ちっちゃいことは気にしない!


 とある芸人さんも言っていましたね。(今では古いと言われそう)


【ちっちゃいことは気にしない!】しかし、気になるものは気になる!


 割りと私も小さいことを気にするタイプです。自作品の栞が1減っただけで、「何故だぁあぁ!」と頭を抱えたり、評価が来ない作品に対しては「面白くも何ともないのだろうか」と悩んだりもします。


 どれだけ考えても原因が分かることは殆どない。きっと、【好み】の問題だから。プロが書いた作品ですら好みは割れる。書いた本人にとっては自信作で、どれだけ手をかけようとも読む側からしたら、そこは評価のポイントには含まれない。


 全体を見た大まかな印象が評価に繋がっていく。


 それでも書く側からしたら、少なからず拘りはあるでしょう。そこをもっと見てほしいとも思うでしょう。


 【ちっちゃいことは気にしない!】ピンポイントで見てしまうから、本当に伝えたいことが伝わらない。広い視野をもって、全体を通して何を伝えたいのかに重点を置いたほうが伝えたいことは伝わる。


 持論です。自分で実践できているかというと、これまた微妙。未熟者につき、試行錯誤の手探り状態。けれども、【大まか】というのは大切。もちろん、細々とした説明が必要な場面もありますが、作者の拘りもほどほどに私はしています。


 自分で考え書き記した作品、その時点ですでに【個性の集大成】なのですから。いかに作品が持つ雰囲気を読んだ方に伝えられるか、そこが一番の焦点だと考えています。


 頑張った分だけ見返りがほしいと誰しも思うもの。小さいことに囚われず、【大まか】に自分にしか描けない世界を書いていきたいものです。


 さようなら、女々しい自分!!

 いらっしゃい、器の大きい自分!!


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る