れだな」 教会の入り口にもたれかかり「マラコーダから解放されたと思い込み、その言葉に捕らわれている。……貴様もだ。月陽」

凍花:「兄さん……延朱さん……」母さんの言葉を聞きつつ横にいますね

エンゼル:「あなたは……」

雪奈:「貴様が『壊す』と言っているUGNを、昔統べていた者だ。言うは易しだが、その言葉の意味を分かっているか? 比喩ではなく、お前は死ぬ。そしてそのあたりがマラコーダの狙った落し所だろう」

エンゼル:「う、うるさい! あなたも結局にいさんをここまで育てたことは、UGNのためでしょ! あなたもあいつも、私たちのことなんて駒としかみてない。親なんてそんなものでしょう!? でも、私は違うよ、にいさん。私だけはにいさんの家族でいるから」

雪奈:「まあ……腐れ外道でも血縁上は父親だ。それを重んじて奴に殉ずるというのならば止めはせんが……。むしろ問題は、私の言葉を冷静にうかがえているかどうかだろうな」《プロファイリング》は可能かな?

GM:今は理性を持って聞いていますね。

雪奈:「では、ひとつ提案しよう──私はそもそも、月陽が──凍花もだが──戦闘に立つことを好んでいない。子供を戦わせるなど狂っている。しかしながら、UGNに『戦力の有効活用』を求める一派があることも事実だ」

エンゼル:「そうだよ。だから、にいさん、こっちにきて! そんな人たちと一緒にいるの?」

雪奈:「エンゼル……で構わないか? お前が戦いを好まないのならば、UGNに入り、そのために尽力しろ。そもそもの問題は、当事者から厭戦的な声が上がらないことなのだ……」

凍花:「母さん……私は……でも、私は駒なんかじゃない。……それはきっと兄さんも、あなたも……!」

エンゼル:「わたしが? UGNに? な、なにを言っているの?」

雪奈:「何かおかしなことを言ったか? はっきり言おうか。私は、子供の戦力などいらん。非効率的だ。本人が戦いたいと言ったところで、本音としてはそれを尊重するつもりなど皆無だ。そしてだ……お前は戦いをやめたい、やめさせたいのだろう? まあ、論戦などはあるかもしれんが……別に利害の不一致は存在しない。ただひとつ忠告しておくのは──UGNを破壊できるなどとのぼせ上がるような真似だけはよせ。ここで何を言おうと私は意にせん。ただし、実現はするな──無駄に死人が出るだけだ」

エンゼル:「じゃあ、なんのために、にいさんと一緒にいるの? どうして、にいさんを引き取ったの? どうして?」

雪奈:「おかしなことを聞くな。何故、『身寄りのない子供の面倒を見ない』という選択肢をとる必要がある。お前も腹が減ったら飯を食うだろう? 眠くなったら寝るだろう。それと同じように、救える者がいたら救うのはごく当たり前のことだ。ただ、お前の周囲にいた大人たち──マラコーダをはじめとした奴らのネジが外れていただけだ。一緒にしてくれるな。安全のための身体検査を受けてもらう必要はあるが、問題がないのなら、別にお前を新たに養っても構わん」

 オルタナティブ・エンゼルにロイスを結ぶ──○尽力 / 憐憫となる。

エンゼル:「そんなの、私にはわからないよ。血もつながってないのに? 血が繋がっていたとしてもあの人は私にそんな言葉言ってくれたことはなかった。それなのに、どうして……わからない、全然わからないよ……。にいさん、こっちにきて。ここに来てくれたってことは、迎えに来てくれたんでしょう? これから、ずっと一緒にいられるんだよね?」

GM:エンゼルは月陽さんの方に手を伸ばします。

月陽:「ああ、そうだ。俺はお前を迎えに来た。お前を苦しみから、戦いから遠ざけるために」

エンゼル:「うん。ずっと待ってた。ずっと苦しかったよ、にいさん」

月陽:「だから一緒に逃げよう、昔のお前の望んだ平和な、戦いのない場所に」

エンゼル:「その場所って……?」

月陽:「今の俺にはわからない、だから、これから探そう、一緒に」

雪奈:「月陽──言葉は軽く使うな。およそ人の生きる場所に、平和で戦いのないことが保証された場所など存在しない。人がいるという時点で、そこに争いは起きる……理解しているか、エンゼル?」

