上拾石一晴と森国美香
空爆直後。
「くっ! なに!」
「美香! ここに居たら死ぬ! 飛び込むぞ!」
空爆後、殆どの人間は死んだが運良く生き延びた人々がいた。一晴ことカズは美香と共に川に飛び込み、運良く生き残ることができた。瀕死状態になった美香を担いで野戦病院まで這うように帰投し、美香が回復すると一年近く行方をくらませた。
しかし、一年後地元に戻り、文紀と共に田中の捜索にあたった。
その後、東の土地に二人で移り住み、晩年まで過ごした。
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