第108話 やわらかバトルフィールド
大貧民バトル一戦目。
ディーラーはマシュー。各チームにカードが配られ、ダイヤの3を引き当てた琴さん&玲のチームが親となりゲームスタートだ。
先ほどのクジ引きに則って、順番はこのようになった。
Dチーム:琴さんと玲
↓
Eチーム:ダンボ
↓
Aチーム:俺(朔)と莉子
↓
Bチーム:京太郎と牡丹
↓
Cチーム:みはるんとマシュー
俺たちのチームに配られたカードは2が一枚、エースが2枚、8とジャックが1枚ずつ、4が1枚、6と9が2枚、10が1枚、クイーンが1枚だった。
「ねぇ、これって強いの?」
莉子には先ほど基本ルールを一通り教えたが、やはり実戦を経なければピンと来ないのだろう。
「いやー、正直結構厳しいかも」
これは周囲へのブラフである。8がもう1枚とジョーカー、そしてもう1組のペアがあれば言う事なしだったが、初回の手札としては悪くはないだろう。
大貧民は、その性質上最初の一戦目が最も重要である。都落ちが無い以上、最初に大富豪になれれば、それ以降は富豪以上の地位をキープできる可能性がグンと上がるからだ。
「厳しいとか言ってないで、何とかしてよ!」
「やれるだけやってみるけどさ」
どのチームも配られた手札を見ながら、真剣な表情を浮かべている。大貧民は運の要素が強いゲームだが、もちろん戦略も重要だ。よほど強力なカードが偏っていない限り、油断はできない。
「ほな、始めよか」
琴さんは相変わらず涼しい顔をしている。その表情から手札を読むのは困難だ。それに、何となく琴さんはこの手のゲームにめっぽう強い気がする。
このチームのウィークポイントは間違いなく玲になるだろう。今のところポーカーフェイスを維持しているが、嘘をつけない性格だし、色々と表情に出やすいことはわかっている。
「そんじゃこれで」
そう言ってハートの8で場を流し、5のペアを出すダンボ。いきなり仕掛けてきた。参加者の中で最年長のレジェンドは、俺たちとは潜ってきた修羅場の数が違うはずだ。それにあの余裕の表情、はったりとは思えない。相当強いカードを引いていると見た方が良いかもしれない。
「これ出せるんでしょ」
「そういうのバラさないで」
俺は手持ちから9のペアを出した。こういう革命時にも微妙なカードは早々に切っていくに限るのだ。
それにしても、莉子は玲以上に俺のウィークポイントになるかもしれない。反応が素直すぎる。これではこちらの手札が筒抜けじゃないか。
「くそー、それ来るか~」
「どうする? 京太郎」
「うーむ……はっ!」
初手から逡巡していた京太郎が、何かを察知したように手札に向けていた顔を上げた。
「近い」
その視線の先にいたのはみはるんだ。鬼のような形相で、京太郎に密着する牡丹を見据えている。その手には、先ほどクジ引きを作る時に使われたボールペンが握りしめられていた。
「ヤバいかも」
「え、アタシ?」
「近い」
「いや、こうしないとカード見えないし」
「近い」
「ちょっと、怖い怖い」
「み、みはるん。落ち着いて」
「京くんもデレデレしないで!」
「はいはい、夫婦喧嘩はそこまでにしようね」
ヒートアップして立ち上がったみはるんを、マシューが
「そんな、夫婦だなんて……」
膨らんだ風船がしぼんでいくように、みはるんは顔を赤くしながら座り直した。姫子とのデートの時点でわかっていたことだが、やはりこの男、女性の扱いに相当慣れている。当てつけかこの野郎。
「で、京太郎くんたちはどうする? パスするかい?」
「いや、ここは攻めさせてもらいますよ。牡丹さん、良いっすよね」
「よっしゃ! いっちゃえいっちゃえ!」
「……近い」
京太郎&牡丹チームはジャックのペアを場に出した。
「リターンだッ!」
これによって、カードの強さが逆転。これ以降は10以下のペアでないと出すことができなくなった。
「なるほど、そう来たか」
「京くんかっこいい……」
みはるんは最早戦力外だ。というか、マシューと協力しようとする気配が感じられない。ただ、戦う京太郎を見られれば満足なのだろう。
だがこのマシューという男、底が知れない。その目は何手も先を見透かしているようにさえ思える。
「パスで」
マシューがそう言った瞬間、みはるんが意外そうな顔をした。それはつまり、出せる手札があるのに敢えてパスをしたということだろう。この序盤から弱いカードを温存するとは、もしかして革命を狙っているのではないだろうか。
「ウチらもパスや」
「俺もパス」
琴さん&玲チームとダンボもパス。2組とも表情は変わらなかった。
「俺らもパスで」
「え、これ出せるんじゃないの?」
「いや、今はジャックが出てるから……って、だからそういうことバラさないで!」
「な、何よ! 怒んなくてもいいでしょ!」
最悪だ。クスクスと皆が笑う。俺がクイーン以上のペアを持っていることがバレたからだ。
「じゃあ次はまた俺らだな。これを、ドーンっ!」
「マジか!」
京太郎が出したのは6のスリーカード。一気に手持ちを減らしに来た。俺の手元にはスリーカードは無い。このままではこいつを止められない。誰か、何とかしてくれ!