凍花:「でも、それでも、私たちと……兄さんと一緒なら、望む場所には、行けるはず」

雪奈:「少なくともこの市において、戦いを望むものはマラコーダとその一党だけだった。そしてそのマラコーダが斃れたのならば、そこに争いの火種は存在しない……はずだろう? しかし、お前が火をつけようとしている。 実父とやらの遺志をついでだ。そしてその争いを未然に防ぎ、防ぎ得ぬ場合は被害を最小に留める──これが正しき人としてのあり方のひとつとなる。いいか、どこにも平和な場所なんて存在しない。それは先人たち、同胞たち、そして何より自らの弛まぬ努力によってわずかばかり得られるとても貴重な存在だ。その努力をするつもりはないのか……と私は問うている」

エンゼル:「私は……私は本当は誰とも戦いたくない。誰も傷つけたくない……私も、そっちに行ってもいいの?」

雪奈:「私が許す。誰かがそれを非難したのならば、私に言え。許した以上はすべての責任を持つのが大人のあり方だ」

凍花:こちらからも、手を、伸ばして、「だったら、延朱さん……!」

GM:エンゼルも少しずつあなたたちに近づいて手を伸ばします。

エンゼル:「私も、私も、家族に……?」しかし、その動きが突然止まる。

凍花:「えん、じゅ、さん?」

GM:黒い瘴気がエンゼルにまとわりつきゆく手をふさぐ、彼女もそれに飲まれていく。そしてこういった。

エンゼル:「でもどうして……? どうして私ばっかり苦しいの? ……憎い、私ばかりこんな目に合う世界が憎い、私を虐げたお父さんが憎い、私からにいさんを奪ったUGNが憎い、私を見捨てたにいさんが憎い、憎い」

GM:エンゼルはそうぶつぶつとつぶやき始める。エンゼルの周りに黒い瘴気のようなものが立ち込めてきます。それは徐々にオルタナティブ・エンゼルを覆っていきます。それに彼女も気づいたようだった。

雪奈:「すべてに答えてやる。聞け」

GM:雪奈さんの言葉に我に返りまたこう言った。

エンゼル:「違う! 誰も憎みたくない! 私は……私は……」

GM:しかし、その瘴気はオルタナティブ・エンゼルに絡まり、巻き付き、閉じ込めていきます。

雪奈:「本当にお前だけが苦しいと思ったのか? 果たして私は苦しくないのか? 月陽は苦しくなかったのか? マラコーダは? お前はまだ何も知らない──だが、それを許さんとする存在はいるようだ──抗えるか? 無理なら身を任せろ。不用意な抵抗は精神に後遺症を残す。そしてすべて任せろ。お前の存在は私が許した。お前の存在を許さない者がいるのならば──すべて私に丸投げしろ」

凍花:「私も、兄さんも、いるから。ね……?」

雪奈:「二人とも覚えておけ。言葉は発した途端に己の人生を縛る。望んで縛られるのは構わんが、不用意に縛るのはやめておけ。だが、私の武器は言葉だ。ゆえにすべての不自由を私は甘受する──」

エンゼル:「こんなのはやだ。こんな思いをするならいっそのこと……いやだ、だれか……」

GM:オルタナティブ・エンゼルがそれに完全に飲まれる前に消え入りそうな、か細い泣きそうな声で、

エンゼル:「にいさん、……助けて」とそういった。

雪奈:無言で月陽を見やる──

凍花:私も、兄さんの方を、向いて

月陽:「任せろ」

雪奈:「よし。その『言葉』がお前を縛る『呪い』だ。呪いを払うためならば、生命を賭すことも止めはせん──全員構えろ──銀音は下がり、後方支援体制を整えろ」

鈴雲銀音:こくりと頷き、後方に下がります。

凍花:「……はい!」しっかり頷いて、構えましょう

雪奈:「討伐対象──エンゼルを覆う黒い影、当作戦期間中、これに"リンボ"のコードネームを与える。指揮は私が担う。各員、己の果たせることを果たせ──」

GM:ではクライマックス戦闘に入るのですが、衝動判定の達成値9です!

