『異世界転生譚』読了しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886993938/episodes/1177354054886993942
※複数のエピソードがあります。
著作:現夢いつき様
少年ハルトが異世界から戻ろうと考える物語です。父親や兄弟から虐げられている様子にリアリティがあったため、彼の願望はすぐに共感できました。汗水垂らして鍬を振るっても報われないの辛いですね。
そんな彼が逃げるように家を出るのも頷けます。魔法使いアイビーと出会った時には飛び上がるほどに喜んだでしょう。
しかし、彼が直面している現実は、彼が考えた通りではありませんでした。
第二話ではアイビー視点で真実が語られます。
一読目にはオチが理解できなかったのですが、読み返すととても簡単な事でした。ある意味では私たちの身近に起こっている事でした。アイビーがどこにいるのか分かるとやられたと思いました。
異世界転生というネタを開拓した作品だと思います。
第二話のアイビーの居場所やオチがもう少し分かりやすいと嬉しいのですが、アイビーが知らないものがあれば、あのような描写になるのも頷けます。アイビーが建物や行き交う人々を見た感想などの描写があると、より物語に引き込まれたかもしれませんが、個人の好みの範囲かもしれません。
的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。
これからも執筆を頑張ってください!
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