「うーん、パス」
「パスや」
「パス」
淡い期待は破られた。もちろん俺たちもパス以外の選択肢はない。
「く……パスだ」
「良い調子じゃん京太郎!」
「このままガンガンいこうぜ!」
「……近い」
次に京太郎が出したのは、9のペア。速攻で畳みかけてくるこの感じ、更に強いペアを持っていると見て間違いないだろう。既に京太郎&牡丹チームの手持ちは残り4枚。こいつら、カード運に相当恵まれているな。
「そろそろ止めないといけないよね」
「何で。京くんが勝つんならそれでいいじゃん」
「いやいや、そういうわけにはいかないでしょ」
マシューが出したのはクイーンのペア。このゲームで初めての札出しだ。
「パスやなぁ」
琴さんの表情は変わらなかったが、玲には明らかな焦りが見られた。現状まだ1枚しか出せていないので、攻めあぐねている状況が辛いのだろう。
「うーん、パス」
ダンボは余裕のパス。手札はかなり残っているが、何か策があるのだろうか。
「パス」
「嘘! 何で? ねぇ、このままじゃ負けちゃうじゃん!」
「まだ勝負は決まってない。でも、ここはパスだ」
今度は俺の手元にキング以上のペアがあることがバレた。だが、ここでエースのペアを出すのはあまりにもリスクが大きい。先ほどの京太郎の雰囲気から、俺はそう感じていた。
「ふっふっふ、勝ったな!」
京太郎たちが出したのは2のペア。やはり! あそこでエースのペアを無駄にせずに済んで良かった。今回は完全に京太郎&牡丹ペアにカード運が偏ったようだ。大富豪は無理でも、富豪の位置に行ければ次以降は楽に進められる。無理をする必要は無い。
「よっしゃー、リーチ!」
「ひゃっほー! 行けー京太郎!」
次に京太郎が出したのは10。セオリーで行けば、最後の1枚はジャック以上のカードだ。
「さすがにちょっと厳しいな。どうしたもんか」
「私たち普通に弱くない?」
「……そういう事言わないでくれるかな。パス」
「何やまっさん、ホンマに手札悪いんやな。パス」
「琴ちゃんも人のこと言えないじゃないか」
「ウチらはええねん。まっさんはそんな強キャラオーラ出しときながら雑魚なんはダサいなぁ思て」
ふたりはのほほんと話しているが、状況はかなり芳しくない。このまま京太郎&牡丹チームを素直に勝たせてしまっていいのだろうか。
「うーん、流れが悪いなぁ。俺もパスだわ」
ダンボも大富豪の座は諦めたのか、明らかに手札を温存している様子だ。
「……どうすんの?」
「ここは、勝負に出る」
俺は手持ちの中で最強の2を出した。ジョーカー上りは禁じられているので、これで京太郎&牡丹チームも上がれないはずだ。
「チッ。パスだよ」
ひとまず京太郎たちのあがりを阻止することができたが、正直これは悪手だ。俺の手持ちでは速攻はできないし、ジャック以上のカードが限られているので京太郎を抑えきれない。
「次はどうする? これ?」
莉子が指さしたのはエースのペア。確かにこれを出せば、残り1枚の京太郎はあがれない。だが、2を出した今、このペアは俺たちの切り札だ。
「いや、こっちでいく」
俺は場にジャックを出した。
「そしてカードは逆転する」
京太郎の手持ちは十中八九ジャック以上のカードだ。ジャックでカードの強さが逆転すれば、あがることはできないはず。
「くそ! パスだ!」
案の定、京太郎&牡丹チームはあがれなかった。これで彼らの手持ちがジャック以上であることは確定だ。
「なんで京くんに意地悪するの!」
「いや、これ勝負だし……」
マシューは苦笑いしながら7を出した。
「いやらしいカード出すなぁ」
「パスします?」
「せやな」
この口ぶり、おそらく琴さんは8流しをしたかったのだろう。さすがの琴さんも手持ちの残数に焦りが出たのだろうか。それとも、これも何かの作戦か。
「パス」
ダンボはあっさりとパスを選択。その余裕に不敵さを感じる。
「次はこれでしょ」
「うーん、まぁいいか」
「よし、ちょっとわかって来たかも」
何だかんだ言って、莉子は楽しんでいるらしい。自分の手で場に6のカードを出すとき、随分とウキウキ顔だった。
「じゃあこれで」
マシューはスペードの3を出した。切り札となり得るカードのはずなのに。
「それ、出しちゃって良かったの?」
「ジョーカーが出なければ最弱だからね。で、次はこれだ」
場に出されたのは5のペア。その表情は余裕に満ちていた。この感じ、京太郎&牡丹チームを封じる算段が付いていると見ていいだろう。
「待っとったで」
だがその時、琴さんが恐ろしい笑みを浮かべて呟いた。その後ろで、玲まで邪悪な顔をしている。あんな顔は見たことがない。
「ヤバい」
「え、何が?」
琴さんたちは8のペアで場を流すと、手持ちのカードを
「来るぞ!」
「え? え? え?」
初めて大貧民をプレイする莉子は、この状況がわかっていないようだった。だが、琴さん&玲チームからの圧倒的なプレッシャーは感じたようで、恐れおののき俺のシャツを摘まんできた。
「革命や!!!」
7のスリーカードにジョーカーを加えた、4枚のカードが場に放たれた。革命。これによって、カードの強さが逆転する!