 《堕落への誘い》オート 自動 シーン(選択) 視界

 衝動判定前に行われる直前に使用する。その衝動判定に失敗したキャラクターは侵蝕率が99%以下の場合、即座に100%になる。

 衝動判定による侵蝕率の上昇はその後に行うこと。Eロイス2個分

 こんなEロイスあります。

凍花:うわ出た……(

月陽:暴走以外のデメリットないな

凍花:兄さんもう超えてっから……(涙声

月陽:はっはっは<精神>は2じゃ

凍花:兄さーーーーん!(


と言いつつ、衝動判定は無事にクリア。


雪奈:ひとつ酷い宣言をしておこう。

GM:なんですか……?

雪奈:私はエンゼルに対するロイスをSロイスに指定する。そしてSロイスは色ロイスとしての効果を発揮できる。+16Dから始まる攻撃を食らいよ……?

GM:了解です……容赦なさすぎるー

凍花:わーお( 母さん本気出してきたなぁ

雪奈:明らかに1秒でも早く解放すべき存在を前にして、身を切らなければ言葉が嘘になろう。

凍花:あ、こちらもロイス周りで、いつの間にか全部埋めたりエンゼルへの感情が変わったりしてます(

月陽:あ、ちなみにこちらもロイスの整理しました もちろん約束の相手がSロイスです

GM:ありがとうございます! ロイス全部埋めて全員で帰りましょうね!

 セットアップですー イニシアチブ順で行動します

 黒い天使のセットアップ

リンボ”黒い天使”:光の銃Lv7 射撃武器作成 射程 範囲 攻撃力[Lv+2]ガードなし 命中0

 戦力増員Lv2 トループエネミーをLv体、未行動で登場させる。1シナリオLv回

GM:黒く輝く弓矢を作りあげます。

 黒い瘴気から黒い鳥が現れ、ハエのように彼女の周りに飛んでいます。

 銀音のセットアップはとくになし

 では雪奈さんのセットアップですがどうでしょう

雪奈:資材部が無能だったから、ない!

GM:残念……では月陽君ですーどうでしょう

月陽:ないです

GM:はい! 黒い鳥もなし 凍花さんのセットアップですがどうでしょうー

雪奈:赤方は保険で打ってもいいけど、ほぼ無意味だな……

凍花:赤方使えば鳥より先行できる?のかな?

雪奈:あーそうか 自分に使えばいいね 同値になるから鳥に先行できる

凍花:b 《赤方偏移世界》【行動値】+4、移動距離+10m 対象は自分です

GM:了解です!

雪奈:「さて……」 メスを軽く放って、逆手に構える

GM:セットアップ終了ーイニシアチブで味方の鈴雲から行動です

 みなさんに支援します

鈴雲銀音:《コン・アングレッツァ・フォルツァンド》音階の王Lv4+エンジェルヴォイスLv6+ハードビートLv6+風の渡し手Lv3

 メジャー 交渉 自動 4体 視界 対象の次のメジャーのC値-1(下限6)、ダイス+6、次の攻撃力+12

 「音階の王」組み合わせエフェクトLv+1、1シナリオ4回、風の渡し手 1シーン1回

雪奈:C値-1 DICE+6 ATTACK+12 ……かな?

GM:そうです!

凍花:とりあえず強い(

GM:鈴雲はハンドベルを取り出し戦いの開始を告げる鐘の如く、音を教会に響かせます。あなたたちの心はその音によって落ち着き、集中力が高まるでしょう。支援タブに貼ったので次のメジャーお忘れなく!

 では次、黒い天使の行動です。まずマイナー

リンボ”黒い天使”:シャインブレードLv7 マイナー 一つ武器を選び、そのシーン中の間、選択した武器の攻撃力+9

GM:そしてメジャーで

リンボ”黒い天使”:《ネロ・アンジェラ》

 コンセントレイト:エンジェルハィロゥLv4+小さな塵Lv5+主の右腕Lv5+レーザーファンLv5+リフレクトレーザーLv3

 メジャー 対決 選択(範囲) 視界 攻撃力33 1シナリオ5回まで、リアクションダイス−3 同エンゲージ不可

GM:範囲攻撃なので全員に行きます!

