第2話

▲チョット引用します.

(P65)・・・憲法改正の国民投票というのはテーマごとの二択、三択ではなくて、一つの選択について賛成か反対かという問い方です.今の政治状況であれば当然与党提案のものが一択として載るわけです・・・

(P81)・・・安倍政権は改憲に向けて粛々と歩を進めてくると思います.森友・加計問題があり、公文書改竄があり、日報の隠蔽があり、それでもなお支持率は下がってない・・・

▲引用を終わります.


現状から考えると、9条改正の国民投票をすれば、与党の顔色を窺うメディアの宣伝に国民は引き摺られて、政権与党にとって都合の良い憲法改正になると思います.国防軍を創設するとか、米軍と一体となって軍事行動をするとか、が合法化されるでしょう.自衛隊は在日米軍の傭兵部隊であることを、憲法が保障することになりますね.


だから今は兎に角、ひたすら護憲に徹すると云う考え方も分からないではないですが、護憲を主張しても、しなくても、結局は与党の主張が多分実現すると思うのです.護憲派は少数ですからね.


しかし、これを奇貨として、現政権に改憲の前例をつくらせたらいいと思うのです.


なぜなら、そうすれば、もっと大事な国民主権についての議論を国民が始めるようになると思うからです.つまり、改憲の前例ができたら、次は共和制に移行する改憲論議にステップを進めていけると思うのです.9条は元に戻したかったら戻せばいいだけのことだと思うのです.

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