「ぽぽぽぽぽ」
おかしな声を出したのは京太郎だ。無理もない。奴はジャック以上のカードを最後の手札にしていた。それはつまり、革命状態となった今あがりが極めて困難になったことを意味するからだ。
「くそ! やられた!」
マシューは心底悔しそうに唸った。その顔からは先ほどまでの余裕が失われている。おそらく、京太郎&牡丹チームを封じるために、ペアの連発であがりに向かうつもりだったのだろう。だが、琴さんたちが8のペアを持っている可能性を考慮していなかったのだ。これは完全なる失策である。
「革命返しは……あらへんね?」
誰も答えないことを確認して、琴さんはクイーンを1枚場に出した。
「いやー、これどうだろうなぁ。厳しくなっちゃったかなー。ま、とりあえずこれかな」
ダンボは10を出す。これで京太郎たちのあがりは消えた。
「ねぇ、この後はどうすんの? これ?」
「ちょっと待って! 今考えてるから」
革命が起きた今、俺の手札で最強のカードは4だ。だがまだ3が2枚、場に出ずに誰かの手元に残っている。迂闊に切るわけにはいかない。
だが、あまりモタモタしていてはあがれずに貧民以下に落ちてしまうかもしれない。それだけは避けなければならない。
「……これだ」
俺は8で場を流し、エースのペアを出した。ここまで来たら、自分の手持ちを減らしていかなければ手遅れになってしまう。
「パス」
魂の抜けたような声が隣から聞こえたが、その横でマシューが目を輝かせていた。
「幸運の女神はまだ僕たちを見捨てていなかったみたいだ」
そう言ってキングのペアを場に出す。流れてくれと願っていた俺は舌打ちしたい気持ちを必死に抑えた。だが、マシューたちはペアで攻めるつもりだったことは分かっていた。仕方ないと割り切るしかない。
「パスやわ」
「俺もパス」
「パスで」
終盤に差し掛かり、ペアの威力が増していた。琴さんたちは手持ちが残り2枚なので仕方ないが、ダンボはまだ6枚も残しているのに。二番手、いや、平民狙いで行くのだろうか。
「それじゃ、これで決めさせてもらおうかな」
華麗な仕草でマシューはエースのペアを場に出した。残り1枚。リーチである。これを防げなければ、マシュー&みはるんチームの大富豪が決定する。
「……パスやね」
琴さんは苦々しい顔をしていた。きっと革命の後一気に決めるつもりだったのだろうが、俺が8流しの後にペアを出したことによって計画が狂ったのだろう。玲はわかりやすくオロオロしていた。
「ま、このままあがられるのも何だか癪だもんね」
ダンボが何気なく口にしたその台詞に、マシューの顔が青ざめる。
「ほい、これで」
4のペアが場に出された。それによって場が流される。
「はわ」
マシューの口から何かが抜けていくのが見えた気がした。イケメンめ、ざまぁない!