リンボ”黒い天使”:(ころころ→38)

GM:回避どうぞー

 (全員失敗して)では皆さん当たりますね、ダメージ出します(ころころ→47)

雪奈:メスのガード値、1だからな……

凍花:文句なしのダメージですn

月陽:仕方なし

GM:黒い天使はあなたたちに向け、矢を向ける。あなたたちはそれに貫かれ、倒れる。しかし……

月陽:霧谷さんのロイスをタイタス昇華します。

雪奈:人体の急所のみを防ぐ形で攻撃をしのぐ。データ的にはマラコーダのロイスをタイタス化して昇華。いつまでもあのような輩に構っているほど暇ではないんだ。

凍花:こちらはリザレクトー(ころころ→10)10ってまーじ

GM:鈴雲は倒れますね。ここまでだ……

凍花:銀音さああん

鈴雲銀音:「みんな、がんばって……」と言って倒れます。

雪奈:「非常時だ。許せ」 なるべく衝撃を与えないように、後方に蹴り飛ばす。

凍花:「銀音さん!」一瞬振り向いて、でもすぐに前を向く……!

GM:では次は雪奈さんと月陽くん

雪奈:さて……若干賭けとなるが、戦略的待機もありだな。私は"見"だ。最速でない以上、今動く必然性がそこまでない。

月陽:月陽くんは……待機する理由はないかな? どうします?

雪奈:月陽の動きを見て、そのまま動くか待機するか決定しよう。

月陽:鳥から潰そうと思ってましたが

雪奈:範囲攻撃で死ぬ可能性もある。

月陽:はい

雪奈:これは判断材料がないので、完璧に信じるかどうかだな。

月陽:うーん でもここは動きますかね

凍花:兄さん鳥いきます? 向こうがバラける前ならこっちが範囲撃てますが どうなんだろ HPにもよるかぁ

月陽:狙うは天使です

凍花:かしこまーッ

雪奈:むしろ鳥は次も沸く可能性がある。範囲を叩き込むのは必定だな。

GM:では先に月陽くんですね どうぞー

月陽:オートでレッドテンペストを装備

 マイナーで《オプティカルレンズ》Lv2 侵蝕3 攻撃力を+〈感覚〉する。単体限定。(シーン2回)

月陽:メジャー コンボ《光の指先》Lv4《天からの眼》Lv2《コンセントレイト》LV3 侵蝕6 判定ダイス+10、C値-3

GM:支援もありますー どうぞ!

月陽:判定いきます(ころころ→57)

GM:しかしここで……

黒い鳥:▼《献身の盾》Lv1 トループでもカバーリング可。メジャーアクションを消費する。

GM:黒い天使をカバーリングします ダメージどうぞー

月陽:ですよね(ころころ→75)

GM:黒い鳥ははじけ飛びます。やられたー

月陽:「く、邪魔をするな!」

雪奈:さすがにこれで生き残られたらたまらんな。

雪奈:私は待機だ。構えを保ったまま、凍花を促す

凍花:こくんと頷きます これエンゲージ切っちゃった方がいいですかね……

雪奈:いや、いい。マイナーアクションあるでしょ。

凍花:はっ もしや移動しながらダイス増やせない……?

雪奈:うん。

月陽:(氷の)回廊持ってますよ?

凍花:ですです

雪奈:あ、持ってた なら後ろ下がるといいね

凍花:よかったー! ではターンもらいまして、

 《氷の回廊》移動距離を+2mにして飛行状態で移動 これと、《炎の加護》でダイスを+2個します

 移動は後ろに5mほどで エンゲージ切りますね

 メジャーですが、「芽吹け凍て花 (コンジェラート・アルメリア)」100% 加護+コンセ+塔 で攻撃します 対象は敵2体

雪奈:修正値忘れずにぶちかますのだ。

GM:はーい!

