『しょんべん通りのセントバーナード』読了しました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887112092/episodes/1177354054887112116

著作:橙 daidai様

 

 立ちションをする男の子と、セントバーナードをめぐる微笑ましい物語でした。正直なところ、感想を書こうとしている私は半笑いになっております(笑)。

 ちょっと下品な部分のあるネタなので読む時間帯を選びます(食事前は避けました)が、読後感は悪くなかったです。クスリとくるラストでした。

 日常を物語にできるのは大きな強みだと思います。

 私の小さい頃にも、あまりに臭くて似たようなネーミングが付けられた辻道はありましたが、臭いの原因は御作と同じかもしれません。


 ほのぼのとした雰囲気で作品を終わらせるのは、個人的には勇気が必要だと思います。物語の起伏や感情の揺さぶりなどを仕掛ける手段が限られるので。

 登場人物は必死なのが伝わるのに、読者に全く危機感を抱かせないのは見事だったと思います。作品のレベルはかなり高いです。

 正直すぎるタイトルのせいで読む人を選んでいるのかもしれませんが、この方向性を狙って書けていたらすごいです。


 的外れな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

 これからも執筆を頑張ってください!

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