「後は任せた!」
しかし、次にダンボが出したのは現状最弱の2だった。これによって、京太郎&牡丹チーム、マシュー双方の瞳に輝きが戻る。
「これどうなの? 勝てるの?」
莉子が肩を揺らしながらしきりに訊ねてくる。随分とのめり込んでいる様子じゃないか。
「何とも言えない。これは賭けるしかないかな」
俺の残りの手持ちは4、10、クイーンの3枚。4を出せば京太郎&牡丹チームとマシュー&みはるんチームのあがりを取り敢えず凌ぐことはできるが、その後がジリ貧になってしまう。
京太郎たちはジャック以上が確定しているものの、マシューたちのカードはまだわからない。そう強いカードではないはずだが、こちらの手出しが10ではあがられてしまうかもしれない。
とは言え、俺に残された選択肢はこれしかない。マシューたちが10より強いカードを持っていないことを祈って、俺は場に10をそっと置いた。
「パスだよドチクショウっ!!」
「お前がパスなのはわかってんだよ」
そう、問題はマシューだ。
「やれやれ……」
マシューはカードを掴んでいた右手を離した。俺は賭けに勝利したのだ。
「よっしゃ!」
「はいはい、ありがとさん」
俺が喜んだのも束の間。琴さんが3を出して場を流す。そして最後の1枚。
「これでウチらが大富豪やな。あとは好きにやったらええ」
「やった! さすが琴さんです!」
琴さんが出したあがりのカードはジャックだった。これで、この場はカードの強さが通常に戻る。
「そこでジャック! 琴さんエグい!」
「おぉ、ラッキー!」
これはマズい。俺の手持ちにはクイーンがあるが、京太郎のカードがキング以上だったら……
「へっへっへ。どうやら最後にツキが回ってきたのは俺らだったみたいだな」
「くそ! まだわからないだろうが!」
「あ」
ヒートアップしている俺たちをよそに、ダンボが冷静にキングを置いた。
「これでどうよ」
その瞬間、京太郎が沈黙した。わかりやすいやつめ。
「ぷ、ご愁傷様。俺はパス」
聞くまでも無く、京太郎たちもパスだ。思い返してみれば、エースと2はすでにすべて場に出ている。それはつまり、
「やれやれ……」
マシューの敗北を意味していた。
「はい、それじゃこれで俺が富豪ね」
ダンボは流れた場を4枚目の3で再度流し、あがりのカードとなる4を静かに置いた。そして、そのカードもそのまま流れていった。
「勝負あり、だな」
俺が手持ちの4で場を流し、最後にクイーンを出してあがりを迎えた。
「平民か~。まぁこんなとこかな」
「ねぇねぇ、やっぱ琴ちゃんってすごいね。トランプも強いなんてさ」
「あの人何でもできるからな」
「すごいなぁ。かっこいいなぁ」
「まぁ、弱点が無いことも無いけど」
何だか普通に会話が出来ている。莉子の表情はいつもの仏頂面ではなく、柔和な笑顔になっていた。「人見知りだけど素直な良い子」と評価していた牡丹の言葉が何となくわかった気がした。
今の莉子は、年相応の女の子にしか見えない。普段からこうしていれば、きっと友達だってたくさんできただろうに。難儀なものだ。
そんな風にほっこりとした気持ちでゲームの余韻に浸っていたら、突然背筋が凍るような殺気に襲われた。体の奥から震えが来て止まらない。寒い。息苦しい。
気配の先に視線をやると、満面の笑顔でこちらを見つめる琴さんの姿があった。
「朔ぅ、ウチの弱点って何のこと?」
「あわわわあわわわっわ」
「何を言おうとしたんかなぁ」
「ななななな何でもありませんすいません!!」
俺が土下座を繰り出す横で、京太郎が絶命していた。そういえば、まだゲームの途中だったな。どうやら、京太郎の最後の1枚はクイーンよりも弱かったようだ。
「やれやれ……」
マシューは余裕たっぷりに10を出して、貧民でフィニッシュした。
「ねぇ、このイケメン余裕ぶっこいてた割に貧民とかダサいんですけど」
「やれやれ……」
「さっきからこれしか言わないし」
辛辣な言葉を浴びせるみはるん。自分の彼氏が大貧民だということを棚に上げて言いたい放題である。
「もー! 絶対勝てると思ったのにー!! 京太郎の馬鹿! グズ!!」
「いやいや、牡丹さんだっていけーって言ってたっしょ! 人のせいにしないでよ!」
「ちょっと! 京くんに向かって馬鹿とは何よ!」
「みはるん入るとややこしくなるから」
「あーあー、大貧民のうえに仲間割れとは見苦しいやっちゃなあ」
「貧すれば鈍するってやつですね」
「これゲームだし! アタシ貧乏じゃないし! ってか玲まで酷くない!?」
部屋に笑い声が響く。あぁ、何だ。もっと早くからこうしていれば良かった。
「よーし、次はアタシがやるから。絶対負けないからね!」
「大貧民が威勢の良いこっちゃなあ。念のため言うとくけど、脱税は禁止やで?」
「くっそー! 下剋上してやるから覚えとけ!」
cream eyesとマリッカ。世界征服を目指すバンドと世界平和を目指すバンド。
見ている先が違っても、競い合う間柄でも、こうして一緒に笑いあうことができる。
そのことを知って、俺は少しだけ大人になったような気がした。そんな晩秋の夜だった。
「次は勝つ!」
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