凍花:修正値の計算! しばしお待ちを……(ころころ→47)

黒い鳥:▼《献身の盾》Lv1 トループでもカバーリング可。メジャーアクションを消費する。

GM:カバーリング!

凍花:はい(

GM:ダメージどうぞ!

雪奈:2倍ダメで確実に落ちるさ。

凍花:えーとダメージ(ころころ→55)

GM:やられたー

 黒い天使の前に飛び出した黒い鳥ははじけ飛び、再び黒い瘴気になった。

凍花:「もう、縁起でもない……っ! でも、これで……母さん!」

雪奈:「ふむ……待たせたな。視認可能範囲での分析は完了した。現刻より執刀を開始する──」跳躍する。

 【蜂の刺突:スピナルコード】のコンボを使用する

 「切除すべきは──」鳥が発生した箇所にメスを突き立てる。(ころころ→65)

GM:回避します! (ころころ→10)当たります!

雪奈:「──二箇所」二撃目にエンゼルに対するSロイスをタイタスとして昇華。固定ロイス属性オレンジの効果を適用する。

 【蜂の刻印:アナフィラキシーショック】のコンボを使用する(ころころ→145)

 防具/防具※をそれぞれまとっているわけでなければ完全に防具を破壊する。

GM:こ、これは……た、倒れる……

凍花:えっ

雪奈:《蘇生復活》していいのだぞ。

GM:しますね……

リンボ”黒い天使”:▼《蘇生復活》HP1で戦闘不能回復。

凍花:b

雪奈:装甲も破壊した。

GM:ですね……

雪奈:どうでもいいけど、このラウンドの間はあらゆる判定にC値+1だ。

GM:了解です。

雪奈:「月陽——再生時、核の在処は確認したな?」

月陽:「見えないわけない」

雪奈:「ならば、果たせ」鳥が再発生したら始末しよう。手番は終了。

GM:全員行動したのでクリンナッププロセスです。こちらはとくになし

凍花:はーい、行動値が戻りますね

GM:クリンナップなさそうですね ではセットアップー こちらは特になしです

雪奈:鳥が発生しなければ月陽、発生したら自分に赤方だ!

凍花:らじゃー!

GM:鳥は発生しない……

凍花:じゃ、兄さん赤方いきますか(起立

雪奈:よし、頼んだ。私はこう……発生しかけた小鳥を切り刻んだ(

凍花:いい演出b 《赤方偏移世界》100% 【行動値】+6、移動距離+10m 対象は兄さんに!

GM:了解でーす! セットアップ終了です

凍花:「これで、届いて、兄さん、延朱さん……!」

雪奈:「聞こえるかリンボ──堕落させ、道踏み外させるサタン。これがUGNだ。だが最早、覚える必要はない」

GM:いいですねぇ……ではイニシアチブ、月陽さんからです

月陽:はーい

 マイナー 《オプティカルレンズ》Lv2 侵蝕3 攻撃力を+〈感覚〉する。単体限定。(シーン2回)

 ライフルに光が収束し

 メジャー コンボ《光の指先》Lv4《天からの眼》Lv2《コンセントレイト》LV3 侵蝕6 判定ダイス+10、C値-3

 《光の裁き》Lv2 侵蝕5 判定のダイスを+4個、リアクションでドッジを選択できない。単体限定。(シナリオ1回)

 光が翼を形造る

 そして何故か残ってたマラコーダのロイスをタイタス昇華 C値-します

GM:はい!

雪奈:巻き込まれるな。サイドステップして回避しておこう。

月陽:(ころころ→49)

GM:ドッジ不可、当たります

月陽:全力全壊でいきます

凍花:いったれー

月陽:(ころころ→60)ショボイ(つд⊂)

