著作：Win-CL様

　三歩さんという幽霊に引き込まれる物語でした。

　冒頭が良かったです。ただ一人の幽霊が見えるという謎が気になりました。

　幽霊に徐々に近づく展開もハラハラしましたし、ラストの余韻は鳥肌ものでした。どんな結果になったのか、全てが書かれているわけではないのに、自然と思い浮かんでしまうのが恐ろしいです。

　三歩さんが主人公に何を伝えようとしたのか、想像の幅が広がります。

　三歩さんの正体も気になります。主人公にしか見えない女の人というと、主人公にゆかりのある人物だったのかなと想像してしまいます。母、姉、あるいは未来の自分などなど。私は結論付ける事ができなかったのですが、三歩さんの正体と目的はそれぞれの胸の中という所ですかね。

　なんだか感想というより読了報告みたいになっていてすみません。

　的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

　これからも執筆を頑張ってください！

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