『都市伝説って我が身に降りかかると悲惨』読了しました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886010024/episodes/1177354054886010061

著作:まじりモコ様

 

 いつのまにか物が一つ増えるという不思議な現象に、最後まで引っ張られる作品でした。文章のリズムが小気味よく、ぐんぐんと引き込まれました。ところどころにクスリと来る描写があったのも好印象です。いらない物は増えるのに、増えてほしいテレビが増えないのは、確かに不便ですね。

 オチはきっと何かが増えるのだろうといろいろ想像していましたが、完全に予想が外れました。残酷描写がないのにぞっとさせるホラーは貴重だと思います。これからどうなるのか明示していないので、かえって想像を掻き立てます。


 一方で、都市伝説情報サイトの管理人助手さんの文章があるのに、管理人さんの文章はないのかなぁと気になりました。それと、部屋をひと月ほど離れれば収まるという情報の出処も気になりました。


 的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

 これからも執筆を頑張ってください!

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