レッツ・ポジティブ！

幸せの種はそこら中に溢れている！

　みなさんは、どんな時に幸せを感じますか？

　私の幸せの定義は小さいようで、「はぁー、幸せ！」を毎日連発しています。

　朝、口にしたお味噌汁。じんわり体に染みていく感じが堪らない。一口飲んでは、「はぁー、幸せ！」を飲み切るまで繰り返すほど。

　外で洗濯物を干しているときに鼻に届く四季の香りにも幸せを感じます。今年も、この季節が来たかー！と四季の訪れに嬉しくなります。うまく説明できないのですが、四季に応じて空気の香りが変化します。ざっくばらんに言うと、春は野花の香り、夏は青葉の香り、秋はお日様の香り、冬は木枯らしの香り。

　ちょっとしたことが幸せ。当たり前なんてものは、世の中にはあり得ない。今ある便利な時代も、明日には不便な世の中に変わっているかもしれない。今あるものすべてが私にとっては幸せの種。だから、どんなに落ち込んだ日でも、悲しい日であっても、身近にある幸せを見つけることで、どんな毎日も楽しく幸せに変わっていく。

　これがきっとポジティブなのでしょうね。

　しかし、間違えてはいけないことがあります。それは、ポジティブと嫌なことを忘れるのは別物ということ。

　『反省や後悔をしない人に成長は望めない』中学時代、部活動でお世話になった顧問でもあり、恩師でもある方の言葉です。

　試合に限らず、嫌なことは忘れるよう心掛けていた私に恩師が言いました。

『お前の前向きなところは長所でもあるが、短所でもある。反省も後悔もしない人に成長は望めない。後ろを振り返り、何がいけなかったのか、どうしてこうなったのかを考えない限り、お前はまた同じ失敗を繰り返す。人は成長する生き物だ。今よりも上に行きたいなら、まずは反省して後悔しろ！』

　子供の頃は「偉そうに……」なんて思っていましたが、年を重ねるにつれ、この言葉が重みを増していき、今では教訓のようになっています。

　忘れることとポジティブは似ているようで、全然違います。むしろ、生きている中で忘れていいことなんてないのかもしれません。思い出せないだけで、私たちは記憶の部屋にしっかりと思い出を残しています。ふとしたきっかけで、思い出の引き出しが開くこともありますし。

　前向きに生きるためには、後悔も反省も必要！

　失敗したら、次に繋げればいいのです！

　そのことに気づけたら、レベルアップ！くらいに考えましょう。

　人生はRPGゲームです。主人公は、あなた！

　今日も小さな幸せをたくさん見つけたいです！

　みなさんも笑顔で溢れる一日を！