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目次
キラキラ
どこまでいっても 白と青
空と雪原のコントラスト
黒いカラスの群れが舞い降りる
陽の光が 凍ったアスファルトに反射して
派手な柄の頬かむりをして歩くばあさん
顎で結んだ紐がやけに短い
狭い歩幅で小さい轍が後ろにできる
すぐ横を走る車の水しぶきが
さっきまで淀んでいた僕の心も キラキラ
一枚だけ残った木の葉に雪帽子
人待ち顔に気がついて
見上げた雲の隙間から現れるおひさま
冷たいままの透明な風が粉雪を舞い上げ
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