(If)ヴァイスにリナリアを預けた結果
※採用する可能性は「なきにしもあらず」ですが、あくまでネタとしてお楽しみくださいませ。
※メタ視点が入っております。
「何かしら? 『もし
こうして完成した機体がコチラ。
***
リナリア(黒騎士)...Linaria_Schwarzritter
頭頂高:11.5m
全高:13.5m
重量:40.75t
装甲材質:カーボナード / 魔力充填型装甲による積層構造
動力源:魔力 / 魔力増幅用宝石(補助動力)
機体
概要
龍野の為に特別にカスタマイズされた、黒色に銀のラインマーキングを施した機体。
ちなみに、原型機のリナリアは白に朱のマーキング。
元々あった紋章は、塗装で覆い隠されている。
通常のリナリアに“三本角が生えた兜”を被せたような機体。
仮にも皇帝専用機(ただしワンオフモデルではなく少数生産)なので、素の出力や腕力などはかなり高い。
また、魔力(本来は霊力)によるテレポートも可能。空中に移行することも出来る。
動力源となる魔力は、パイロットの魔力(霊力)量に依存する。
ただし一人分の魔力(霊力)では、到底本機のシステム全体を賄まかないきれないため、増幅装置として宝石がコクピットや機体フレーム内に存在する。
視界は外部カメラによる「全天周モニター」方式、または「網膜投影」方式を行う。
「全天周モニター」方式は、『広域的に戦況を確保出来る』代わりに、『視界が集中しない(必要の無いものまで目に入ってしまう)』欠点がある。
「網膜投影」方式は、『敵機に視界を集中出来る』代わりに、『見失ったときに探すのが困難になる』・『メインカメラを破壊されると(サブカメラの視界に切り替えるまでの)タイムラグが生じる』・『機体の首が連動して動き、敵に視線を悟られてしまう(デフォルト設定。調節すれば解除可能)』という欠点がある。
上記二つは、パイロットが必要に応じて切り替える。
なお、コクピットは球体状で、機体の姿勢に関わらずパイロットの体勢が一定になる構造である(パイロットの足元に重量増加の物質があり、更にコクピット自体が回転する構造であるため)。
ちなみに複座。「黒騎士」が「姫様」をさらうために設けたものである(後部座席が該当。ただ座るだけ。操縦は前部座席で全て行う)。
表面には、純銀製の厚みのある層が張り巡らされている(落雷に代表される電撃から、パイロットを守るため)。
機体のところどころに発光部位があり、オレンジの光を放射している。
主兵装は大剣と大盾のみだが、剣先から発するビームや、魔力の拡散による広範囲攻撃を持つ。
追加兵装は存在しない(全てカスタマイズの材料にされた)が、魔力(霊力)の持続時間は長い為(ただし下限はある。下回ると搭乗不可)に、単独での継戦能力が高い。
遠近共に隙の無いスペックであり、機動力も圧倒的に高い。
戦闘スタイルは搭乗者の戦い方に準じるが、接近戦主体。
実は龍野の能力により、機体重量の調節が可能である。
武装・装備
・大剣×1
無骨な外見の大剣。全長11.5m、刃渡り9.2mである。
刀身が肉厚なため、攻撃だけでなく防御にも使用可能である。
更に剣先からビームを発することが出来るため、ランチャーとしても使用可能である。
・可変式大盾×1
全高10.0m、装甲厚250mmの盾。
接地面に近い箇所に宝石があるが、これは魔力を弾丸状に射出するための立派な武装。
魔力を増幅し、威力を高める為、魔力消費は大した量ではない。
この盾の真価は別にある。
手持ち部分を柄に、その他の部分が刃になり、大剣と化すのである。
底面の宝石は柄付近に配置されるため、射撃攻撃も引き続き可能である。
・騎士の外套(リッター・マンテル)×1
表裏両面ともに真紅のマント。伸縮自在で、機体全体を覆うことが可能。また再生能力を有する為、破れても短時間で元に戻る。
各種武装の隠匿にも用いる。
実は霊力吸収能力を有しており、飛翔によって消費した霊力の一部を還元出来る。
・障壁
機体全体を包み込むように発生する、魔力の障壁。
あらゆる距離の攻撃を無効化するが、魔力か耐久度が限界を迎えると使用不可になる。
しかし龍野の魔力は膨大であるため、そう簡単には突破不可能である。
・翼型ブースター×1
背面に装備するブースター。
飛翔時には魔法陣が展開される。
最大速度はマッハ4.5(5,508km/時)だが、意外にも小回りが効く。
※なお必要に応じ、装備は追加される場合がある。
作者からの追伸
有原です。
暗黒星雲様、お借りしました。
本編では出さないつもりなので、思い切って
「外見はほぼそっくりなのに中身は別物」
を作成してみました。
何かございましたら、応援コメントまでお願いいたします。
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