『おじちゃんの伝言』読了しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883893588/episodes/1177354054883894187
著作:野口剛様
小説家になるという夢は、必ずしも叶うものではありません。周囲から反対される事もあるでしょう。
夢と現実の間で迷うのは、作家志望なら誰もが一度は体験している事だと思います。健人の気持ちが痛いほど分かる人もいるでしょう。
そんな健人を、年男おじちゃんの言葉が支えてくれます。
夢を追いかけるのは大変だし、大きな不安に襲われる時もありますが、誰かのために、何より自分の物語を書くために頑張れる言葉でした。夢を諦めない事が、夢につながると感じます。
文学と言うものを通じたからこそわかりあえるものがあった、という言葉は素敵な言葉だと思います。
読めば読むほどじわじわと涙を誘う物語です。
しかし、不思議なことに初読ではあまり心が揺さぶられなかったです。私の感性の問題もあると思いますが、つながりが良すぎたという印象を受けました。
個人的には、おじちゃんの伝言が明かされるクライマックスは、その予兆が欲しいと思いました。読者に「ん? 何か起こるのかな」と思わせるような前振りがあると、より引き込まれたと思います。
的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。
これからも執筆を頑張ってください!
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