山の国の外交官
山の国は飢えていた
鉄が売れないため、食べるものが足ない
山の国の外交官がいた
名前をドーゴという
ドーゴはなんとかするために
川の国の首都、南の地方にあるインバに向かった
ドーゴはインバで訴えた
鉄が不要ならば、鋼鉄を買ってもらえないか
良質な武器になります
どうか小麦と交換してほしい
山の民は困っている
助けてもらえないだろうか
しかし、良い返事はもらえなかった
”川の国には武器はいらない”彼らはそういった
彼は北の地方にも話を持っていく事にした
北の地方は豊かではなかった
たとえ、鋼鉄が売れても多くを期待する事はできなかった
それでも、北の地方に向かったのは少しでも食料をえるためであった
北の地方は遊牧を主な生業としていた
遊牧民のテントに通されると
領主がいた
そして、その場には多くの男たちが集まっていた
その男たちの中にウドがいた
山の国で作られた鋼鉄の剣です
鉄の剣より強力です
刃こぼれがしないため、切れ味が鋭いです
他にもどんな武器にでも加工できます
そう話しおわると
ウドはその剣をてにとり
ながめ
次の瞬間
領主の胸に突き立てた
その場の皆が、その行為にかたまった
ウドはみんなに大きな声で話した
領主は牧草を分けるつもりもりはない
我々の羊を奪い、奴隷に落とす事が目的だ
今から、領主の土地と羊を皆に分ける
ウドはドーゴに言った
もっとこの武器が必要だ
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