ポジティブにフォロー!


 自分ではあまり気にしたことがなかったのですが、先日職場にて「フォローが上手い」と言われた。


 こんなとき、画面の向こう側にいるあなたならどんな言葉をかけますか?


【Q】 上司があなたの目の前で大変なミスを犯してしまいました。そのことで、まとめ役から二人は大目玉を食らうことに……。「ごめん、君まで一緒に怒られることになって……」と凹む上司。こんなとき、あなたならどんな言葉を上司にかけますか?


 私の答えは、「途中でミスに気づけて良かったじゃないですか! 最後まで終わってたら、もっと大変でしたよ。その前に気づけてラッキーでしたね!」


 これを上司に笑顔で伝えたところ、「ありがとう。フォローが上手いね」と言われました。特に上司を持ち上げようとしたわけでもなく、単純に思ったことを口にしただけ。「自分はフォローが上手いのか……?」と半信半疑の気持ちではありましたが、新たな自分についての発見ができました。


 そこで自分なりにどうしてなのかを考えてみました!


 前にも少しだけお話したことがありましたが、私は些細なことでも幸せを感じるタイプ。どうやら、この考え方が基盤になっているようです。落ち込んだときは決まって現状よりも更に最悪な状況を予想します。


 例えば、ガソリンスタンドへ給油に行ったら、車のタイヤがパンクしていることに気づいた。この状況でさえ、「まじか……」と凹むけれど、私は「よかった……。走行中にバーストしなくて」と考えるのです。走行中にタイヤが破裂してしまったら自分ではどうにもできないですし、もしかしたら事故を起こしていたかもしれない。そうならずに済んで本当によかった……と。


 こういう考え方が【ポジティブ】と言われる要因なのかもしれません。


 上司の一言から解き明かされた自分自身の謎。やっぱり、第三者の目というのは凄い力がありますね。自分では気づけなかったことに気づかせてくれる。自分の成長に不可欠なもののひとつ!


 皆さんも現状に落ち込んだときは、更に最悪な状況を思い浮かべてみてください。きっと、「よかった……。こうならなくて」と現状を軽くすることが出来るはず!


 今回の件で私が持っているポジティブを凹んでいた上司にお裾分けでき、嬉しかったです。どんなときでも、誰であっても、笑顔が一番ですから!


 この記事から、画面越しにいるあなたにもポジティブをお届けできていたら幸いです。

 


 


 


 

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