『最期ノ時』読了しました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886776647/episodes/1177354054886776682

著作:キルヒホッフの第二法則様


 主人公は、自らの死をすんなりと受け入れるほど達観している老人でした。しかし、死神の正体を知ると感情が高ぶり、涙を流します。

 その主人公の涙に、心が洗われる気分でした。自然と物語に引き込まれました。

 死神が主人公の前に現れた理由も泣けてきます。綺麗な愛情が書き込まれた作品は貴重だと思います。


 野暮な事を申し上げると、心臓の移植をするには大きなリスクが伴いますので、病院の立場ならより安全な心臓を選ぶかなぁという所でしょうか。

 また、移植先には優先順位が存在してたような気がしました。特定の誰かの心臓を移植してもらうように指定するのは、かなり困難だったような。

 ただ、リアルとリアリティは違うので、これはこれで良かったと思います。物語の主軸をどこに置くかによって、作品の見せ方は大きく異なると思います。


 的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

 これからも執筆を頑張ってください!

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