雪奈:十分だぞ……

GM:いいですねー とどめになります。が……

リンボ”黒い天使”:《怨念の一打》オート 自動 自身 至近 衝動:憎悪

 HPダメージを受けたときに使用する。

 あなたにそれを与えたキャラクターに、あなたが受けたのと同じだけのHPダメージを与える。このダメージはあらゆる手段で軽減できない。

GM:最後にこれを使います。

凍花:わーお

月陽:はーい

GM:ロイスは切らなくて平気です

月陽:どの道多分倒れるんですけどね

GM:雪奈さんの執刀により発見した黒い天使の周りに溢れる霧の発生源。そこに真っすぐに銃弾を放ちますね。

月陽:光の槍が核のある場所を狙いたがわず撃ち抜く

GM:それにより黒い霧はエンゼルの元を離れ、あなたに襲い掛かる。

月陽:抵抗はしません

GM:なるほど……

雪奈:倒れるであろうエンゼルを支える役目をいただいてしまうな。

凍花:抵抗しないの男らしすぎるでしょ……(

 「だめ……っ!」って駆け出そうとして間に合わない感じかなー

GM:憎悪の感情があなたにぶつかります。しかし、あなたはそれに飲まれることはないでしょう。共にここまで来てくれた家族、そしてもう一人の家族がいるのだから。

 戦闘終了です。みなさん強い~!

月陽:自身が光そのものなのに闇すら払えず何がエンハイか

GM:バックトラック前に、戦闘終了後の描写を少し。月陽さんのロイス欄にエンゼルは、残っている。よし。

月陽:Sは切らないと決めていた

GM:オルタナティブ・エンゼルをまとっていた黒い瘴気が、ボロボロとはがれていきます。しかし、彼女は変わらぬ姿でそこにいます。彼女をこちらに繋ぎ止めたものがあったのでしょう。

 倒れていたオルタナティブ・エンゼルは、閉じた目を開けます。

月陽:いつもの如く満身創痍でぶっ倒れてます 意識はありますが

雪奈:私は応急手当をしているがな。

凍花:わーん兄さん!? 支えときますかね

GM:倒れていた鈴雲も目を覚まして、一緒に支えます。

雪奈:最優先すべきは銀音だろうが。

GM:ありがたい……

雪奈:「全員無事のようだな」

GM:では、エンゼルは月陽さんに話しかけます。

エンゼル:「にいさん、ありがとう。私を止めてくれて。……私はやっぱり、にいさんと一緒にいたい。わがままでも自分勝手でも、それでもにいさんと一緒にいたいよ。私の犯した罪の重さにも、にいさんたちと一緒にならきっと向き合っていける。だから……だから、どうか一緒にいて。にいさん」

月陽:「ああ、もちろんだ」

エンゼル:「……ありがとう」

GM:そうつぶやくとオルタナティブ・エンゼルは気を失いました。

雪奈:少しだけいいかな?

GM:はい!

雪奈:エンゼルを速やかに執刀し、"何か"を取り出す。10年前の検査でも発見された堕落の胚珠。どのように対処すべきかは既に一度こなしている。ただ、殺せばいい。

 邪悪なる研究の成果を無慈悲に踏み潰す。

 「手術は成功だ。諸君、ご苦労──いい働きだった。後のことは任せる」

 支部長としての責務を果たしたという意味だ。委ね、後、何があろうとも文句は挟まないということでもある。

 以上だ、失礼。振りを入れておきたくてな。

GM:ではバックトラックですね。Eロイスは2個ですが三個分あります

月陽:イエーイ

凍花:うれしーはずかしー

GM:いらなさそうなら振らなくても大丈夫です~

雪奈:……さて。帰還を試みる前にノイマンとして講義でもしておこうか。

 そもそもバックトラックによる侵蝕率の減少とは、ロイス——つまりは誰かとの絆が日常を手放すまいと願うためだ。ならばエグゾーストロイスにより侵蝕率が減少するのはどのような理屈によるものであろうか。

 答えはそう複雑なことではない。絆により日常に"還りたい"と願う、ロイスによる正の自律作用に対して、理性を喪失したあのような存在に"堕したくない"と反発する、負の自律作用こそがエグゾーストロイスによるバックトラックの原理だ。

 要するに、ジャームになりたくないという切実な悲鳴がレネゲイドを沈静させるわけだな。


そして、無事に全員帰還。


月陽:おかえりなさい

GM:絆で帰ってきました~! おかえりなさいー!

凍花:おかえりなさい!

雪奈:よし、上出来だ。

GM:ではエンディングフェイズ入っていきましょう。

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